スペインの休暇7日目・・・マドリード サン・ミゲル市場

2013年07月13日 | 
 観光の後、免税店でショッピング。スペインが上質の観光国であると思うのは、「1000円」と言う物売りがいないこと。お土産屋さんで、ぴったりと人が付かない事。これだけでゆったりとした気分で買物ができる。

 断捨離の世界に入っている私は、いわゆる記念の品を求めることはやめている。今必要な物だけを。だからいいお客様ではないのよね。

 いったんホテルに戻り、軽身になってマドリード観光最大の目的地「サン・ミゲル市場」へ。地下鉄で行かれる皆さんとは別にタクシーで。

 夫にマイナス5kgを始めて告白したから・・・・・。

 このサン・ミゲル市場、もとは青果市場だったのを2009年に新装開店してグルメスポットに生まれ変わったところ。まだ新しいけれど、映像でも見たことあるし、とっても楽しみにしていたのでした。

 まずは一回りして何があるのか確認するつもりだったけど、ムール貝の白ワイン蒸しを食べている人を見たら、吸い寄せられてしまったのね。

 黒ビールをもらって、指さしでケースに入っているムール貝をオーダー。待つこと暫し、隣の人の食べてるものもチェックしつつ。
この国の昼食は2時過ぎとはいえ、3時近くになれば私の体内時計でだって限界。特に3日間ろくろく食べていないし(笑)

 とても2人では食べきれない量のムール貝。これはやっぱり白ワインよとなる。イカ好きの夫はまたまたイカだし。

 醤油味に飢えている私は、寿司バーを探しあてる。たった2個の寿司で食欲が出る。

 生いわしを見つけて焼いてもらう、夫はイカを。
 もちろん立ったまま、相席になったスペインの方が英語で貝の説明をしてくれる。マテ貝だと思ったら違うらしい。スペイン独特の貝だって・・・・私の聞き取り力はこの程度で(笑)

 イペリコ豚の生ハムに挑戦したい夫「100gでいいかなあー」「うわーやめて50gにしておいて」肉類に食指がわかない私の悲鳴。ただし単価の高い物がおいしいそうよ。
 何時間でも楽しみたいのに、お腹に限界があるのが悲しいわね。

 外に出てテラスに座ってビールで一休み。

 市場に並んでいる果物とトマトが気になったけれど、明日早朝の帰国では食べる時間がないので諦める。

 チップに必要な分をとりのぞいて、小銭を市場の入口にいた物乞いに。各地で時たまみかけたが、この国の経済の姿を垣間見るような気がした。

 結局タクシーでホテルに。

 体重計に乗った夫が「俺も5㎏少ないよ」。ハイ体重計が狂っていました(笑)
多分、みなさんトランクの重さを量るんでしょうね、多少なりとも乱暴に。

 でも少しスリムになりました。元気に食べたり飲んだり、歩き廻る事もしなかったから、夫はつまらなかったでしょうね。
依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

                          


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの休暇7日目・・・マドリード

2013年07月12日 | 
 夕食は肉か魚のセレクト・・・・2日前に聞かれていた。1皿ずつにして半分こにする?とつれあいきいたら、お魚がいいという。

 蛸のサラダの後に出てきたお皿を目にして・・・・正解だったわ!!

 ホテルに帰って体重計に乗ったら、4kgも減っていた。パンツのゆるゆる加減からみて、2㎏減位かと思っていたけれど、実際ギヨッとした。

 翌朝になったら5kg減・・・・・3日間ろくろく食べてはいなかったけれど、ここまで減ると無事に帰れるかと不安に。

 でも多少戻った食欲につれて、気力も回復。
 
 プラド美術館へ。
 今年のマドリードは寒いまま春がない陽気だったという。農作物にも影響が出てますとの話だった。

 今年は日本の気候も異常だと思ったけれど、こちらもそうだったのね。たしか大雨の映像見たもの。

 プラド美術館はヨーロッパ屈指の美術館、3万点もの絵画・彫刻を所蔵する。
お目当てはエル・グレコなんだけど、ほかにも有名な作品がいっぱい。1時間ちょっとの駆け足となれば、お薦めの作品のみ。

