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究極の選択とホロコースト

2009年01月30日 | その他もろもろ
先日ここで紹介したフリーダム・ライターズの中で、主人公の先生がホロコーストの話をするシーンが冒頭にあります。この映画の中で、ホロコースト、アンネの日記というのは非常に大きなウェイトを占めているポイントなのですが(詳細は映画を見てくださいね)、最初高校生達はアウシュビッツのことを全く知らなかったのでした。

数日前に子どもがアニメ「ハンターハンター」を見ていました。その中で「大切な人をどちらか選ばなくてはならない、究極の選択を迫られる厳しくてつらい時が予告もなく来るときがある、その時のために心の準備が必要、、、」というような話があったんです。

用事をしながらそれを小耳にはさんだ私は、「ソフィーの選択」というメリルストリープの映画を思い出しました。アウシュビッツで母親が子どものどちらかを選べと言われる。最後まで、選べないと叫ぶ母親の目の前で子どもが二人とも連れ去られそうになるのですが、最後の瞬間男の子を選んでしまうのです。非常に深く深く心に刻まれた映画でした。

その話を子どもにしたら、「ホロコーストってなに?」(子どもは小学校6年生)
それで、簡単に説明はしたんですが、機会があったらまたじっくり話そうと思いました。で、その話を大学で4年生としていたら、なんとこの人たちも「ホロコーストって何ですか」、、、。

アンネの日記も、名前は知っているけど、という程度でした。
うーん、そういう時代なのだろうと思いますが、知らないで済まされないこともあります。卒論も終わったし(さっきようやく)、ぜひ就職する前に、そういうことも知っておいて欲しいですね。ソフィーの選択も、ぜひ見て欲しいです。
コメント
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