お片付け⑦・・・・農薬

2021年03月30日 | 日々のこと

この頃、畑から菜花が届くようになりましたが、昨日はニラが届きました。

今頃食べれるなんて、前代未聞です。

本当にうれしいです。

昨日お客様のお片付けの私のできる部分はあらかた終わりました。

あとは会社の職人を入れ、壊しと補修です。

最後の難関は、「農薬」でした。

15ケ月前、あちこち分散していたのをまとめて置きました。

その時作業を中止してとのことでしたので、農薬は叔母さんにお願いしてJAに持ち込んでね、と用紙も渡してあったのですが、そのまま残っていました。

経験のない人は手が出なかったのでしょうね。

薬剤のメーカー、商品名、重量・形状を一つひとつ書き出していきます。

かなりの年月が経っているので、袋が破損したり、字が読みにくい物がほとんどです。

37種ありました。一つひとつビニール袋に入れてナンバーを振り養生しました。

ほとんどが殺虫剤系です。

それでも商品名がわかるのは、いいのですが不明が3つありました。

この不明の物は、JAと言えども、購入した時の何倍もの価格の処理料がかかります。

まだ専業農家でないから、この程度です。

出荷している農家はもっとあるかもしれません。

JAで今年の殺虫剤というのがあると思うのです。

毎年同じでは効かなくなるのでしょう。

余っていても使えないのです。

共同選果していて、抜き打ちで検査された時に、市場に届けた物と違う薬剤が出てくると、農協全体に出荷停止がきてしまうと、聞いたことがあります。

皆さんに迷惑が掛けられないので、古い物を使うことができません。

それが残っていくのです。自家用野菜にでも使えないかと思うのでしょうね。

だから桃やプルーンを出荷していた我が家にもたくさんあり、夫と1日がかりで分別、計量したのは、義父が亡くなってからのことでした。

畑の隅に埋めてしまえば、という方がいますが、それをやってはいけません。

土壌汚染になります。それこそ未来にツケを回します。

その土地を売った時、土壌改良求められたら、土地代金が消えていくかもしれません。

嫁にきて47年、有線放送で流される桃やプルーンの消毒のお知らせの中に「余った薬剤は自分の圃場で適正に処理してください」旨に、いつも違和感を感じます・・・・えー、この放送、年に12~13回、桃とプルーンそれぞれ、朝夕流れます。

ついでに言えば、マスク・手袋を付けてと。

47年全然内容がかわりません・・・・少し改良の余地ないのかなあーと。

でも変わったことがあります。

この消毒の朝5時から、景気のいい音楽が大音響で地域一体に流されていたのです。

私は明け方の音楽を聴きながら夢うつつでしたが、近くに農業に関係ない団地ができました。

「音楽を掛けないと消毒はできないものなのか」という電話が1本入り、音楽は無くなりました(笑)嫁いで10年後位でしょうか。

薬剤の回収はJAが年に2回やってくれているはずです、もちろん有料です。

なんでもため込まないことです。

お読みいただきありがとうございます。

中島木材のホームページは こちら
 ブログランキングに参加しています。お帰りにポチッとしていただけるとうれしいです

 

にほんブログ村

にほんブログ村にほんブログ村 シニア日記ブログ 70歳代へ

いつもありがとうございます

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 古い着物のほどき・選挙 | トップ | 1000冊の読書 2021.3 »

コメントを投稿

日々のこと」カテゴリの最新記事