 午後はフリータイムだから、出直しすればいいんだけど、あらためて行きますという方はなかったみたい。美術館以外にもあるんだなー、みんな予定が。

 教科書で見たことのある作品もいくつか、ルーベンスの「三美神」・ベラスケスの「ラス・メニーナス」・ゴヤの「着衣のマハ」「裸のマハ」。

 ミュージュアムショツプで画集を買おうとしたら、その重さだけで怖気ついたのでした。トランクの重量オーバーになりそう。

 今見た感動だけを胸に!!とか思ったけれど、半月もしないうちに忘れてしまいそう。

 続いて「ソフィア王妃芸術センター」へ・・・ここへはピカソの「ゲルニカ」を見るために。この作品依頼されてからほんとに短期間に仕上げたものだとか。

 1937年、ナチスドイツがゲルニカ市民に対して無差別攻撃をし、人口6000人のうち、死者598名、負傷者1600余人の大惨事となった。

 それを知ったビカソが戦争に対する怒りと反戦の意をこめて描いた作品。

 戦争に対する怒りがひしひしと伝わってくる。たしかピカソは晩年をアメリカで過ごしたはず。その遺言でアメリカからスペインに戻った。その遺言とは「スペインが独裁政権から民主化されたら、スペインに戻して欲しい」。

 近くの展示室では、戦争の記録映画を上映していた・・・・忘れない・忘れさせない
戦争は過去のことではない・・・・そんな思いが伝わってきたのでした。

 エレベーターから、美術館の庭でお腹を出して日光浴している女性が見えた・・・・今年は寒かったからうれしいのでしょうとガイド氏が言葉を添えた。

依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

                          


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軽井沢・工務店をお断りして。

2013年07月12日 | 住まいづくり
 この頃の暑さは異常、3つの高気圧うんぬんとかで、台風くずれの雨でも待つしか雨も期待できないのような晴天が続いています。

 会う人ごとの挨拶は「暑いですねえ」に・・・・内心戸惑う私。まあ一応は「そうですねえ」と。

 それって何でしょう。

 会社の事務所今までだとクーラーを付けるのは、年に何回かだったのですが、若手の男性社員が増えて、冷房は嫌いなんて言うのもはばかれるようになってきたのです。

 そんな訳でここ幾日かクーラー付けています。
 
 27度設定なんだけど、これがさわやかなの~。45坪を1台で賄っています。それも8帖用か10帖用かな。

 冷房嫌という人は、あの不愉快な風を嫌がるだろうと思う。大きな会場や会議室など、私も常に噴出し口の下は避けてきていました。

 家の器がいいとそうならない。もっともこの事務所15年も経っているから、お客様の家はその15年間の間にもっと進化しているから、もっと快適なんだろうな。

 私が汗をかくのは、朝ブルーベリーを収穫する時だけ・・・・いい汗かいています。
その後着替えて・・・・若いおにいちゃんのようにいかない私は上着を着て・・・・さわやかな1日を過ごしている果報者です。

 ここ2日程「社長さんいらっしゃいますか?」の電話が続く。あいにく留守の社長に代わってご用件を承った。

 ネット検索に「軽井沢工務店」が使えるようになったということだ。つまりどなたかが「軽井沢工務店」と検索した場合、当社がトップに出てくることを言うのだろうと察した。

 いやーその件なら社長に聞かなくても、丁重にご辞退できるわ。

 ありがとうございます、ただたくさんのお問合せが増えた場合、私たちのお客様に対する対応が薄くなってしまうかも知れないので、致しません、とご辞退いたしました。

 ネットから軽井沢の工務店と検索してきても、お客様もご心配のことがいっぱいおありのはずである。

 だから幾つか工務店とお話して見積を取られるお気持ちもよくわかります。しかしグレードの違う物を見積合わせをしてもいい結果が得られるのかなと思うことがあります。車のグレードだと皆さんすぐわかるのですが、家もグレードがあるんですよ。
 
 お客様が工法をご理解いただいての上でないと、相見積はただ金額にあわせた内容になってしまうという危険が避けられないのです。

 まず相性のあう工務店を探されて、できるだけ多くの打ち合わせをし、予算の中で最良の方法を提案してもらうべきだと思うのです。ただ価格を優先するばかりに「住みごこち」をおろそかにしてはいけません。

