里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

邑は草が最盛期です

2024-08-05 12:47:58 | 暑い夏

 ここまでは 雨が届かず、暑さばかりが続いてます。夕方になると北の方には 雨を抱えたような入道雲は立ち上がってるんですが 千葉の半島の南の方まで来る根性の有る 入道は居ません。

 お日さんが頑張ってる間は 外仕事はとっても出来るもんじゃありません。スピーカーからは外には特別の 用の無い者は出ない様に、とアナウンス、家人には 80歳を超えた老人が畑で云々ではみっともないから止めろ、の暑さが続いてます。

 地面は草が伸び放題の最盛期を迎えてます。この蛇草の穂の集合は畑と土手の有様です。畑の方は 何回か野菜作りのお兄ちゃんが トラクターを通してたんで 生き残った根性の有る蛇草の天下になってこうなった。左はその畑の土手です。村の草刈りから一か月も経っていません。 

 

 蛇草も他のも 梅雨明け頃から物凄い伸びよう、次の代の種いっぱの この穂を伸ばして 種を撒く支度だったようです。

 

 Tさんの畑、旦那も息子も手伝ってくれないから もう作らない、と言ってます。が 先祖が苦労して作った畑なんで 自分の代では 荒らしたくない、と頑張ってます。

 Tさんの婆ちゃん 先週 頑張って草を刈ってました。今朝には 強い日でこの通り、すっかり干し草になってます。干し草と言うか 燃えてしまいそう、

 

 こっちは 隣の放棄畑。すっかり山に還ってます。一面の烏瓜やヤブガラシに葛も伸びて 覆ってしまってます。

 

 ここも高齢化が進んで 畑に若者が出て来ない限り こうなってしまいそう。先祖の人の苦労なんて 思い致せない者ばっかなんて 情けないが、価値の天辺に金を置かせた 我々の世代の愚かさが そうさせた結果の 品性の貧しさ 故なんでしょうな。

 今年の落花生の畑です。この猛暑の中、ここまで来ました。草共の蹂躙を何とか凌ぐ ぎりぎりの線です。

 

 まだ 畝の中の蛇草やなんかを 取り中の畝の様子。もう落花生が槍を差し 槍先に豆の莢が着いてますが 邪魔な草は抜いて遣らないと、と葉を掻き分けて退かせてます。

 草の根に絡んで抜けて来た莢は 土の中へ 戻してますが、なんとかなるでしょうと、落花生の強さに頼るのみです。

 前庭の 野良ウコンの藪です。

 

 長芋の畑の隣なんですが 猪公はウコンは好みで無いようです。穿り返された長芋の蔓は枯れてます。

 来年の種芋も採れなそうです。

 収穫がほぼ終わったブルーベリーです。房になって濃い紫の実が着いてる時は 採るのが手いっぱいで 写せなかったんで せめてものお礼で撮って置きます。

 

 畑は草の猛威で 作物を救出するのが大仕事です。南瓜なら負けないだろうと放って置いたら 完全に草に埋没してます。葱の今年の収穫は自家需要の半分もいきそうもありません。やっと草より上に葉を出してるトマトとナス、ピーマンなんかの他は、草刈り機で全部刈ってしまうより無いようです。

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村の鎮守の宮薙が終わって 夏本番です

2024-07-07 17:53:26 | 暑い夏

 今朝は 村の鎮守 大竹神社の宮薙、ミヤナギ、でした。村の夏のけじめの一つです。朝 6時半に皆が集まって 神社の境内に蔓延った夏草を 刈り払い、薙いで、掃除をして 清めました。この境内の草を薙ぐ事から この祭りを この辺では 宮薙 と言うんだと教えてもらいました。

 梅雨の中休みで この2~3日暑い酷く暑い日が続いてます、が 今日も暑かった。神社は 立派な彫刻が有って 古い装具やなんか 伝わってたようですが、手入れが行き届かず、建物だけがやっと 残って守られてきました。

