「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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ブログよりメルマガ購読を薦める理由。【「脱原発派」と「被曝回避派」は実は重なっていない】との命題。

2015-08-19 10:31:31 | 福島第一原発と放射能

きょう掲載するのは、1年前に木下黄太メールマガジンでお伝えした、大放談の一部(数回にわけて配信したものの、その1回配信の中の一部)です。

メルマガでは、1年に2回、こうした放談をおこなって、これを何回かに分けて記事掲載しています。

割と好評な企画なので、メルマガの感じを知ってもらうために、テスト掲載しておきます。

はっきり書いておきますが、ブログに書いている内容と、メールマガジンに書いている内容は、もう相当に開きが出ていて、意味の大きいものや、重要度が高いものは、メールマガジンでしか展開していません。


木下黄太メールマガジン、先週金曜最新号内容。

『2015年真夏 木下黄太の大放談(4)』

【 原発事故後5年目は、どういう意味がある時期なのか 】 

【 福島県民の立ち位置と、「完全移住するから金出せ」の有効性 】 

重要情報はメルマガでのみ配信、購読申込は⇒⇒⇒http://www.hoshanobogyo.com/


2011年から、原発・放射能関連でブログを書いていますが、書いても書いても、きちんと読まないし、ちゃんと理解する人が少ない状態なのは、いよいよ、あきらかになっています。

僕の書き手としての力量問題も否定しませんが、それよりも読者の質の劣化が凄まじくなっています。これは、いろんな書き込み内容などを見ていても、明らかです。

また本来は、ブログというのは、きちんと情報発信している人同士が、お互いにそうしたことを相手のリンクを紹介しながら、トラックバックのように関わっていくことで、マスメディアと違う媒体として成立する可能性があるものとして、期待されていました。

少なくとも、10年前はそうしたものとして期待されました。

しかし、現況のブログは一般的に、より強い映像や画像、派手な文言を掲載して、アクセスを増やして、アフリエイトを拡大させるシステムとして機能しているのが殆どです。ツイッターなどの盗用、他のブログからの盗用も日常茶飯事です。引用ルールや著作権も完全に無視しています。確信犯的犯罪者の巣窟です。

要は、広告宣伝の手を貸して、お金を得る手段にしていることに、多少の違法は当たり前の状態です。

これは、民放テレビが、CMを垂れ流しているのと、似た構図に思えるかもしれませんが、それよりも、性質が悪いです。テレビ局は、違法も基本的には有りませんし、広告審査もしています。

ネットのアフリエイトは、審査すら難しいですから。

ブログで、被曝関連的な内容を書いていても、実は目的は他にあるケースが多いです(内容はほぼ盗用)。

金銭的対価を違う形で得ることしか考えていません。

僕は、こうした選択を取るつもりはありません(このブログ最新記事下の広告はgooによるもので、私とは無関係)。

しかし、あまりにもネットでのこうした周辺環境が悪くなっていて、まわりのブログの状態を見ても相当に酷い有様です。あきらかなPV偽装も為されていて、正直こんな環境でやり続ける意味はないだろうと強く感じています。

こうしたブログでの発信に関しては、半年後を目標に、スタイルを大きく変えようと考えています。現況の状態から、サイトも含めて、いろんな形で一新する可能性が出ているということです。

この場合、現況以上に、内容を読むことの出来る人を購読者に限定している、メールマガジンを中心に運用すると思っています。

このため、僕のブログ読者は、是非メルマガ購読に切り替えて頂くほうが、よいと僕は思います。

情報を得るのには、最低限の対価が必要であるという、実は当たり前で基本的な関係の方が、お互いにメリットが大きいことを分からない人は、読者として居て頂いても、意味がないと僕は強く感じています。

僕にとって、アフリエイトのために、PVを増やすことなど、全く論外ということです。

発信者を選ぶ権利は読者の貴女にあると思いますが、発信者である僕も、読者の貴女を少しは選ぶということです。

作家なども、本を買わない読者は不要ですし、原稿料を払わない出版社と付き合いません。

僕も、読者の貴女を、そういう視点で選別するということです。

2011年から、4年半近く、毎日ブログで情報を発信してきていて、このスタイルに自分が慣れすぎたところもありました。しかし、緊急対応だからと、無料発信してきた意味が、当初はありましたが、最近はまともな記事をいくら書いても、「読んでいない」存在があまりにも多いことははっきりとしています。

