里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

村の鎮守の宮薙が終わって 夏本番です

2024-07-07 17:53:26 | 暑い夏

 今朝は 村の鎮守 大竹神社の宮薙、ミヤナギ、でした。村の夏のけじめの一つです。朝 6時半に皆が集まって 神社の境内に蔓延った夏草を 刈り払い、薙いで、掃除をして 清めました。この境内の草を薙ぐ事から この祭りを この辺では 宮薙 と言うんだと教えてもらいました。

 梅雨の中休みで この2~3日暑い酷く暑い日が続いてます、が 今日も暑かった。神社は 立派な彫刻が有って 古い装具やなんか 伝わってたようですが、手入れが行き届かず、建物だけがやっと 残って守られてきました。

 

 僅かに残った 行事の一つが 今日の宮薙です。神社の役員になった 仲間が麦飯と 韮の冷や汁を作って 宮薙をしてくれた皆に振舞うんです。

 

 麦飯は 麦だけを炊いてくれてます。冷や汁は 韮を 出汁を採った味噌汁に ぶち込んだ 素朴な冷や汁です。

 

 草を刈る者、それを片付ける者、夫々この暑い中 大仕事を終えてですから、麦飯に 冷や汁をぶっ掛けたのが 結構冷たくて いけるんです。神棚にお供えする用に 頂いて帰る仲間も居たりで 和やかでした。役員の皆さん ご苦労様でした。

 境内が草を払って すっきりしました。何百年も経った 椎の老木がある 境内は この暑い時期でも 日陰を作ってくれ 良い酢済み場所になります。

 

 宮薙は 夏の始まりで、蝉が鳴き始めました。ニーニーゼミですが。

 畑は夏草が物凄い勢いです。もう少し早く、奴等が値を張ってしまう前に 遣っ付けて置けばいいものを、伸びて作物を覆ってしまうようになって どうにかしようとするのが いかんのです。わかっていても そうならないと動かない、困ったもんです。茄子や枝豆が草に潜ってしまいそうです。

 一寸 目を離していた隙に 遣られてしまいました。長芋が全滅。猪に掘り返されてしまいました。

 

 順調に此処迄 来てたのに、完全に穿り返されてます。埋めていた 樋ごとめっちゃくちゃに 遣られてしまいました。

 山芋だし まさか 猪公に遣られるとは、ここで気を付かされました。前に土手を散々穿られてたのは 野生の芋が狙いだったんだと。

 今年はしょうがないんで、残った蔓を 埋け直して 種芋だけでもつくってもらうことにします。

 

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暑くて乾いて

2023-07-30 11:55:09 | 暑い夏

 今朝も快晴です。雲一つ無いと言う言葉そのまま、朝日が向かいの山を照らし始めました。

 梅雨が明けてから 日照りが続いて、畑はカンカラカンです。夏野菜さえもぐったりなのに、藪は蛇草も伸びに伸びて 穂を出してきました。 

 今の時期の花を探してみました。月見草です。道の土手上、チガヤの藪に綺麗な黄色の花を咲かせてます。未だ朝の5時過ぎ、日が出たばっかなんで 夜から咲き続けて もう少しは開いて居れそうです。

 

 藪で虫を集めているのは ヤブガラシです。この藪は未だ咲き始めですが 大きい花塊では顔位の大きさの塊になります。

 所構わず家中の 木々に登り付き覆ってしまうんで 見つけ次第 引っこ抜きますが、2~3日開けてると 蔓延ってるんで 油断できません。蝶や蜂には大人気ですが 庭の木々には大迷惑な奴です。

 こっちの蔓草はもっと困る 烏瓜。花は夜の間 白い優雅なレースを広げて誘う美女みたいです。花は陽が射す頃には 萎んでしまいます。

 

 ところが蔓は伸びた先が土に触ると そこに根付き芋を作ってそこからまた芽吹き伸びる。元の株は益々大きな芋になり 太い蔓をさらに伸ばす、朱い実の中の種は 落ちた先で 芽吹き蔓を伸ばす。家みたいな 山では 一度居付かれると 退治は難しい。樹に登り付かないように、見つけ次第 引っこ抜きます、根元の芋も掘り出します。

 畑の下の 放棄畑の状態です。今や篠竹の藪で とてもじゃないが 入り込めません。猪の道だけは中を通ってますが、

 もう1か月以上 雨が無く、畑は刈り払い機で 草を刈ると もうもうと砂煙、乾き切ってきました。胡瓜は 半分枯れてきました。茄子は立っているだけ、実はひねた 曲がったのが着いてるだけです。

 胡瓜は代替わりさせようと 苗を作ってますが、畑が乾き切ってるんで 植えれません。苗は 大きくなってしまうし、困ったもんです。

 雨しか水を遣る手立てのない 山の畑なんで、雨が欲しい。雨乞いには 何処に行ったら良いもんでしょうか、

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今年は早い、月下美人

2023-07-18 09:41:28 | 暑い夏

 さっき 今は地球上 10万年だか 12万年前から一番熱い 一週間だったとTVで言ってたようだったが、全く暑い日が続いてます。人類が未だアフリカから出て無い頃以来 とんでもない暑い状態らしいんで この先どうなるんでしょうか。