 私たちはお客様に、誠心誠意「住みごこち」の家を提案させていただきます。

 だから能力以上のお問合せは、私たちのお客様に対しての時間も熱意を薄くしてしまうかもしれません。

 多くの方に当社のホームページをご覧いただいたり、「いい家が欲しい」「さらに『いい家』を求めて」「だから『いい家』を建てる」を読まれたりして、こんな住みごこちのいい家があるんだと知ってほしいと思います。

 夏クーラーが効くということは、裏返せば冬暖かいということなのです。まるで常春のようにです。これは家という器がいいことによるのです。

 本日上棟や測量にと事務所が手薄になりました。ハイもちろんクーラー切っています。それでもどんな会社の事務所よりも快適だと自慢できます!!

 建てさせていただく住宅も別荘も快適ですよ・・・・自慢です。

 皆様ご自愛くださいませ。

                               依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

                          


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>
<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの休暇6日目・・・・トレド

2013年07月11日 | 
 まずはカテドラルへ。1226年に建設が始まって1493年に完成したスペイン・ゴシック様式の大聖堂。なんで250年もと思うけれど、ここも信者の寄付金で建てられているから。資金がなくなれば工事がストップしていたということか。

 内部の大礼拝堂の入口は鉄柵で仕切られている。鉄則といったって芸術品。とっても華麗なんだけど、なぜ柵なのと思ったりもする。奥の祭壇の屏は、木彫に彩色して金をほどこしたもの。イエス・キリストの生涯の各場面「受胎告知」「イエスの誕生」「東方の三王礼拝」・・・・等々。だから柵なのね。

 下から見上げた場合を考えて上部の方が大きく彫られているのだという。

 大礼拝堂の向かい側にある聖歌隊席。聖歌隊というと、少年が聖歌を歌うというイメージがあるが、実物の重厚さを見ると絶対違うわと確信する。

 この席は高位聖職者の席。

 この聖歌隊席1541年から6年かけて完成。素材はくるみの木。製作者は見積りを間違え、責任感から自己財産を投じて仕事をしたので、完成後は破産状態になったとか。

 下の段の椅子席はグラナダ王国のカトリックの再征服を記念して製作され、54席の一つひとつが各町の再征服場面を表している。いずれも入城するキリスト教徒がモチーフだという。また彫られている空想上のような動物がおもしろい。

 左右に2台のパイプオルガンがあって、パイプの一部が水平に出ているのが印象的。スペインのパイプオルガンの特徴でもあるらしい。今でも使われている。

 入口近くに「白い聖母」と呼ばれる聖母子像がある。笑顔というのが、この頃はめずらしいのだと。14世紀のフランス・ゴジック様式と言われているが、ルネッサンスを感じさせるという。

 もっと明るいところで見てみたい・・・・・と、内部はたいがい暗いから。

 大祭壇の裏側は見所。外からの自然光を取り入れてある。どういう仕組かわからないけど、華麗という言葉で表現するべきかな・・・・。

 見所がいっぱいなのだが、短時間のこととて、吸収しきれないのが残念。

 宝物庫には200kの金銀宝石でできた聖体顕示台があった。コロンブスがアメリカから持ち帰った金も使われているという。

 コロンブスのスポンサーであったイザベル女王の王冠も・・・・重そう。

 エル・グレコの作品初め数多くの絵が展示されている。

 このあと街中を歩いてサント・トメ教会へ。エル・グレコの最高傑作の「オルガス伯の埋葬」を見るために。入口は大勢の人で順番待ち。待ち時間に絵の説明をレクチャーされたので、本物を見る時にしっかり見れてラッキー。

 1枚の絵の中にたくさんの物語が描かれていて、本当はびっくり仰天物。カトリックの信徒ではない私にとって、本当にこれが理解できたかと言えば、ノーかもしれない。
奥深い絵である。

 バスの中から幾つかの門を見て、マドリードへ向かう。
依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

                          


