火災警報器キャンペーンの続き。

2009年01月30日 | 住まいづくり
 暮から正月にかけて、火災による痛ましい死亡事故のニュースが耳についた。
昨年秋頃から、火災警報器のお問い合わせが増えた。義務化の期限到来もあり、テレビコマーシャルや訪問販売も多いのだろう。

 義務化が決まった当初は、お客様感謝祭で展示しても、ほとんどの方が興味をしめさなかった。罰則規定はないし、ホームセンターでも売っているのでいいのかなと思っていたら、やはり機は熟してきたようだ。

 年明け、「火災警報器キャンペーン」を組んだ。ОBのお客様が訪問業者の法外な高額商品にひっかからないためにだ。
 
 新年のご挨拶がてらおうかがいして、ご希望をうかがった。誰しも気にはしていても、買ってきて取付までするというのは面倒のようだ。
 採算から言えば合わない価格で、これは家を建てさせていただいたお客様のホームドクターとしてのサービスの一環であると割り切っている。1月いっぱいで回り終えるかなと思っていたら、要望が多くて終了にならない。3月いっぱいまで延ばしましょうとなった。

 寝室が2階となれば、ないよりあったほうがいい。火の手が回ってくれば、階段は煙突状態になる。日頃窓から飛び降りる想定をしてみよう。どの位それが危険なく可能なのかを確かめておかねばなるまい。
 鍋を焦がした時、階下より2階の人の方が早く察知する。それと同じで煙も上の方に先にまわる。だから設置も階段上が一番ベターなのだ。だから階段上と寝室に。
 自分の命は自分で守る、そういう意味で警報器はないよりあったほうがいい。

 先日テレビで過去のホテル火災で助かった人がどう脱出したかをやっていた。見られた方もいるだろう。
 高層のホテルに宿泊する度にどうやって逃げるのかなと思う人も多いだろう。

 シーツをつないで、という話はよくあるパターンだが、あれただ単純に結んだだけだと、体の重みでほどけてしまうようだ。

 これがポイント
 まずシーツの隅をひとつこぶ結びにしてから、もう1枚のこぶ結びを作ったシーツと結び長くしていくのだそうだ。

 これを知っていると知らないでは、大きな違いがでる。

 家でだって2階から下へただ飛び降りるよりも、シーツにぶら下がっての方が、いいに決まっている。
 ただどうしても、家族に声をかけたり、探しにいったりするから、逃げ遅れるのだ。子供たちは熟睡しているから、気がつくのが遅い。
 転ばぬ先の杖といってはなんだが・・・・・家族で時々は話してシュミレーションしておく事も必要だと思う。

 写真は警報器を取付に伺った熊谷さんが、お客様からいただいたお人形。
かわいいですね。

                               依田 美恵子

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