【日々是好日なり】都知事選挙の感想

　与党の自民党は候補者を出せないという体たらく、野党の立憲が都知事を誕生させるのではないかという予測もあったが、全く予想外の展開。
　政治不信が大きくなり、結果的に与党も野党も敗北。
　安定感の現職の大勝となった。

　感想は、
●小池候補：学歴詐称の批判も何のその面の皮が厚い、「緑のたぬき」にふさわしい。狸だけに人のこころを巧みにつかむ、欺いているわけではないだろうが(^^;)。東京都には優秀な役人がそろっているので、行政手腕がなくてもつとまる。学校の校長とおなじで、イベントで挨拶するだけが役目、演説、言説が巧みであればいい。
●蓮舫候補：噛みついてばかり。徐々に人間性が知れ渡り、人気が低下。身内からも敬遠されるようになって、ますます、噛みつき度がひどくなっている。
●石丸候補：弁舌は明快。舌鋒鋭く、一つ一つ説得力があるが、橋下徹と同様に相手を徹底してやつけてしまうので敵が多くなる。行政が円滑に進まなくなる恐れがある。換言すると、、人情味に欠ける、若気の至りか。経験を積んで少し丸くなってほしい。
●田母神候補：保守の当方にとって、主張にもっとも納得できたが、印象が地味過ぎて人気がない。自衛隊（国軍）出身だから、地方自治よりも国政に取り組んでほしい。