「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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「(過半数の賛同がない場合)政治家を辞めます。」橋下市長が明言、大阪都構想住民投票。民主代表選告示。

2015-01-07 00:37:15 | 福島第一原発と放射能

 

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大阪都構想に関して橋下市長が次のようにテレビで明言したそうです。

住民投票で過半数の賛同を得られなかった場合のことです。勝つ自信が本人にはあるからでしょうが。。。

「政治家をやめます。大阪市長の任期は全うするが」

その自信は妄信の可能性もありえます。

是非、辞めてほしいので、大阪市民は反対してください。

結局、大阪のガレキ焼却は、大阪が都になるために、一定の犠牲を払う立場であるということを、彼が誇示したかっただけだと思います。

大阪市民は、長年の大阪市役所の職員などに左翼側の関係者が多く居て、このため普通の大阪市運営がなされていないという考えがあって、橋下氏ならばその旧弊を打破してくれるという期待があったと思います。

特に大阪のマスコミ関係者の中には、こういう意識の人は今でも多いです。

けれども、橋下市長がおこなっている改革というものが、本質的に大阪を新しい街に造り直すような視座を含んでいるのか。

大阪都という名称になるほど、本質的に「都」というものの立場を本当に彼が踏まえているのか。

本人の意志で、政治的にガレキ焼却を強行した首長を、その自治体の市民は、政治家として、どのように捉えるべきなのか。

僕は、大阪の良識を確認したいです(なお、大阪市長はことし12月までの任期)。

「追記」

少し同じ様なことを感じています。

きょうから告示でスタートする民主党代表選で、ガレキ広域拡散の張本人、細野議員が「新しい民主党を創る」をスローガンに掲げ、「民主党の過去から決別」と言われています。この中で、更に言われている、党運営を正常化するという話は、民主党内にはとても響く話ですから、ある種の改革的な流れと見なす賛同者は多くなるでしょう。代表選、網膜剥離の岡田克也代表代行との争いは熾烈を極めると思います。

しかし、この人が創るという新しい民主党は、放射性物質を含んだガレキを全国に更に拡散させる感覚でしょうし、「福島は大丈夫」という話を、現行の安倍政権以上に推し進める可能性が極めて高いです。本人の意思がはっきりとそれに向いています。

これは、損得計算を間違えてガレキを受け入れた、橋下市長の方が、実は余程マシであろうとも思います。

なかなか、日本に良い道は見えてこないです。

 

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#54 コンラート坑道の核廃棄物の山

ザルツギッター市の真下に 865kg のプルトニウムが処分される予定。
ドイツ連邦放射線防護局は、865kg もの強毒性のプルトニウムを含む 30 万㎥の低・中レ
ベル放射性廃棄物を旧鉱山のコンラート坑道跡に処分するつもりである――ザルツギッター
市街地の真下に。コンラート坑道を最終処分場として利用する決定は、完全に政治的な理
由による。はっきりとした基準による他の数多くの候補地との比較は、これまで 1 度も行わ
れていない。「コンラート坑道」が、原子力産業の視点から魅力的だったのは、とりわけ核廃
棄物の大きな容器もそのまま通すことのできる際立った大きさの縦抗であった。
コンラート坑道の長期的な安全性予測のほとんどの根拠は、理論的な想定に基づいてい
る。古い手法によるモデル計算は、今日の学問の水準とかけ離れている。