「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

イブイブに「長井さん物語」出版会議を目黒で開催しました

2007-12-24 02:38:30 | その他
イブイブである昨夜、
目黒で「長井さん物語」を出版するための
会議を開催しました。
出版社社長と、ライター、事務局の僕と、専門家の四人です。
男ばかりの濃い面子で
今後の展開について細かい打ち合わせをおこないました。
すでに書き始めているライターさんから
構成案の確認があり
刷部数や本の価格帯、ハードカバーかソフトカバーかなどの協議も。
僕らの中で長井さん物語(仮題)が明確な形をとり始めてきました。
意識したのは中学生にも分かる形で
ほんとうの長井さんの姿を伝えたいということでした。
長井さんの署名活動とこの本の出版はいろんな意味で
リンクすることになりますし、
そのためのいくつかの手法についても協議が続きました。
しかも、大切なことは奇をてらわないことだと
みんなで一致しました。
きちんとしたことを、きちんと分かりやすい形で伝えることが肝要。
出版のための経費、進行スケジュールの確認も続きました。
よくも悪くも大きなプロジェクトの中核としてこの本の出版が
位置づけられることはほとんど間違いありません。
僕らの中には本の広報戦略から、さまざま展開について
いろんな話が出ていました。

きょうの会議を終わって、長井さんが残してくれたものを
この長井さん物語的な本を作ることを通して
僕は知ることになるかもしれないとも、思いました。
そして、それは思いがけないほど大きな果実を
もたらしてくれるかもとも。

そういえば、きょう昼間にあった打ち上げで、
十年前に、長井さんとも一緒に仕事をしたADが
立派な映像編集マンになっていて、十年ぶりにあって話をしました。
彼はレコード大賞の編集マンになっているのですが
長井さんのことをまたいろいろ話したことになりました。
僕にとっては、
長井さんのことがとても懐かしく感じるクリスマスに
ことしは、なりそうな感じです。

以前から、かなり協力していただいていた、
宗教学者の島田裕巳さんが呼びかけ人に加わりました。
12/23現在で署名は三万人に到達しました。

署名フォーム(クリック→)https://hal.sakura.ne.jp/syomeis/sign
携帯電話はこちら(クリック→) http://hal.sakura.ne.jp/sign.html
署名フォームはhttps使用のため、セキュリティアラームがでますが
安全上の問題は何もありませんので、先に進んで署名してください。
署名は未成年でも、小中学生でも、ぜひ署名してください。
もちろん日本国民のみならず、
他国の皆様の署名も歓迎しています。

長井さん殺害事件の署名活動です。
署名の用紙のPDFファイル設置しました。
ダウンロードして手書きで署名する方のためにお使いください。
https://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
http://hal.sakura.ne.jp/shomei.pdf
送付先は下記まで郵便かFAXで。
「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
FAX 03-5772-1127


肩書きは具体的な所属先でも、
「会社員」などの一般的なことばでもかまいません。
もちろんネット環境になんらかの問題がある場合は
メールやファックス、郵便物などで署名を頂いても結構です。
なお、会には電話も一応ありますが、
電話番をお願いしているだけの状態ですので
何かご連絡のある方は(メディアなども)
できるかぎりまずメールでご連絡をお願いいたします。

「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/(ブログ) 
nagaikenji20070927@mail.goo.ne.jp(メール)
 〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  
TEL 03-3746-0065
(平日10時から17時で対応)
FAX 03-5772-1127

抗議文を引用しておきます。
======================================

ミャンマー連邦
タン・シュエ国家平和開発評議会議長殿
駐日ミャンマー連邦大使館
フラ・ミン特命全権大使殿

抗議文

 2007年9月27日午後、貴国のヤンゴン市内にあるスーレーパゴダ付近で、
取材中だった映像ジャーナリスト、長井健司氏が、貴国軍治安部隊の軍人に
至近距離から銃撃され、殺害されました。
自国の国民に対するミャンマー軍の一方的な暴力による制圧行動について、
国際的な取材活動をしていた日本人ジャーナリストの生命を、
警告もなく銃で奪ったことは、
殺害を前提とした意図的かつ残虐な取材妨害行為であり、
国際社会の一員として、また日本人として、
我々はこの行為を断じて許すことはできません。
しかも貴国の当局は、
長井氏が亡くなるまで手離さなかった
ビデオカメラとテープを未だ返却していません。

われわれは貴国治安部隊軍人による長井氏の殺害について強く抗議します。
また、長井氏の殺害の経緯を明らかにするとともに、
犯人の特定と厳罰を求めます。
遺品であるビデオカメラとテープも内容の消去など一切の改竄を許さず、
返却することを求めます。

       

ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会
(事務連絡先)
〒1060032
港区六本木7-8-25永谷リュード六本木306  

=====================================
  
ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議して、
抗議文の趣旨にご賛同をいただける方の、署名をお願いいたしております。
ご賛同いただける方は氏名と肩書きをお願いいたします。

呼びかけ人(順不同)2007/12/23 2100現在

 
鳥越俊太郎(ニュースキャスター)
田丸 美寿々(ニュースキャスター)
テリー伊藤(演出家)
徳光和夫(司会者)
麻木久仁子(タレント)
綿井健陽(ジャーナリスト)
石丸次郎(ジャーナリスト)
佐藤和孝(ジャーナリスト)
高世仁(ジャーナリスト)
櫻井よしこ(ジャーナリスト)
北村肇(ジャーナリスト)
江川紹子(ジャーナリスト)
井上トシユキ(ジャーナリスト)
二木啓孝(ジャーナリスト)
原寿雄(ジャーナリスト)
坂上遼(ノンフィクション作家)
名取美和(バーンロムサイ代表)
河上和雄(弁護士、元東京地検特捜部部長)
紀藤正樹(弁護士)
田島泰彦(上智大学教授)
苫米地英人(脳機能学者)
島田裕巳(宗教学者)
前田日明(格闘家)
嵯峨仁朗(MIC議長・新聞労連委員長)

--------------------------------------