犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

【日々是好日なり】なぜ、地球全体が一つにまとまれないか

2024年05月17日 | 日々是好日なり
それは簡単な話。
「他人の幸せ」と「自分の幸せ」が一致しないからである。

【国と国】
 国対国では、国民の最大の関心事である国益である領土領海をめぐって争う。
 仮に、ほんのわずかの土地だからと譲ってしまうと、いずれはすべてを失うことになる。
 わずかな不幸せだからと諦めると、相手は少しの幸せに満足せず、もっと幸せになるにはと考え、さらに幸せを獲得しようとするからだ。
 ついには、相手のものをすべて奪えば、自分は最も幸せとなる。
 換言すると、「他人の不幸せ」が「自分の幸せ」になる。

逆に、仲良く一つにまとまるということはどういうことか。
「他人の幸せ」と「自分の幸せ」が一致する場合である。
【家族】
 言うまでもなく、一人一人の幸せが家族全体の幸せ。
【地域社会】
 地縁、血縁でつながり、同じ言葉で意思を通じ、考え方・習慣を共にする共同体を形成する社会では、「他人の幸せ」は「自分の幸せ」だと容易につながる。
【国】
 人々の生命と安全を守るための基本的な政治経済ルール、物心両面を満たす社会生活基盤を形作ることができて、構成員は「他人の幸せ」と「自分の幸せ」が一致する集団である。
 ただし、「自分の幸せ」のうちに、「他人の幸せ」のために自分を犠牲にしてもよいと考えることを含む。


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