里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

梔子は芳香剤より良いかも

2019-07-10 16:27:28 | 梅雨寒
 雲の厚い日が続いてます。里山の家は 丈が高くなった草で埋まってしまいそうです。今年の竹も伸びて枝にびっしり葉を茂らせ 鬱陶しくなりました。若い葉にため込んだ雫をなんか有る毎にザーッと振り撒きます。
 昨日、一昨日と藪と若竹を刈り倒しして足と腕が限界です。大分明るくなったんで 重労働した甲斐があったと自己満足。畑も草の勢いが凄く いつも綺麗にしているAさんの里芋の畝も 草で埋まってます。

 大きな株になった 梔子に一杯花が着きました。甘い纏わり付くような香りです。スズメガの大きな芋虫に随分蕾を齧られましたが こんなに咲いてます。もうかなり折って部屋に挿して楽しんでも 株はこんな具合です。 
 
 この処の湿気続きで 家中黴臭くなって、特にトイレは何とかしたいと思ってました。梔子の枝を挿してから 臭いは全く気にならなくなりました。消臭効果が有る様な感じ、梔子の香りで 黴臭さや便所の匂いが押し退けられたみたいです。

 居間も黴臭さが無くなって 良い具合です。

 風蘭もこんなに咲いてくれて 仄かな香りを送ってくれ始めました。梔子がこんなに強烈でなかったら この時季の主役なんですが、今年はわき役になってしまいました。
 家に来てもう何十年になりますか、毎年一杯花を見せてくれてます。 
 
 居間の前の 角に 桔梗が今年も咲いてくれました。ここに来てすぐに種を蒔いてからの住人です。株は大きくなって 茎を何本も立ててくれたんです。が、一緒に植えたシュウメイギクが繁茂して 抑え込まれてしまいました。春,
芽吹きの時から気を付けて シュウメイギクを退かしてやって ここまで回復しました。
 
 今朝は梅雨寒、窓が白くなって 掛け布団が欲しい位でした。畑の蛇草には こんなに朝露が、靴は水の中を歩いたみたいになりました。
 
 里芋の大きな葉にも大きな露の粒が乗ってます。カラス除けにテグスを張った トウモロコシはやっぱり葉っぱに露の珠を乗せてます、莢から出ている鬚が茶色になって来ました。来週は採れそうです、但し 獣とカラスが見逃してくれたらの話。

 小豆が出揃いました。手前に 出ない所に植える予備を蒔いておいたんですが、殆ど要らない位良く出ました。双葉の間から 本葉が覗いてます。
 
 小豆の1週間後、先週に蒔いた大豆が出てくれました。ここでは子育てを始めたキジバトが豆の芽を片っ端から食い尽くします。仕方が無いんで 苗床に蒔いてネットを掛けて 双葉が萎むまで育ててから 畑に植えてました。この植える仕事は 腰に物凄い負担で何とかならないもんかと 仲間に聞いてました。いつからか 豆を薬に塗して蒔け!と教えてもらい、半分疑いながら遣ってみました。薬には 塗した豆は鳩が食えなくなる程酷い味になるんで 何個か食ったら馬鹿な鳩でも学習して 食わなくなる、との事でした。
 今年も”キヒゲン”と言うあくどい色の薬を塗して蒔きました。確かに出た芽の内 畝の前の方 4~5株は出た双葉を食われて 引っこ抜かれてました、が それだけで済んでます。啄まれた双葉はよっぽど酷い味になるみたいで 食い散らかされてました。普通なら キジバトは 端から順に 綺麗に食い尽くしていくんです。
 
 お湿りのお陰で 紫蘇の葉が軟らかく良く育ってます。いくら摘んでもすぐに新しい葉が出ます。玉葱や豌豆豆の終わった畝に勝手に出てきた奴。野菜不足対策の一部になるかも、
 
 お湿りが困った事の 一番は、でんでん虫の大発生です。どこへでも しみ出してきて 野菜は何でも食い散らかす。繁殖力も半端ない!ちっこいのが 砂粒みたいに湧いてきます。
 特にキャベツやレタスなんかの葉を好むみたいです。キャベツの芯辺りから侵入してきます。食われると そこから腐ってきます。見つけ次第潰しますが 物凄い数で潰しきれず 諦めです。退治の良い方法はないものか、仲間も知らないようです。
 
 梅は3キロばかり採れました。軟らかい赤紫蘇も良い具合に育ったんで 朱い梅干しが 漬け終わりました。
 インゲンや胡瓜が採れてます。トマトは親指大、茄子は花が着きました。オクラは----、夏野菜になりました。
 暫くは 草と虫との攻防が続きます。
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