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>
 <br>
 
</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの休暇6日目・・・・ラ・マンチャ

2013年07月10日 | 
ハエンのパラドールの朝日は素晴らしかったと、デジカメの画面を見せてもらいました。

 本日6日目はトレドを経てからマドリットへ。
トレドまで223kmこの当たりはラ・マンチャ地方です。ドン・キホーテで有名。

 三銃士、本好きなんだけど、大きくなってから読んだ記憶がないんだな。ただ5つ違いの兄が描いた三銃士の絵が飾ってあったので、馬に乗ったドン・キホーテを意識したのは5つか6つの時かも。

 かっての旅籠のレストランで昼食、白い壁と地中海ブルーの腰壁が美しい、明るい街。レストランの近くで屋根も落ちた家がありました。ここもいずれ修復されることでしょう。

 レストラン・・・ドアも腰壁も木製・・・周囲には木がほとんど見られないのに。
 ギンガムチェツクのテーブルクロスとナプキンがかわいらしい。

 ガスパチョのスープ・・・本当においしかった。3日間食欲がなくほとんど食べることができなかったけれど、これで復活。

 メインはチキンのももの香草焼きでした。お皿からはみ出すようなボリュウムにびつくり、でも少しは食べれました。花型に焼いたパイにのせたアイスクリームのデザートも半分食べれたし・・・・よかった。


 この後トレドに向かって、途中コンスエグラに。12世紀のお城と風車の街。シェスタの時間のせいか、人の姿も車もほとんどみかけません。
 
 ここはサフランの産地で花は10月。

 私たち以外誰もいない16世紀の風車を見ました。かっては麦を挽くためのものだったのですが、今は当然使われていません。でも風の向きにあわせて羽根をかえられるようにできているのだそうです。そう言われるとなんかの映像で見たような・・・・。

 夏は暑く、冬は寒い土地らしい、今は辺りの雑草は枯れている状態、赤い大地と真っ青な空に石作りの円柱の白い壁に黒い屋根、大きな木の黒い羽根が良く映えている。

 ラ・マンチャの男・・・・風車を巨人と思ったというストーリーについていけない私(笑)

 ここの風車とってもいいシャッターポイントなんだけど、乗ってきたバスがじゃまなのねえ(笑)

 トレドまで約1時間。到着前、高台から三方を川に囲まれた落ち着いた色合いの旧市街を見る。今まで見てきた街の中でもここの色調は特に渋く思われた。この川はタホ川と呼ばれ、ホルトガルに流れていく。

 1561年に首都がマドリットに移るまで、政治・経済の拠点だったから。そうそうエル・グレコで有名なんだわ。

 やっぱし1492年のカトリックによってイスラム教徒がいなくなったというのが、キーポイントなのね。ちなみに奈良と姉妹都市とのこと。

 駐車場からエスカレータ6本で街に入る。この登り方を導入した人を偉いと思う(笑)・・・・だから有名な門をすべてパスしちゃったけど。
                       依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

                          


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>
 <br>
 
</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブルーベリーの季節の頃

2013年07月09日 | 日々のこと
立葵の花が天辺まで咲くと、梅雨が明けるんですってと、ラジオで聞きかじりました。本当に聞きかじっただけなので、自信はなかったのですが、赤・ピンク・白の立葵の花がそれ以来とても気になっていました。

 私の立葵予測だともう少し先かと思っていたのに、突然梅雨明け宣言がありましたが、その後2日程は梅雨空でした。立葵はほぼ天辺まで咲いてきています。

 しかし昨日8日は朝から夏でした。
出社して一番の仕事はブルーベリーの収穫・・・・社長とみゆきさんが始めていました。
 朝からいい汗かきました。


お届物があって久しぶりに内山峠を走りました。この街道春は花桃が、秋はコスモスで有名です。

 バイバスを走り始めましたら、道路沿いの斜面に赤い色が見えます。萩の花です!!
どう考えても1ケ月は早い。

 近くに萩で有名なお寺があるので、ここに萩が植えられたのでしょうね。満開になると素晴らしいことでしょう。

 松の林に枯れ木が目立ちます、少し重症です。見ると気持ちがザワザワします。
自然の力はあまりに大きいから、人の限界を感じるのはこんな時かも。

 梅雨があけたとたん、待ち焦がれていたようにセミが鳴き出しました。
今年の夏は暑くて長そうですね。

 長野牧場を通りましたら、植林されて5~6年の唐松がぐ~んと縦にも横にも大きくなっていました。牧場が開設された時からの唐松は130年も経っていましたから、道路の拡張の際伐採され、その後牧場の職員さんが、種から発芽させた苗を植えていました。

 春になると何本かは枯れていたり、そしてまた植えたなとか、通りすがりにチェックしていました。

 もう大丈夫・・・今日そんな思いで、我が子のように目だけで慈しんできた唐松を眺めたのでした。

 植林されて10年生くらいの唐松の林には、「りこぼう」とよばれるきのこがたくさん生えたものだと、またまた昔を思い出したのでした。
                             依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

                          


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>
 <br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの休暇5日目・・・・パラドール

2013年07月08日 | 
 パラドール・・・・古いお城や修道院の横に建物を似せて作った物。本日泊まるパラドールは修道院のようだ。1965年に建てたときいていたが、玄関には1928年と書いてあった。

 1928年というのはパラドールという仕組みができた年なのかしら。

 ウエルカムドリンクはオレンジジュースとスイカとキュウイの串刺し。夕食前なんだけどなあーと尻込みしたけれど、8時半の夕食まで2時間もあるもの。

 このパラドール、高い丘の上にあり、登ってくるバスがどんなにかイヤイヤをしたことか。

 部屋は木をふんだんに使ってある。テラスに出る木製の扉の開け閉めはちょっと大変。テラスから北側に小高い山が見える。ほとんど木はなくむきだしの岩肌が続いている。エイラの世界にいる私は、そこに洞窟があるだろうかと目を凝らす。

 パラドールだから・・・・古いものを大切にしているということなんだろうな。でなきゃあ日本じゃあクレームかも(笑)

 時間をつぶすために展望台まで歩く。10分ばかりの道を登っていったら下るではないか・・・・ようやく体力を回復してきたのに・・・もう登るのイヤ(笑)

 途中で腰掛けてハエンの街を見下ろす。大きな街・・・・こんなに大勢の人がなにをして生計をたてているのだろう。工場らしいものが見えないだけに、不思議な思いがする。

 この旅一番の豪華の夜。

 北側の崖山が夕日にそまるのではという期待をしながらの夕食だったが、ただ紫色に染まって暮れていった。

 そんなロケーション、ガイドブックにありましたか?って。「ありません、私の期待だけです」とは同行者のロマンチストの奥様の弁でした。

 それでも朝日はステキらしいですよ、となり元気な皆様は翌朝早起きなされたよう。

 私は前菜のみで、サラダも子牛の煮込みも食べられず、1杯のグラスビールで生きていたのでした。

 バスの出発頃、つばめがいっぱい舞っていました。日本のつばめよりも体格がいいわ、この国の人と同じで。

                         依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

                          


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>
 
</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの休暇5日目・・・・グラナダ

2013年07月07日 | 
 朝食後グラナダへ向かう、3時間半のバスの旅。本日は移動日朝もゆっくり。
バスの最後尾の席に横になって、青空を眺めていくことにする。

 昼食は小皿料理の「タパス」・・・・記憶なし。

 アルハンブラ宮殿

 植物に詳しいガイド氏は、さまざまな花の名前を教えてくれるのでした。
かってはレバノン杉がたくさんあったのだけど、スペインが植民地をたくさん持っていた時代に舟を造るために伐ってしまったのだと>

 糸杉の花粉アレルギーでこの国の人たちも苦しんでいるんだとか。

 最初にカルロス5世宮殿に。アルハンブラ宮殿では新しい宮殿。32本の柱で円形。1階はルネツサンス様式で、2階は何とか様式でできている。3階はコリント様式の予定だったが、つくられることはなかった。

 植民地をたくさん持っていたので、戦争にお金がかかりすぎたためらしい。
 柱は大理石と石が混じった物だった。

 数日後にオペラが上演されるべく、円形の中庭にはイスが並べられていた。

 どちらにしても、丘の上にある宮殿までは歩く・・・歩く。王様はどうしたのかしら・・・・馬かしら。
 今年は春がなかったから、とガイド氏。いつもなら5月初めに咲くバラがまだ咲いていますと。

 数々のお花やハープが咲く庭、水・・・これを楽園と言わずになんと表現できようか。

 グラダナの街を見下ろす。色の統一性がどこの都市でもある。その色合いが微妙に違うのだけれど、落ち着いた雰囲気であることは間違いがない。

 観光客を呼べるということ・・・・我が国は石の文化でなかったから・・・・文明開化の折からずっと、壊してきた。残すほどのものがなかったといえばそれまでかもしれないが。

 こうして古い街並みを残しているのを見ると、どこの街にいっても同じになってしまったような我が国との根本的な違いを感じる。

 それにしても、屋根も壁も崩れ落ちる寸前の建物を見ることも幾度か。観光で食べれるとなれば修復するのだろう。


 高速道路を走って観光都市を見ていただけだから、ほんの一部だけでこんな感想って無理があるかもしれないけど。

 富士山と京都・奈良だけで、外国からの観光客を誘致するの大変だよ。

 そして宮殿内部へ。この宮殿、政をした部分と居住空間とを持つ。

  外はシンプルだけど、中は豪華。コーランの教えかな。

 寄木細工の天井は糸杉でできているという・・・・虫にくわれにくいからと。昔は彩色されていて今もほんの少しいろが残っている。 床のタイルにもかすかに色が残っている。

 腰壁にはられたタイルのデザインは素敵。現在だって最先端をいきそう。
 窓はかっては色ガラスが使われていて、逆光で王様の顔は見えないようになっていたんですって。

 白大理石のファサードをくぐって宮殿の中心部へと進む。思いがけなく中庭の池にであう。
 その水辺に建物と青い空が写る・・・・かってこれをみて同じように感動した人々を思った。

 ライオンの中庭・・・・噴水が12頭ライオンでできている・・・・もっとうまく表現できればいいけど。

 14世紀の水道橋が今も使われていて、この噴水の水もそこを通ってくるのでしょうか。

 
 居住空間になるといっそう壁・天井の装飾が豪華そして繊細になる。まるで白いレースのように。どんなに見ていても見飽きることのない華麗さ・・・・これだけの物をつくれるということは、なんて深読みしちゃうんだなあ。

 この時代に柱の上下に鉛を使って免震していたんですって・・・・さすが!!

 1時間20分ほどでハエンのパラドールへ。宿泊
                        依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

                          


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>
<br>
<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの休暇4日目・・・セビージャ

2013年07月06日 | 
 コルドバからセビージャに戻る。
雨が降る。疲れがどっと出て、「ヒラルダの塔」私だけバスに残る。

 カテドラルは1226年に着工して1493年に完成したスペイン・ゴジック様式の大聖堂。しかし長い間に増改築されているから、オリジナルは少ないというけれど、良くはなっていても悪くなっているわけではないだろう。

  1492年コロンブスがアメリカ大陸発見。同じ年、イスラムからカトリックに変わった。今のスペインの今がこの2つの出来事によるところが多い印象をうける・・・・そりゃあそうでしょうね、観光となればなおさら。

 このカテドラル、バチカンのサン・ピエトロ寺院、ロンドンのセントポール寺院に次ぐ規模だとか。

 中に入り、先ず混まない内に、宝物を展示してあるコーナーを目指す。いやその前にコロンブスのお墓を見て・・・・薄暗い・・・棺を4人の王が担いでいる。
 コロンブスがどれほどこの国に貢献したかが分かるという物だ。

 カテドラルの天井から下がっている帽子・・・・当初何がぶらさがっているのかと思ったら、その下にはお墓があった。踏むのはかまわないのだとか。

 この日体調不良立っているのが辛い、カテドラルの中で自由時間、ベンチに座ってガイドブックを読み始めた私、集合場所が右なのか左なのか全然気にとめていなかった。

 ハッと気がついた・・・迷子だわ・・・・。

 この日何を見たのかほとんど記憶にない。ひたすら座るところを探してた。

 一旦ホテルに帰り、フラメンコショーを見ながらの食事。
ショーはもう始まっていた、薄暗い中でねぎのクリームスープとタラの煮込みをいただいたが、塩辛くて食べれなかった。

 デザートは梨のコンポートにチョコレートソースをかけたものがでてきた。ちょっと考えられないけれど、売りはフラメンコだから・・・・。

 ギターも歌も踊りも素晴らしかったのだろうが・・・・横になりたいが優先で(泣)
 
                          依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

                          


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>
<br>
 <br>
 
</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの休暇4日目・・・メスキータ

2013年07月05日 | 
 ロンダからセビージャに向かう。褐色の大地の中に現れる緑の畑、それはひまわり畑であった。どうしてひまわりだけ緑なの???

 スプリンクラーでした。3ケ月は雨がほとんど降らない地だもの。それにしても農業が集約化されている。見えるのは麦畑・オリーブ・そしてひまわり。日本の農業だと段々畑にしなければならないけれど、雨が少なければその高低さそのままに畑になっている。

 本当に、ときたまにしか見えない住宅の廻りに、風除けに植えたと思われるヤシ系の木や夾竹桃が見えるだけ・・・・オリーブ畑は当然あるけれど・・・ほとんど木というものが見えない。

 例年ならこの時期満開のひまわりが今年は2週間も遅れているらしい。運転手さんも脇道に入って探してくれたけれど、1面の黄色い世界はかなわなかったが、まあ満足できる程度の畑にはめぐりあえた。

 ただひまわりは全部おひさまの方をむいているから、時間帯によっては撮りにくいんだわ。

 茶色い麦畑の中に見える赤い花はけしの花。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 4日目朝食に普段は絶対に手を出さない甘系を。
食パンにトマトペーストを塗っても、それも食欲には結びつかない。

 ゴルドバへは2時間弱。
イスラム文化が色濃く残る街。多くの宗教と文明がこの地に居座り、そして去っていった街。

 白い建物のユダヤ人街が有名だが、ガイド氏がそこを歩きながら、ユダヤ人を追放することにより、経済が衰退したと言う・・・・納得できるわ・・・・。

 メスキータの建設は785年に始まり、コルドバの発展にあわせて、3回の拡張を経て25.000人収容のモスクとなった。

 遠くからもミナレットと呼ばれる尖塔が目に付く、鐘が幾つも見える。塔の3段目には1面に3つずつ全部で12個、そして4段目には2つの鐘。この尖塔は47.5m・・しかし何回もの増築をへてこの高さになったようだ。

 メスキーナの内部に入る。1度みたら絶対忘れられないのは、大理石と赤レンガを交互にくませたアーチがずっと連続する様だ。

 建設された時代が古いだけに、柱が多い。かっては1000本もあったらしいが今は850本ぐらいだとか。

 目がなれないままにアーチと柱に目がいくたけで、細部の記憶がない。
イスラムは偶像崇拝がないから、彫刻も草木をデザインしたものや、独特の幾何学模様が美しい。

 かっては今より明るかっただろうが、コルドバを再征服したカトリック教徒がたくさんあった入口を5つ残してふさいでしまったので暗い。

 ライトアップされた夜見てみたら・・・・いいかも。

 カトリック教の寺院として生まれ変わったのは1239年。
白と赤のアーチの連続の横に、突然のように主祭壇が目に入る。この祭壇ができたのは1523年。どちらにしても長い年月を経て、改造の手が入って今の姿になつているのだろう。

 ゴシック様式だ、何とか様式だと聞いても、なんせ元の素養がないのは悲しい。違いはわからない(笑)

 立派なマホガニーでできた聖歌隊席とその頭上左右のパイプオルガンに圧倒される思いがした。本当は正面みて感動すべきなんだけど、これも素養がないんだわ。

 オレンジの中庭に出る。やっぱり食べられないオレンジ。噴水のかたちが素敵。
                             依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家

                          


【 中島木材のホームページは こちら


ブログランキングに参加しています。ポチっとお願いします。
ポチットお願い!にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村 住まいブログ
ブログランキング・にほんブログ<br>
<br>
<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする