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新しいことを見つけるって楽しい!

宮城塾

2012年12月22日 | 仕事・研究
前にも書いたと思いますが、うちの大学の復興担当理事・副学長の井上正康先生主催の宮城塾ってのをやってます。大阪市大でも阿倍野適塾というのをやっておられて、その宮城版ですね。

この塾は、自分の研究についてみんなが短く発表して、横やりディスカッションで果てしなく議論するというものです。いつもいったい何時に終わるんだ?という無茶苦茶なエンドレスセミナーで、マネジメントする私は大変苦労しています。しかし非常に楽しい会で、いつも新しいことが学べます。

参加者は宮城大学食産業学部の有志で、毎回セミナーの後に「懇親会」に出かけます。そこでも話がエンドレスに展開して、どんどん新しいアイデアが出されます。それがとても楽しいので、いろんな先生にお声かけしますが、忙しい、他の人の話を聞く暇はない、興味がない、という理由で断れれることも多いです。

わたしは学部セミナーのマネジメントもしていて、毎回欠かさず出席しています。たとえテーマが花だろうが水だろうがなんでも聞くことにしています。同じ学部の先生がやってる仕事について知りたいですし、専門外の知識が増えて自分の発想に好影響があります。でも、この学部セミナーにしてもやはり「忙しい」「自分には関係ないテーマなので」という感じでほとんど出席されない先生が多いのは大変残念です。

わたしは免疫をやってますが、免疫なんてそれだけやってたらビッグラボに勝てるわけありません。そういう王道は大きいところに任せて、私は他分野との境界領域で仕事していきたいと思ってます。それがおもしろいです。だから「関係ない」と決めるのは自分の首を絞めるようなものです。生命現象は絶対にどこかつながってるから、関係ないはずはないんです。

さて、昨日はその宮城塾がアエルのサテライトキャンパスで開催され、その後忘年会となりました。昨日も非常に楽しい会でした。学生も参加できますよ。もしこれを読んで興味を持ったら、声かけてくださいね。
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