我が年代の老後をかいまみるような・・・・。

2011年10月05日 | 日々のこと
社長が隣で、土地のご相談の電話を受けています。その話を聞いているだけで、ご相談の内容が想像できます。

 土地を売って親の介護施設の費用にしたいというご希望のようです。

 田舎の土地も下落しました。農地が商品になった20数年前とは違い、本来の農地としての価値に戻ったというのが現実かもしれません。

 そしてさらに、農業の担い手がいなくなって、草だけの荒廃地があちこちに見えます。それでも近隣のご迷惑を考えると草取りだけは必要です。農地を持ち続けることが負担なのです。

 話は続いています。造成費の方が販売価格よりかかってしまいそうなのです。

 造成しないでも買ってくれる方というと、農家住宅でもない限り150坪という制限がありますから・・・・・。

 農地としての売買なら価格はど~んと下がってしまいますし・・・・。

 先日の樋口惠子先生のお話を思い出します。出生率が3だとか4の時代は親の介護を担わなくても済む人がいるかもしれないが・・・・これはまさしく私たちの時代である。

 出生率が1の時代は夫婦で両方の親を見る時代であると。

 あなたはどの時代ですか?・・・・悩ましいところです。

 長男だから見るのは当然と言われても・・・・都会暮らしになって何十年・・・田舎の介護施設でもかかるお金は、月十数万円らしい。

 国民年金だけでは賄えない数字である。

 我が年代の現実をかいまみるような電話がまだ続いています。

田舎に広い土地をお求めの方いらっしゃいませんか。お手伝いいたしますよ!!

                     依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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