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一週間分のあれこれ

2013年05月27日 | 大学でのひとこま
5月25日、兵庫県立大学の学生ボランティア団体「ブリッジ」の学生さん3人が宮城大学食産業学部を訪ねてくれました。これからうちの学生グループと一緒にいろんな復興支援活動をしていこうということで、はじめてのワークショップを行いました。兵庫県立大学の学生さんたちは行動力があって、自分たちでどんどん判断して決断して動いています。うちの学生にも大変刺激になったようです。





スカイプでつないで、兵庫のメンバーとも交流。
学生同士でどんどんやっていってほしいですね。この人たちがこれからの東北を支える年代なのです。

つづいて日曜日は春のオープンキャンパス。



入試相談にもたくさん来ていただきました。



わたしは個人的に聞きたかった数学の模擬講義へ。
エジプト分数の謎にせまる、仕事算のお話。おもしろくてびっくり。

仕事算っていうのは、こんなのですよ。

「ある町の水道使用量は一日あたり貯水池一杯分である。くみ上げポンプは3台あり、単独ならばそれぞれ2日、3日、6日で池を満タンにする能力がある。では3台同時に使うと何日で池を満タンにできるか」

古代エジプトのパピルスには、たくさんの分数計算式が残されているそうです。それも分子が1の単位分数の式だそうです。わたしなんか、それ見てもふーん、だから?という感じなんですが、先生の解説によれば、これはエジプトの各町の仕事量を現したものではないかと。そしてそれを足していって国家プロジェクトの完成までの時間を計算したのではないか、ということでした。ネットで調べてみると、エジプト分数のなぞにはいろいろな説があるようですが、今回聞いたような国家プロジェクトの仕事算、という話はとくに見当たりません。先生の独自の説かな、ロマンだな~と思いました。(ちなみに、上の問題がわからなくて気になる人は、あとで聞いてください。)

週末はこんな感じで終わりましたが、この間もわたしは原稿書きを一所懸命やってました。まだ全然終わりません。図を作ったりreferenceをまとめたりなども同時並行。けっこうきついです。今書いてるのより先に、科研費の最終年度の報告書の締め切りの方が先にきますが、今のをめどつけてから科研費と思っています。わたしの仕事算では、科研費は半日で書いて半日寝かせて、翌日また半日かければ完成だと思ってるんですが甘いかなあ。でも、普段わたしは仕事量とそれにかかる時間は常に意識しています。そして書き仕事に限らず、仕事をより効率的にあげるためには準備に時間をかけるべきということも意識しています。スケジュール管理と準備、これだけで成果が全然違いますね。

さて再度書き仕事にもどります。



コメント
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