僕は、何年もいろんなことを説明し続けましたし、何年かブログを読んでいれば、全体がどういうことなのかが分かるように、書いていたつもりです。

しかし、そうした独自の話や視点を書いても、盗用情報にばかり飛びつく様を見ていると、この連中は、終わっているのだろうなと思っています。

多くの人たちの意識が終わっていることを感じています。

何も見抜けない、何も考えられない、何年経過しても、そういう人々ばかりです。

この前は、他人の文章を、そのまま掲載している反原発系ブログをリンクして紹介している人たちがいました。

その大元の人が書いた内容を紹介するなら、書いた人のオリジナルサイトを紹介するのが、あたりまえのことです。

関係ない第三者が、丸々引用しているサイトを紹介するのは、その文章を書いた人のためにはなりません。

丸々引用することは、盗用している事と殆ど変わりません。

そして、そんな基本的なことも分かっていません。

分からないことを、私たちは無知だから、致し方ないと言います。

無知ならば何をしても許される筈はありません。そういうことは、本来は許される話ではありません。

いいですか、この事態が起きて、4年半以上が経過して、こんなことも身につかない貴女は、話にならないのです。

自分が真剣に、この事態に向き合って、本当に考えているのですか。

貴女は、いったい何をしているのですか。

僕は、事故当初の一年から二年くらいは、ここに関わってきた多くの人々が、いろんな形で活性化していることに一つの可能性がありうるとも感じていました。しかし、その潮目がどんどん変わって劣化してきているのを、本当に腹立たしく思っています。

発信側として、僕自身の力不足も大きいとは思います。

ただし、それ以上に、日本人という存在は、結局は何事も言い訳と誤魔化しの方向に向うのだなということを痛感しています。

そういう諦めの世界で、それでも何かを繋いでいく術を探すために、何が出来るのだろうかと思っています。

メールマガジンはそういうツールとしては、現況、まだしも機能するシステムとして僕は考えているということです。

引用しているメルマガは、2014年の夏に配信したメールマガジンより、一部引用です。

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【 「脱原発派」と「被曝回避派」は、実は重なっていない 】


■聞き手 木下さんは放射能防御プロジェクトの運営をしているわけですが、

放射能から身を守るためのグループのはずなのに、そこから外れたところで様
々な問題が起きています。脱原発の皆さんとも連帯してもおかしくないのに、
時間が立てば立つほどみんなばらけてきて、いがみあっている状況があります。
なぜ目的追求型のグループの中で問題が起きるのかについて、内輪話にもなっ
ちゃうんだけど、今日は話してみたいと思います。

■木下 どうして被爆問題の中でトラブルが多いのかということですが、ひと
つ重要な事は、脱原発を主張する人たちと、被曝回避を目指す人たちとは、実
は重なっている部分は最初から少なかったんです。

■聞き手 同床異夢で、「脱原発の人たちは放射能は嫌いなんだろう」と思い
込んでいたら、そうではなかったということですか。

■木下 そうです。そこをまちがえてはいけません。
原発事故直後は、福島第一原発の事故を緊急事態と捉えて、その原発事故の推
移や収束について話題にする人がネット上でも非常に多かったんです。

■聞き手 木下さんもそうでしたね。

■木下 それはたまたま私の立ち位置が、当時は官邸の中に電話で話せるネタ
元が何人かいたし、福島第一原発の運転シュミレーションのプログラミングを
担当していたメーカーの友人がいたりしたので、内部情報をかなり知ることが
できる立場にいたからです。
だから僕自身は、当初から、あのような水蒸気爆発があった時点で、放射性プ
ルームが発生して多少の健康被害が出るであろうことは想定していましたが、
それよりも、原子炉が持たなければ壊滅的な打撃がありますから、そっちの方
が比重が大きかったですよ。

