2019年元旦から信濃毎日新聞の「斜面」を写し始めました。
ここ何年も文章を手書きすることが減りました。
実家の母が晩年、読めるけど書けなくなってきてというのを、そんなことありかなあー、なんて思っていたけれど
間違いなく私にもやってきたみたい。 そう形は何とかなるけれど、なんか怪しいという字がでてくるようになってきてと思っていたのでした。
なんたって書かないというのが一番の原因。
そんな訳で、新聞の販売店に行って10冊のノートを購入してきました。
あれから1年。
最初の2ケ月程は、完全に書けない字を欄外で練習していました。
「斜面」に書かれている漢字はそう難しい字はそんなに多くありません。
見て写す時に、どの程度を記憶して写せるか。一行なのか、文節なのか。
内容の把握。
この3点でしょうか。
字をきれいに書くは最初から問題外にしました。
一番は何が書かれているかでしょうか。
新聞も見出しだけ読んでいる部分って結構ありです。さらに興味のあるとこだけとか。
「斜面」はその点、いろんなことを気付かせてくれました。
記事になって出てこないことを多く知りました。
継続は力・・・・そんなことを信じながら、新しい年も続けていきたいと思っています。
休刊日以外1日も休むことなくできました。
そしてもうひとつ良かったこと。子どもたちの使い残しのノートを使い始めました。
処分したくても出来なかったノートです。来年1年間分はありそうです。
ボールペンも1本1本使い切っています。赤とか青とか机の中に眠っていた物にもお出ましを願っています。
こうして一つひとつが終わっていくことに、へんな喜びを感じているのです。
斜面を写すついでに新聞の1面の見出しも書いています。
それと「今朝の一句」も。
朝15分ばかりの習慣になりました。
依田 美恵子
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