 金星みたいに 水どころか大気迄剥ぎ取られてしまう状態なんかにならなきゃいいが、と要らない心配までしたくなるような 暑さが続いてます。

 いつもより何か月も早く 月下美人が咲きました。1輪だけだったんですが ベランダが良い香りでした。

 

 この仙人掌は殆ど挿し木で増やされてるそうで、家のと同じ株のクローンが沢山あるはずなんで 昨日一昨日辺りに開花した家も沢山ありそうです。

 まだ一杯咲いてる 風蘭が数鉢あり、白い花の共演でした。香りは月下美人のに圧倒されてましたが、

 1回目 2回目の胡瓜がこの暑さで へたって来ましたんで、更新用に苗作りを始めました。黴に強い品種だそうです。

 キャベツも 軟らかい品種と言うのをポットに蒔きました。本葉が何本か出てきたら 暑い畑に出します。

 レタスは少し早すぎるかもしれないんですが、蒔いてみました。もう少しはっきりしてきたらポットに移し、苗にします。

 キャベツもレタスも 買って来たのは硬いと言うので、急遽 軟らかい品種を選んで 作ってみようと思い立ったんです。

 周りの木々から 暑さを煽る様に 油蝉が盛んに鳴く様になりました。

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やっとじゃが芋を掘り終えました

2022-08-01 09:43:48 | 暑い夏

 暑い日が続いてへたばりそうです。この暑さをものともしないで 木槿が大きな花を開いてます。白い花が 真っ青な空に良く映えます。

 

 先週末は 部落で始めた環境整備の一環で、神社への道の空き地に、花を植える活動の花壇の草取りでした。こっちは年寄りの有志の主に婆さん連中です。何だかんだと結構 賑やかに始めましたがこの暑さには元気者でも 閉口してました。

 若い体力のある連中は棚田の山側の土手で刈り払い機を振り廻してました。かなりきつい斜面なんで 田圃の地主の年寄りでは 刈り払えなくなって来てます。袖ケ浦市の支援を受けての 環境整備に乗ったんだそうです。他の部落では前から遣っていたようです。高齢化で耕作放棄になって荒れる農地の保全、生活環境の悪化対策です。

 焼けるような日射しのカンカン照り下、汗をポタポタ垂らしながらの草取りの3時間でした。

 夕方 畑へ出て、ほったらかしてきた じゃが芋の残りの分を掘り終えました。全部で1輪車に2杯ばかり、これから来年の春までの分に十分です。

 下の畑が放棄され篠竹藪になってしまい、家の畑の方へ進出して来て、じゃが芋がこんな被害を受けるようになりました。篠竹の根が進行方向に有ったじゃが芋を突き通したんです。 

 篠竹の根の先は 鋭い錐の先みたいで 大概な物は突き通します。今年はこんなのがいくつも有りました。こうなると腐ってしまい 捨てるしかありません。

 もう一つ、コウボシ(甲星)も突き通します。こっちの方も 根の先が尖がってて じゃが芋位は平気で突き通すんです。写真では細かくて見難いんですが、写真をクリックして大きくして確認ください。

 猛烈な暑さで 日の高い内は外に出れません。日が高くなる前と傾いてから、暑い暑いと言いながら 畑で草を取ってます。落花生は未だ半分残ってます。取った方の半分も もう草が伸び始めて、草の奴等の強かさには全く閉口です。

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雨が続きます

2022-07-16 14:40:45 | 暑い夏

 下の棚田は 早くも稲穂が見えてきました。育ちは順調なようで ここへきての湿った暑い日で 育ち過ぎてしまい倒れるんじゃないかと かえって心配になる程です。

 家の周りは 草が桃凄い勢いで伸び、何とかしないと本当に草に埋もれた廃屋、の状態になりそうです。

 メダカ池の傍に 桔梗が雨に濡れて咲いてます。昨日も今朝も雨。昨日なんかは 災害になる位の雨と報じられるくらいです。

 

 此の桔梗はもう20年位前に種を蒔いて育てました。以来毎年咲き続けてくれてます。

 向かいの土手際の梔子も 雨で下を向かされてます。こっちはもう 終わりの花です。

 

 小降りになったのを確かめて 畑に出ました。トウモロコシは電気柵のお陰で 無事収穫出来てます。

 先週蒔いた豆も芽を出しかけてます。でも 草の方がもっと物凄い勢いだもんで 出た芽は埋まってしまいそうです。草取りしようにも ぐちゃぐちゃで 仕事になりません。雨の通り過ぎるのを待つばかりです。

 胡瓜やナスにはこの湿りが良い様で どんどん育ちます。胡瓜は直ぐに棍棒みたいになるし ナスは大きなボケナスになるんで 見落とさないように 採ってやらなければいけません。

 

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