草越 寒の水まつり

2012年01月21日 | 日々のこと
今年がお当番だからとОBのお客様から、暮のうちにご招待をいただいていた「草越の寒の水」祭り。

 ずっと天気が良かったはずなのに、20日は朝から雪・・・・あらあらです。

 いつも新聞やテレビで見るだけで、「寒そう!!」の一言で見学に行くことがあろうとは思っていなかったのでしたが、楽しみに出かけていきました。

 この草越と言う地域は、高原野菜のブランド品を生産するので有名なのです。ここのレタスの柔らかさといったら芸術品です。市場でもここのはお値段が違うのだそうです。

 農業で食べていける地域でもあるのでしょうね、だから後継者がいて・・・こんな「日本一寒いお祭り」が続けられているのでしょう。

 「寒の水」は毎年、1年でもっとも寒いといわれる大寒の夜に行なわれますが、最近は20日と日を決めているようです。地区の青年・・・いやいや壮年もいましたが、兎巾とよばれるわらで編んだ冠を被り、赤いふんどし姿で、大桶の水をかぶるのです。

 ただ1ケ所でかぶるのではなく、熊野神社まで途中5ヶ所位で水をかぶりながら、雪で凍った道を走り抜けて神社に兎巾を奉納し、1年の五穀豊穣、無病息災を祈願するのです。

 最初に飛び出して見えた一団は、すばらしい勢いで水を何杯も被ります。周囲を囲んでいる100人ものプロやアマのカメラマンのフラッシュの光がその水に反射してキラキラと輝いています。

 水温は7度だとか、当然ですが、気温はマイナスの世界です。

 水がかかった身体からは湯気が立ちのぼります。傍目から見ていると心臓マヒ起こしそうな雰囲気です。次から次に飛び出してきます。その数70人弱だよ、と隣の男性が教えてくれました。

 まあこの地に生まれた男性の宿命と言ってしまえばそれまでだけど、過酷なお祭りには違いありません。

 見学している私たちも山ほどに着ていきました。時たまに雪もチラホラ。焚き火にあたっていても、足元は痛いほどに冷たくなります。

 御代田名物の「おにかけうどん」が振舞われます。これをいただいたから身体の中はあったかです。

 この「おにかけうどん」が絶品でした。そっとおかわりした私です。

 5時頃到着して待っていました。カメラの場所取りするなら5時半までに。水行は6時前後から始まります。おおよそ30分位でしょうか。

 一般開放の分だけのご案内ですが、当然神事がこれ以前に行なわれています。
                       依田美恵子

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