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里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

エビネが咲いて、棚田に早苗が

2020-04-24 16:32:43 | 春後半

 裏の藪、山際の竹林下に 地エビネが咲きました。ここでは早くに春蘭は掘り尽くされて無くなってしまいました。が 地エビネは見逃されたか 家の草藪や前庭の外の山に幾群か残っていて、この時季に藪を覗く楽しみになってます。

 

 この群は去年の台風で倒された竹を避けています。藪の天井の大木や竹は吹き折られたり飛ばされたりで、そのとばっちりが 下草の上にも及んでますが しぶとく避けて頑張って咲いてくれました。

 村の棚田に早苗が植わり始まりました。棚田の低い方からです。

 仲間のKさん家は、来週かな、と言ってます。苗の育ちが この処の照り不足で 一寸遅れ気味なんだそうです。

 

 村で稲を作る家は 数える位しかなくなりました。田植え機を装着できるトラクターを処分して、田圃は専農で大規模にやっている人に貸して作ってもらうんだそうです。若い者が継いで遣ってくれないそうで、仕方が無いんだと。寂しい事、

 周りは見る間に緑の色が濃くなって、どんどん季節が進んでます。

 家周りの様子に戻ります。

 裏藪の茗荷は 草を突き抜いて葉を広げてきました。ミョウガタケの時期は過ぎました。周りの山には沢山あって 家にも進出して来てます。

 

 私が持ち込んだ 明日葉もジャングルになってきてます。山菜の蕗の薹やタラの芽の頃には 萌え出したばかりの可愛い芽を摘んで一緒に天婦羅にしてたんですがね。

 

 去年の台風で枝を随分吹き折られて、スカスカにされた家の大楠は新芽がぞっくり生えて来てます。写真では撮れてないんですが 風に戦いでピカピカ光ってます。大きな手で剪定してくれた様で 空が見えてたんですが、この具合では直に茂ってしまいそうです。

 

 畑の方は 草を剥がして 夏野菜の畝を作るべく、シャベルで掘ってます。畝が長いんで 後どれだけ掘るか、畝の終わりを振り返り見ては スコップを踏んこんでます。掘った溝には剥がして枯らして置いた草や 春野菜の抜いたのやを放り込んで肥やしを入れて 埋め戻しやっと一畝が出来ます。

 こんな村でも コロナの話が出ます。木更津でも、袖ケ浦でも危ないらしいとか、心配です。

 

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躑躅が綺麗です

2020-04-19 12:50:26 | 

 昨日は酷い吹き降りで 合間に突風が恐ろしいほどでした。

 外には出れないんで 台風で遣られた部屋の床張りでした。断熱の発泡パネルは敷き終わってましたんで、合板を敷く作業です。

 9㎜厚みの杉の合板なんですが、重いんで往生しました。6畳の間に定寸の合板を6枚、2枚はそのまま、後の4枚は部屋に合わせて切って敷きます。切る方の内 2枚は長さのみ、残りの2枚は幅も長さも合わせて切ります。

 電動のノコが有れば直ぐですが、手引きのノコで引き切るのは結構な仕事です。養生テープを切る部分に張って 寸法の線を引き、何とか切りました。部屋と言うものは 直線の4方で出来ていないんで 後で何かしなければ成らなくなると、細かく合わせなければならず 道具もろくに無い素人には 大変な工作になってしまいます。

 来週は敷いた板を サンダーで均しワックスをかければようやく終わります。

 

 今朝は北風が残ったものの 良く晴れました。田圃の向こうの富士山が真っ白に大きく見えてました。

 むらの皆の家の躑躅が見事に咲きました。生垣に びしっと切り揃えたのや、丸く形作ったのやで見事なもんです。

 この躑躅は Kさんの生垣の一部です。自分で刈込むんですが よくまあ 綺麗に出来るもんです。

 田圃や畑を作っていながら、梅に始まって 桜、躑躅、夏前まではアジサイ等 何かしら花の木が咲いてます。合間には牡丹や石楠花、山百合等も咲かせているし、感心です。

 畑は豌豆が採れ始め、ピーマンなんかの夏野菜を少しづつ植え出してます。草が凄い勢いでのさばって来るんで 野菜の畝を作るのに何倍も手間が掛かります。

 筍は出来が悪いようで 細いのばっかりです。今朝も10本ばかり掘ってアパートへ帰ってきました。友達や従兄へ配ったものの 不作で小さいよ、との言い訳付きです。

 去年までは筍掘りに 友達が来てくれてましたが、今年はコロナを口実に 集まらない事にしました。

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山が芽吹き、棚田に水が入りました

2020-04-11 16:57:17 | 

 昨日も風は冷たいものの、日差しは力を増してきてます。へ上がって来る道の周りの山は緑で生き返ってきました。山が動き出しました。

去年の台風で吹き折られた杉林は 無残に枯れて 痛ましいままですが、下草が伸びて雑木も育つし、夏までには埋まってしまうんじゃないでしょうか、

 上がって来る道の土手上に 蛍蔓(ホタルカズラ)が咲いてました。写真よりは濃い紺色です。

 

 毎年楽しみにしていたんですが 今年も見つけられました。台風や刈り払い作業で 根こそぎ遣られていないか心配でしたが、確り頑張ってました。

 土手のコンクリートに蔓を垂らしているんで 吹き飛ばされてしまわないか、健気なだけに心配です。

 上がって来る道の土手がこんな風になっている コンクリートの上の藪に幾株かが頑張っています。

 この紺色の花が見れるようになると、田圃に水が入って 蛙のコロコロが合唱になるんですが 今年も足元から聞こえてきました。まだ合唱までには早いようですが 楽しみです。

 村の棚田は6分ほどの田圃に水が入りましたが、久留里線の辺りでは 早くも田植えをした田圃があり、田植え機が何台か見えてました。

 Kさんと 苗はどん位になった? 3寸にはなったかな と田圃で話してきたんですが、やっぱり下の田圃の方は温かいようで 1週間以上、半月位は早いようです。

 

 昨日は早く出た筍を雪国の姉と兄へ送りました。本格的に出て来る前の奴で 大小不揃いでしたが初物なんで 勘弁してもらいました。去年の台風で 親になる竹が折られたりして苛められたんで 小さいのばっかりなのか 一寸心配です。

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筍の初物

2020-04-02 15:57:50 | 

 3月末、筍の初物を掘りました。椎茸の榾木を立てて置いた 裏藪に、春の椎茸を採ろうと入っていって 見つけました。

 草藪になっていて 気が付かず蹴飛ばして、筍の先っぽがこんなになってしまいました。草に埋まっていて 先が黄色く軟らかかったんです。

 周りを足で探って あと3本見つけて掘りました。

 早速、糠を入れて茹でてアク抜きをしました。

 

 夕飯にたけのこご飯で 初物を戴きました。えぐみは無く、甘い香りで 満足満足。75日長生き出来る、かな? 

 昨日は朝からずっと降り続けたんで、台風被害の部屋の床張りでした。遣りつけない大工仕事、足に思いの他負担がかかったようで、今朝は太腿の筋肉痛です。ちょうど 山登りの後みたいで、足が思うように動かなくて往生しました。

 床の下に入れる発泡のボードを8割方敷き終わり、来週来た時に 床板を敷きます。 

 

 周りの山は木の芽が吹き始め、山動く季節に入りました。

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