里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

モッテノホカが咲き始めました

2023-10-07 13:33:54 | 秋の走り

 湿気が無くなって 過ごしやすくなりました。今朝は草叢を歩いても びっしょりにはなりません。

 蒸し暑く昼間なんか とっても外仕事なんかできなかった一寸前迄とは 様変わりです。

 食用の菊、以ての外(モッテノホカ)が咲き出して 秋になるんだ、と知らされました。

 クリックで大きな画面に

 何年か前、新潟の兄嫁さんに苗を送って貰ってから、毎年 秋の楽しみを味合わさせてもらってます。来週には 摘める程に 花弁が育ってくれます。

 草共は夏の間 熱と強い光を受けてため込んだエネルギーを 込めて種作り、腰位の草葎になってます。畑の道も この状態になってました。

 昨日、朝から刈払い機を振り廻し刈っておいた 畑の道です。草は土手の高さの半分以上は有りました。

 昨日、半日の日照りで見事に 干し草になりました。

 

 もっとも この道の草は 殆どイネ科の 蛇草、チカラシバやネコジャラシなんかで 乾き易かったんです、が それにしても 見事な干し草になりました。

 この夏の暑さで 隣畑のYさんの豆は 実が入らない状態。種を分けて貰った 本職の味噌屋さんのも全くダメだそうです。莢は枝に着いてはいますが 莢は育たず 豆も入りません。

 

 小豆もダメ。家のと Yさんのと 全く実が入らないんで、刈り倒しました。株は とっても 大きく育ったんです。

 

 爺さんが遣れなくなって 放置された Wさんの畑です。セイタカアワダチソウが 黄色い花盛りに、こうなると 茎は太く硬く成るんで 倒すのも苦労です。こっち側の畑のKさんには 迷惑な事です。

 このままでは 後何年もしないで 山に還ってしまいます。

 家の前庭?もこんな状態になってしまいました。暑い間、手抜きしたツケが回ってきました。

 猪小槌(イノコズチ)の藪です。この種は 何にでも食いつき ひっついて、あとで除くにも面倒な 困った奴なんです。ここまでになられたら 刈り倒して焼くしかない。手抜きがえらいしっぺ返し、来週にはきれいさっぱり 刈り払います。

 

 畑は ハスモンヨトウの大発生で 冬野菜が困った事になってます。今朝も Nさんが通って 大根も白菜も他の菜っ葉類も 食い尽くされたとの事、見に行くと 植えた後には 茎が残ってればいい方、の状態。薬は使いたくないと 言ってたんで、仕方ないか。敵は飛んで来て卵を産んで行くんじゃ手に負えんとぼやくぼやく、 

 Kさんとこも 大根や白菜にキャベツも酷い目に遭ってます。薬を撒いたのが 遅かった、こんなのは今迄 無かった、と。

 家も菜っ葉にはネットを掛けて 薬を撒いて対策してたんですが かなり遣られてます。

 気候がこんなんでは 品種も変えていかなくちゃいかんようです。

 

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穂紫蘇

2023-09-16 11:27:53 | 秋の走り

 昨日はゴロゴロの音ばかりで ほんのお印程度の雷雨でした。北東の空は ピカピカが雲をライトアップして 可成り降ってるな!とはっきりわかる程、都心では酷く降られてるのが良く望めました。

 一寸しか降らなかったんで 猶更蒸し暑くなって 往生しました。

 青物の方の季節は どんどん進んでいるようで、紫蘇はこんなに穂を出し 花も咲いて来てます。

  クリックすると大きな画面で見れます

 来週にはこの穂を扱いて 紫蘇の実を採るようです。塩漬けにしておくと 色々重宝します。

 あんまり暑い日が続いてるんで 彼岸花が見えないと思っていたら、Nさんの畑の土手に こんな可愛い彼岸花が咲き出してました。昨日は花茎が覗いてたんですが 今朝には 咲いてくれてました。

 

 この調子では 下の棚田の土手に 真っ赤な行列が出現するのも直だと思われます、

 同じ土手に 韮がいっぱい花を挙げてます。蝶や羽虫の人気の食事場所が出来ました。

 

 畑に植えた韮の種が 零れて広がったようです。家の小道に土手にも幾群れか咲いてます。勿論食べれます。

 前庭の秋明菊も咲き始めました。少し遅めです。

 随分前に妻の実家の庭から 移して来ました。去年 実家を整理して 残っているのはこれだけです。寂しくなりました。

 Mさんの畑の縁に ベラドンナリリーが咲き出しました。同い年の畑の仲間です。亡くなった奥さんが 可愛がって増やした花です。

 

 一人で良くやってます。が 仲間は 独り者が増えてます。秋の所為でも無いんでしょうが 虫の声が身に沁みます。

 畑は 白菜の1回目が葉を伸ばして、大根の1回目も何とかなりそうです。人参はこの前の酷い降りで 駄目だったんで蒔き直しました。

 駄目なのは大豆と小豆やインゲンなんかの豆。小豆は花迄は良く育ったんですが 咲いた花が実に成らない。花穂が空しく立ってるだけです。暑い所為としか考えられません。インゲンも小豆と同じ状態。花が咲いても莢が出来ない。対暑品種を見つけて来ないと 豆が食えなくなるんでしょうか、困った!

 南方由来と思われる ナス、キュウリや冬瓜なんかは良く伸びて 実がすぐ大きくなり過ぎてます。作っていく植物も気候変動で 変わっていくんでしょうか。80余年生きて来た 教えられてきた 作物が無理なく出来る世の中が続いて欲しいもんです。

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草共は秋支度

2023-09-02 12:07:48 | 秋の走り

 今朝は涼しい風が通り、早くから畑を耕していた nさんも 頑張れそうです。厚く蔓延った 草共には露がいっぱい下りていて、 靴がびっしょり。

 畑の縁に移した 吾亦紅の花穂が大きくなりました。紫に近い色の花の塊です、が 私のカメラでは ピントが合わせきれないんで、花穂のアップは撮れてません。

 

 畑の際で 草を取って無いんで 蛇草なんかの藪になってます。その草共が伸び放題に伸びて 穂を出してます。穂を出す前のこいつ等の伸び具合は 信じられない位、3日前に刈ったばかりなのに 伸び出してもう穂孕み 節が膨らんで来てます。根っ子から取ってしまえば問題ないんですが、刈払い機で 一遍に遣っ付けようとの根性がいかんのです。

 日中は火傷をしそうな この暑さでも、木槿は次々 大きな白い花を咲かせてます。よっぽど夏が合ってるみたいです。

 今朝 裏に回って見たら 栗が結構落ちてました。拾って ズボンのポケットに入れていたら、ゴムのゆるんでたズボンが ずり落ちてきました。5合以上有ります。

 雨が降ってくれないんで 秋冬野菜が遅れてしまいそうです。日曜日には 降る様な予報なんで、待ち切れずに 白菜の苗を下しました。枯れたら 追い蒔きしても何とかなるだろう、と いい加減な超楽観的見方で。 

 

 大根も1回目を蒔きました。沢庵用に 50本ばかり。これも 降る雨頼りです。

 蕪とか人参なんかも蒔きたいんですが、雨頼みなんで どうなることやら、です。

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栗が落ち始めました

2023-08-26 11:36:50 | 秋の走り

 草の勢いが物凄く、このまま放って置くわけにはいかんなー、と裏に回ってみました。この前 刈った草の上に栗の毬が落ちてました。

 日が落ちるとクツワムシに始まってアオマツムシ、鈴虫にマツムシ、コオロギ迄 賑やかに鳴き競って 季節が移って来たを知らせてくれてました。が 栗まで落ち始めては 秋に入ったのは本当かな、こんなに暑いのに、と半信半疑。

 落ち始めたのは 何か事情の有る奴の事が多く、味はもう一つです。 

 

 早くも 落ちた栗を盗って行った獣が居るようで 中身の無い毬も有ります。

 あんまり酷くなった藪を刈り始めました。刈った直ぐに萎れてしまう陽の強さで 暑さが知れます。 

 真竹の細い奴も交じって 刈りでのある藪です。大汗かきかき それでも大藪の半分を倒しました。

 後は また来週 頑張る積りです。エンジンが掛らなくなった 大きい方の刈り払い機も やっと直せましたし、

 前の土手、道側に目立たない蔓が茂ってましたが、白い花が覆って 明るくなりました。

 仙人草です。秋に入りかけると咲きます。テッセンの仲間らしいですが、かぶれたりするんで 毒草です。

 綺麗な花で、終わると 鬚の長いタンポポよりはずっと大きめの種になって 風に舞って行きます。仙人の白い長い髯に見立てて この名前を貰ったらしい?

 畑は相変わらず 草が物凄い勢いで伸びてます。穂を出すため 丈も太さも急に高く太くなって 作物を覆い隠してしまうんです。これで 穂になり実られると来年も 酷い草に痛めつけられます。とは言え、取り切れないんで 豆や落花生の 畝だけでもと 頑張ってます。

 冬野菜の支度も始めてます。白菜やレタスは1回目の苗を昨日 畑に出しました。

 雨を待って 大根、人参や蕪なんかの1回目を 蒔き始めます。

 

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週末は稲刈り

2023-08-19 09:57:28 | 秋の走り

 日の有る内は 外仕事は無理、薮蚊も集りに来ません。台風の間だけ雨の気配はあって、パラパラ降ったりしましたが、熱帯に戻りました。それでも 日が落ちると 風が気持ち良く、秋の虫も鳴き始めてます。

 久留里線が走ってる辺りの 田圃はもうかなり刈入れが進んでます。

 ここの棚田は 今週末から刈入れになるようです。 

 

 仲間で 専業と言えるのは Kさんだけになりました。息子さんは勤めてますから 手の掛かる刈入れは 休日でないと無理。週末は 雨は無さそうなんで 稲刈りには おあつらえ向きの日より。

 Kさんのとこは 糯米の田圃以外は この週末で刈入れ終わりにするようです。

 上がって来る時は 稲の実りの良い香りがします。古い米の品質低下が昔程酷くない今でも やっぱり新米は魅力です。

 家では 米はKさんに譲ってもらってます。一袋30㌔を半分Kさんの米用冷蔵室にあずかって貰って 半袋ずつ運んでます。精米は炊く毎に 精米機で磨ってます。今は半袋預かって貰ってるんで 新米は一寸先になりそうです。

 畑は草には丁度いい加減の雨が有ったもんで、大草小草が物凄い勢いで 伸びてます。先週取ったばかりの落花生の畝も もう草と豆と見分けがつかない状態。日中は暑くて 出来ない草取り、夕方日が傾いてですが 精一杯やってます。

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