寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

女性が出張で家をあけるとき

2013年08月18日 | 仕事・研究
違うっていう人ももちろんいると思うんですけど、男性で出張前に家の中の算段を付けていかなくちゃ、という人はやっぱり少ないんじゃないかなあ、と思うんですね。1週間出張するとして、自分の荷物さえできれば行ってきまーす、と出かけちゃえるんじゃないでしょうか。

でも、家庭のある女性であれば、留守中の家のことをまったく心配せずに出かけられる人がたとえいたとしても、夫や家族とのスケジュールのすり合わせもしない、って人は皆無じゃないかと思います。それでも任せて出かけられる人はまだうんと恵まれた人たちでしょうね。

私の場合は、うちには大人が私一人ですから、アメリカ時代から出張のたびに両親に来てもらったり、こどもの方が移動したり、キャンプに入れたり、本当に苦労して出張してきました。今はかなりましになりましたが、それでも何の算段もなく出かけるという状態にはまだなっていません。

今回は約10日の海外出張ですが、こどもを連れて行くという選択をしました。アメリカ時代に子連れで学会に出たときは、日本から両親に来てもらい、一緒に現地へ移動してもらって発表をこなしました。アメリカでは、ご夫婦で参加されている研究者たちは、お互いの発表時に子どもを相手にまかせ、それ以外は一緒に過ごして、という姿も多かったです。12歳以下の子供を一人でおいておくことは違法なので、連れて歩かざるを得ないのです。

でも今回連れて行く次男は高校生なので、もはやその心配はいりません。まあ日本に一人でおいていく、ということだってできる年齢ではあるんですが、連れて行くとしたら最後の機会かと思ったので。この年齢になったら、国際学会を見ておくのも意義があるかと思いますし、幸い帰国子女で英語にはあまり困りませんし。

ところで、子どもを連れて行くと、子どもの行動予定もちょっと考えなきゃならないし(前にオーランドで学会があったときは、朝ディズニーに連れて行って子どもたちと両親をおろし、私は学会会場へ行って夕方また迎えに行ったりなどしていました)、自分ひとりで行くよりは行き当たりばったり度が下がります。そういう意味では自分の行動レベルが上がるわけで、よいとも言えますが、出発前の準備ははんぱないです。

あと、家の中を片づけていくのが習慣になっていて(帰ったとき散らかっているといや、というのもあるし、万が一の事故でもあれば惨憺たる家を誰かに公開するのはつらいという気もして)、毎日冷蔵庫の中身を減らしていき、掃除もして、さてやっと出発、となるのがわたしの出張なんですよね。たぶん、わたしと同じような出張スタイルの女性はまだまだ多いんじゃないでしょうか、、、。



コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする