アメリカに滞在中、私の元ボスは急いで投稿したい論文を二つかかえており、その他にも様々なデスクワークを時計をにらみつつ進めている状態でした(まあいつものことです)。その合間に実験が入りますが、彼女は他の研究室のボスと違ってまだ現役の実験者であり、指示を出すだけではなく、自分でも担当の作業をこなす人なのです。ですから、実験が入ると「こういう日はデスクワークはまったくできないわね」と言ってましたが、しかしそうはいっても、実験が終わって帰宅するときにはそういった仕事を必ず持ち帰ってやっていました。
ところで私は前期に講義が集中しており、4月から7月までは考えるのも思い出すのもいやになるくらい多忙を極めます。私にとって研究はとても大事なことなのですが、大学では教育が最優先課題ですからどうしても実験をする時間がなくなります。そうしてデスクワークに忙殺されていると、いつのまにか実験するときの勘みたいなのが失われていくのです。
さて、今回のアメリカ滞在で私は日々実験だけしていました。限られた期間なので、他のことは一切考えず、たいそう集中できました。さて日本に帰ってきたら、講義がない期間なので前期に比べれ相当時間に余裕はあるのですが、それでもやはり期日のきまったデスクワークに頭がとられ、常にいろんなことが同時並行で進んでいき、集中し切れません。なんとなく心に常に不安があります。しかしこれをうまく進めていくには、やっぱりバランスしかありません。どれかに偏らず、配分考えて進めるしかありません。でなければ、だんだん実験できない研究者になってしまい、現役引退ということにもなりかねませんからね。
ところで私は前期に講義が集中しており、4月から7月までは考えるのも思い出すのもいやになるくらい多忙を極めます。私にとって研究はとても大事なことなのですが、大学では教育が最優先課題ですからどうしても実験をする時間がなくなります。そうしてデスクワークに忙殺されていると、いつのまにか実験するときの勘みたいなのが失われていくのです。
さて、今回のアメリカ滞在で私は日々実験だけしていました。限られた期間なので、他のことは一切考えず、たいそう集中できました。さて日本に帰ってきたら、講義がない期間なので前期に比べれ相当時間に余裕はあるのですが、それでもやはり期日のきまったデスクワークに頭がとられ、常にいろんなことが同時並行で進んでいき、集中し切れません。なんとなく心に常に不安があります。しかしこれをうまく進めていくには、やっぱりバランスしかありません。どれかに偏らず、配分考えて進めるしかありません。でなければ、だんだん実験できない研究者になってしまい、現役引退ということにもなりかねませんからね。