 

 僅かに残った 行事の一つが 今日の宮薙です。神社の役員になった 仲間が麦飯と 韮の冷や汁を作って 宮薙をしてくれた皆に振舞うんです。

 

 麦飯は 麦だけを炊いてくれてます。冷や汁は 韮を 出汁を採った味噌汁に ぶち込んだ 素朴な冷や汁です。

 

 草を刈る者、それを片付ける者、夫々この暑い中 大仕事を終えてですから、麦飯に 冷や汁をぶっ掛けたのが 結構冷たくて いけるんです。神棚にお供えする用に 頂いて帰る仲間も居たりで 和やかでした。役員の皆さん ご苦労様でした。

 境内が草を払って すっきりしました。何百年も経った 椎の老木がある 境内は この暑い時期でも 日陰を作ってくれ 良い酢済み場所になります。

 

 宮薙は 夏の始まりで、蝉が鳴き始めました。ニーニーゼミですが。

 畑は夏草が物凄い勢いです。もう少し早く、奴等が値を張ってしまう前に 遣っ付けて置けばいいものを、伸びて作物を覆ってしまうようになって どうにかしようとするのが いかんのです。わかっていても そうならないと動かない、困ったもんです。茄子や枝豆が草に潜ってしまいそうです。

 一寸 目を離していた隙に 遣られてしまいました。長芋が全滅。猪に掘り返されてしまいました。

 

 順調に此処迄 来てたのに、完全に穿り返されてます。埋めていた 樋ごとめっちゃくちゃに 遣られてしまいました。

 山芋だし まさか 猪公に遣られるとは、ここで気を付かされました。前に土手を散々穿られてたのは 野生の芋が狙いだったんだと。

 今年はしょうがないんで、残った蔓を 埋け直して 種芋だけでもつくってもらうことにします。

 

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暑くて乾いて

2023-07-30 11:55:09 | 暑い夏

 今朝も快晴です。雲一つ無いと言う言葉そのまま、朝日が向かいの山を照らし始めました。

 梅雨が明けてから 日照りが続いて、畑はカンカラカンです。夏野菜さえもぐったりなのに、藪は蛇草も伸びに伸びて 穂を出してきました。 

 今の時期の花を探してみました。月見草です。道の土手上、チガヤの藪に綺麗な黄色の花を咲かせてます。未だ朝の5時過ぎ、日が出たばっかなんで 夜から咲き続けて もう少しは開いて居れそうです。

 

 藪で虫を集めているのは ヤブガラシです。この藪は未だ咲き始めですが 大きい花塊では顔位の大きさの塊になります。

 所構わず家中の 木々に登り付き覆ってしまうんで 見つけ次第 引っこ抜きますが、2~3日開けてると 蔓延ってるんで 油断できません。蝶や蜂には大人気ですが 庭の木々には大迷惑な奴です。

 こっちの蔓草はもっと困る 烏瓜。花は夜の間 白い優雅なレースを広げて誘う美女みたいです。花は陽が射す頃には 萎んでしまいます。

 

 ところが蔓は伸びた先が土に触ると そこに根付き芋を作ってそこからまた芽吹き伸びる。元の株は益々大きな芋になり 太い蔓をさらに伸ばす、朱い実の中の種は 落ちた先で 芽吹き蔓を伸ばす。家みたいな 山では 一度居付かれると 退治は難しい。樹に登り付かないように、見つけ次第 引っこ抜きます、根元の芋も掘り出します。

 畑の下の 放棄畑の状態です。今や篠竹の藪で とてもじゃないが 入り込めません。猪の道だけは中を通ってますが、

 もう1か月以上 雨が無く、畑は刈り払い機で 草を刈ると もうもうと砂煙、乾き切ってきました。胡瓜は 半分枯れてきました。茄子は立っているだけ、実はひねた 曲がったのが着いてるだけです。

