「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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ネオ・アルカイダの新たなターゲットは日本人。福島第一原発で作業員1人死亡、ケガ人前年同期3倍の異常。

2015-01-20 23:50:55 | 福島第一原発と放射能

1/20配信「木下黄太メールマガジン増刊」より

「あえて状況に踏み込んでいる感覚になるのですよね。欧米がフランス週刊紙襲撃で、がたついているときに、日本が本当に出来ることは少ないです。
実は、日本のことを考えると、あえて踏み込まないほうが得策なんです。イスラム国は話が通じる連中ではありませんから。こういうときの安倍総理の中東訪問、特にイスラム国から最も敵視するイスラエルへの訪問ですから。
これまで中東で好感度が高く、イスラム原理主義的な連中も殆どターゲットにしなかった日本人が、狙われる状況も想定しないとならなくなるかもしれませんね。」

こうしたイスラム情勢に最も詳しい専門家との対話も含めて、日本と日本人に対して、第二世代というか、「ネオ・アルカイダ」とも言うべき人々がどう感じているのかなどをメールマガジンの増刊で配信致しました。

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    木下黄太メールマガジン [増刊 2015/1/20] 
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【 日本人殺害予告、安倍総理中東歴訪が契機、イスラム国が2億ドル要求から
見えてくる第二世代「ネオ・アルカイダ」のターゲット 】

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福島第一原発の3号機雨水タンクで作業していた作業員が、19日の朝に転落し、20日未明に亡くなっていたそうです。

安全ベルトをつけていなかった結果の転落事故、人手を増員していることから、初歩的な作業員教育がなされていない状態と言われる中で、去年三月に続いて死亡事故が発生したということです。

去年の4月から11月にかけては、事故も多く発生し、けが人が40人となっていて、前年同期の3倍以上に達しています。

こうした作業能力が低下し、作業員の質も下がっていることが、指摘され続けていましたが、今回は安全ベルトを外して作業し、10メートル下に落下して亡くなるという、ありえない水準の事故がおきたということです。

こうしたやり方が、本質的解決をもたらすのか、相当に疑うべき状況と思います。


さて明日(1/21)は下記の重要パブコメが期限となります。出していない方は、ぎりぎりでも出してください。

 

「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議の中間取りまとめを踏まえた環境省における当面の施策の方向性(案)」に関する意見募集(パブリックコメント)

http://www.env.go.jp/press/100098.html になります。

 

添付資料はこれは最低確認を。

 

 

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いよいよ、次の日曜日は、熊本と福岡で開催します。予約の有無で参加費が違いますので、予約してください。

 【1/25(日)午前 三田茂医師&木下黄太講演会in熊本】  

 9:30開場 9:45開演   

 市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)大会議室 

 熊本市中央区桜町1番3号  

 詳細&申込先⇒http://kokucheese.com/event/index/241118/

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【1/25(日)午後 三田茂医師&木下黄太講演会 in 福岡】  

 申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/242461/

  開場14:00/開演14:30   福岡市立中央市民センター・ホール 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 

  地下鉄空港線「赤坂駅」2番出口徒歩5分

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

 

#67 過剰生産


原子力発電所は無駄が多い。
2007 年と 2009 年において、17 基ある原子力発電所のうち 7 基が一時的に同時に停止
された時でさえも、ドイツは相当量の電力を輸出していた。連邦環境省と連邦経済省はそ
れぞれ独自の調査によりこれを裏付けている――電力供給の空白は生じず、脱原子力によ
っても安定供給はなされる。原発を廃炉しても、再生可能エネルギーや節電、コージェネレ
ーションで代替することができる。


これは日本でも、原発が、今は稼動していない日常で感じていることですね。再稼動反対!!