■聞き手 日本滅亡の瀬戸際だったわけです。

■木下 事故の後、数ヶ月間はその危険性があると思っていました。その感覚
がまちがっていたとは今でも持っていません。

■聞き手 だから福島第一原発の事象をフォローする必要があったわけですね。

■木下 全滅したらそもそも終わりなんだから、そこを回避するしかないとい
う思考パターンだったのです。僕には、推進側に近い情報ソースがあって、彼
らの話を聞いていると、「これはもうどうにもならないので、早く逃げないと
命の担保も無いかもしれない」というところからスタートしてるんです。
爆発事象が起きて、福島原発から30キロ以内は壊滅し、200~300キロ以内に
多大な被害が及ぶという最悪想定をしていました。しかし実際は、決定的な全
滅になっていないわけですから、ある意味ではぼくの見立てはまちがっていた
ともいえます。

■聞き手 チェルノブイリのように原子炉が圧壊して、環境中に直接大量の放
射能が放出されるという事態ですね。

■木下 それ以上です。東電関係者の中には、「200~300キロ以内は全滅する」
と言ってきた人すらいましたからね。
推進側の学者の顔色も真っ青だったんです。スタジオにいる学者について、官
邸から電話で人物鑑定の依頼があって、「人柄は大丈夫な人ですよ」と答えた
ら、30分後にはその学者がスタジオから官邸に入っていたということもありま
した。
つまり僕は「政府には、この原発事故を収束させるための対処方法は全くない
のだ。お手上げなのだ」という事を手に取るように見ていたわけです。

■聞き手 やっぱり、政府には対処能力はなかったんだ。

■木下 だから僕は、原発20~30キロ圏は最悪は物理的に壊滅するだろうと
予想していました。この場合は、東京がいまの飯舘村くらいの高濃度汚染地域
になるだろうとイメージしていたんです。そうすると、原発から何百キロか離
れていないと、まず命に関わることになります。

■聞き手 私もほぼその程度の災害規模を想定していました。万一そうなった
場合には、日本脱出も必要になる未曽有の大災害です。

■木下 原発4基ですからね。そうならなかったのは、運がよかったとしか言い
ようがない。

■聞き手 まだラッキーだったんですよ。われわれは。(メールマガジンではこの後も続いています)


バックナンバーも購入可能、木下黄太メールマガジン月4回毎週金曜配信。

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富山講演は今週。チェルノブイリ報告映像も上映します。

【 8/22(土)木下黄太 講演会 in とやま 】

13:00開場 13:30〜16:00 

富山県民共生センター「サンフォルテ」 307号室(富山市湊入船町6-7 富山駅北口より徒歩10分)
会場カンパ:1,000円(資料代込み) 
予約⇒ai0noigs@ty2.fitweb.or.jp

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東京開催は座席数は多くないため、お早めにお申込下さい。 

世田谷 【9/5(土)夜 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」】

 節目である丸5年を半年前にした今秋、福島県からの報告者(県内避難者)を招き、現地でおきている状態に関して、皆さんに伝えます。 あまり語られない白血病の実態。そしてチェルノブイリなどとの比較は? 被曝による健康被害を追い続ける木下黄太のトークを交え、最新情報とのリアル・セッションで、お届けします。 

18:15開場 18:45~20:45
奥沢区民センター第一会議室(自由が丘駅徒歩9分。奥沢駅すぐ。世田谷区奥沢3-47-8)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325194/

現地からの報告:木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

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京都 【9/6(日)午前 「福島で白血病は本当に多発しているのか?」 】

福島県からの報告者(県内避難者)と医療系ゲストに木下黄太も交えて、最新情報とのトリプルセッションを京都で開催します。 

9:15開場 9:40~11:40
ひと・まち交流館 大会議室  (下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1。河原町五条下る東側)

申込み&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/325604/

現地からの報告 木幡ますみ氏(福島県民 県内避難者) 

トークゲスト 薬剤師 井上玲氏(都内公立病院で抗がん剤治療関連業務も担当、現在は関西に避難移住) 

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