 胡瓜は代替わりさせようと 苗を作ってますが、畑が乾き切ってるんで 植えれません。苗は 大きくなってしまうし、困ったもんです。

 雨しか水を遣る手立てのない 山の畑なんで、雨が欲しい。雨乞いには 何処に行ったら良いもんでしょうか、

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今年は早い、月下美人

2023-07-18 09:41:28 | 暑い夏

 さっき 今は地球上 10万年だか 12万年前から一番熱い 一週間だったとTVで言ってたようだったが、全く暑い日が続いてます。人類が未だアフリカから出て無い頃以来 とんでもない暑い状態らしいんで この先どうなるんでしょうか。

 金星みたいに 水どころか大気迄剥ぎ取られてしまう状態なんかにならなきゃいいが、と要らない心配までしたくなるような 暑さが続いてます。

 いつもより何か月も早く 月下美人が咲きました。1輪だけだったんですが ベランダが良い香りでした。

 

 この仙人掌は殆ど挿し木で増やされてるそうで、家のと同じ株のクローンが沢山あるはずなんで 昨日一昨日辺りに開花した家も沢山ありそうです。

 まだ一杯咲いてる 風蘭が数鉢あり、白い花の共演でした。香りは月下美人のに圧倒されてましたが、

 1回目 2回目の胡瓜がこの暑さで へたって来ましたんで、更新用に苗作りを始めました。黴に強い品種だそうです。

 キャベツも 軟らかい品種と言うのをポットに蒔きました。本葉が何本か出てきたら 暑い畑に出します。

 レタスは少し早すぎるかもしれないんですが、蒔いてみました。もう少しはっきりしてきたらポットに移し、苗にします。

 キャベツもレタスも 買って来たのは硬いと言うので、急遽 軟らかい品種を選んで 作ってみようと思い立ったんです。

 周りの木々から 暑さを煽る様に 油蝉が盛んに鳴く様になりました。

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やっとじゃが芋を掘り終えました

2022-08-01 09:43:48 | 暑い夏

 暑い日が続いてへたばりそうです。この暑さをものともしないで 木槿が大きな花を開いてます。白い花が 真っ青な空に良く映えます。

 

 先週末は 部落で始めた環境整備の一環で、神社への道の空き地に、花を植える活動の花壇の草取りでした。こっちは年寄りの有志の主に婆さん連中です。何だかんだと結構 賑やかに始めましたがこの暑さには元気者でも 閉口してました。

 若い体力のある連中は棚田の山側の土手で刈り払い機を振り廻してました。かなりきつい斜面なんで 田圃の地主の年寄りでは 刈り払えなくなって来てます。袖ケ浦市の支援を受けての 環境整備に乗ったんだそうです。他の部落では前から遣っていたようです。高齢化で耕作放棄になって荒れる農地の保全、生活環境の悪化対策です。

 焼けるような日射しのカンカン照り下、汗をポタポタ垂らしながらの草取りの3時間でした。

 夕方 畑へ出て、ほったらかしてきた じゃが芋の残りの分を掘り終えました。全部で1輪車に2杯ばかり、これから来年の春までの分に十分です。

 下の畑が放棄され篠竹藪になってしまい、家の畑の方へ進出して来て、じゃが芋がこんな被害を受けるようになりました。篠竹の根が進行方向に有ったじゃが芋を突き通したんです。 

 篠竹の根の先は 鋭い錐の先みたいで 大概な物は突き通します。今年はこんなのがいくつも有りました。こうなると腐ってしまい 捨てるしかありません。

 もう一つ、コウボシ(甲星)も突き通します。こっちの方も 根の先が尖がってて じゃが芋位は平気で突き通すんです。写真では細かくて見難いんですが、写真をクリックして大きくして確認ください。

 猛烈な暑さで 日の高い内は外に出れません。日が高くなる前と傾いてから、暑い暑いと言いながら 畑で草を取ってます。落花生は未だ半分残ってます。取った方の半分も もう草が伸び始めて、草の奴等の強かさには全く閉口です。

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