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里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

大根干は秋冬野菜の仕上げ

2020-11-23 19:41:57 | 寒くなって

 寒い朝が続く様になって 急に大根が育ち、太くなりました。見ている間に太くなるみたいです。

 沢庵にするにはそんなに太くなっては都合が良くないんで、急遽抜いて来て洗って干しました。

 

 大根十耕と言われるように 深く耕し細かい土の畝にしなければいかんのです。が 手抜きが過ぎてこんな大根に。大根には違いないんで これで今年の沢庵にします。

 大根干しが 家の冬野菜仕事の始めの方の大事です。前には何十本も干して 漬けてましたが、昨今は十数本にしました。食べれなくなったんです。

 1週間ほど干して 漬けます。昔みたいに良く干して歯に堪える沢庵では もう齧れない、仕方が有りません。庭の蜜柑の皮を干して、ウコンを掘ってきて 良い色になるよう漬け込みます。

 この辺の在来大豆、小糸在来が葉が枯れて 莢が乾いて来ました。葉が無くなった株から、良く乾く様に、抜いて稲架木に掛けました。

 

 去年は蒔く時期が悪く殆ど取れなかったんですが、今年は上手く行きました。味噌はこの豆で足ります。

 乾いてくると 莢は弾けて豆が落ち始めます。来週には叩いて豆にします。

 

 もう一つの豆、黒豆は未だです。莢の中の豆は赤っぽく葉も枯れこんでません。霜が來るまでには 稲架に掛けられると良いんですが。こっちも去年は全滅だったんで 今年は上出来です。

 

 お節の黒豆は どうやら間に合います。

 蚕豆の畝に 芽が揃いました。目の出始めをカラスにかなり抜かれましたが、予備に蒔いておいた分で 丁度埋め合わせが出来ました。

  

 小豆はお終い、来週抜く時に株に残った莢を捥いだら完了。ここ何年か 全く収穫無しだったんで、久しぶりに成ったこの大納言が愛おしく 最後の一粒迄 無駄にしたくないんです。 

 全部で1升位には成りそうです。お正月のお汁粉、あんころ餅用や 春秋の牡丹餅、御萩に時期時期の おこわには足ります。

 冬野菜が本番です。白菜や大根に蕪、小松菜なんかの青物類は 当分自給できます。

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蚕豆と豌豆の芽が出て 冬迎えです

2020-11-16 16:22:42 | 初冬

 種蒔きの殿、蚕豆が芽を出して来ました。畑仲間のKさんやMさんは 苗を作って移植するやり方ですが、移植作業の腰の負担を避けようと 直播にしました。

 蒔いた時 Kさんには テグスを張って置かんと カラスに悪戯され 抜かれるぞ!とは言われてました。 

 畝に蒔いておいた分は やっぱり かなり カラスに引き抜かれました。抜かれて直ぐに見つけたんで 根が乾かない内に埋め戻し、被害は少なく済みました。 

 カラスに穿られ引き抜かれる分を考えて、余蒔きしておいた分も芽が出てます。 

 同時に蒔いた豌豆も3種 芽が出て来ました。スナップ豌豆が早生と晩生2種にグリーンピースです。これから寒くなって、霜が降りるようになると ヒヨに食われてしまうんで ネットを掛けます。

 大豆は莢が枯れ色になってきて 来週には抜いて稲架に掛けるようです。これは丸大豆、向こうの畑に黒豆と青豆、それに地の種類の小糸在来があります。

 

 去年は種も採れない大失敗だったんで、リベンジ出来そうです。家の豆で 味噌が仕込めそうです。

 小豆は自家用には余る程採れました。今年は豆が上手く行きました。

 大根がもう抜けます。来週には沢庵用に干せます。沢庵用と言っても 前のように 50本以上も干す事はもうありません。老夫婦で食べる分なんで 20本も有れば余ります。

 

 菜っ葉類は一寸早過ぎたようです。小松菜がこんなに育ってしまいました。年末用にと作ったんですが 温かさとちょうど良いお湿りで 育ち過ぎです。Yさんが遅く蒔いてたんで 年越し蕎麦用は分けてもらいますかな。

 ネットの中の 白菜は食べ始めました。いよいよ鍋の季節が近づいてきました。

 前庭の枇杷が花一杯です。ハクビシンに負けず 何とか収穫したいんで、向いのOさんと相談して 対抗策を講ずる積りです。

 高く伸びたのに 倒れてしまった皇帝ダリアがお辞儀しながら咲きました。土下座かな、

 暮の花続きですが 山茶花です。一杯着いた蕾の先が朱く見えてきてましたが、いくつか咲いてきました。

  

 昨日は 今年最後の道掃除、草刈りでした。村の大きな行事はもうありません。道の山側、山の木が大きく枝を伸ばしていたのを 高所作業車を借りて来て、皆で切って落としたり、倒れると電線に当たる様な木は切り倒したり、大仕事の1日でした。

 直に霜が降りるようになります。菜っ葉や大根、蕪なんかは 霜をくうと旨くなります。そっちは楽しみですが、寒いのはいい加減で終わってもらいたいもんです。

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立冬になったら 寒菊や冬の蘭が咲き出しました

2020-11-07 14:45:12 | 寒くなって

 蕾が膨らんで来ていたので もう冬なんだと気付かされてたんです。出来過ぎみたいですが、立冬の今日 寒菊がこんなに開いてました。

 

 すぐに この白い寒菊みたいな 霜が來るんでしょうか、

 家の寒菊は 上の白と下の赤です。仲間の家で 爺さん婆さんが元気だった暫く前までは 赤 白 黄なんかの寒菊を綺麗な形に仕立てて 咲かせてたんです。が 今は見れなくなりました。

 来年は 家ののを 仕立ててみようと思います。思うだけになるかも、

 台湾蘭の素心も咲き出しました。家に持って帰って もう何十年になるか 季節を忘れずに毎年 この時季になると咲いてくれます。優しい香りです。

 

 株が大きく古くなったんで 春には分けなくては、と思ってます。鉢は数を増やしたくないんで どこかに貰ってもらうようです。

 畑は小豆を捥いでます。大納言と普通の小豆です。普通の小豆は終わり、株は抜いて燃すように乾かしてます。大納言は 今日も乾いた莢を捥いできました。バケツに一杯弱。広げて干します。あと2回位で終わります。

 黒豆は大きな莢が充実して来ました。葉は枯れ始めたんで 後半月程で抜いて干すようです。

 味噌にする豆、地の豆 小糸在来、と白大豆 両方とも今年は収穫出来ます。もうじき抜いて干します。去年の雪辱が出来そうです、去年は種も採れなかった。

 大根はKさんのが一番早く大きくなりました。1本貰って来たんで おでんにしてもらいます。家のは来週には 沢庵用に抜けそうです。菜っ葉類は 大きくなった奴から抜いて 食べてます。

 蒔いた豌豆3種類は 未だ発芽無し。蚕豆はカラスにかなり 抜かれました。食いもしないのに 抜くんで頭に来ます。

 仲間の芋は掘り終わり 囲い終わりました。家のは未だ畑です。霜の来る前には掘らねば、

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放棄畑はセイタカアワダチソウに占拠されてます

2020-11-02 12:18:05 | 晩秋

 里山は蛇草や猫じゃらしなんかのイネ科の草や スベリヒユ何かの草草が種をばら撒き終わって枯れてきました。この前まであんなに威勢を誇って 家の野菜共を覆い、被さって酷い目に遭わせていたんですが。

 今はこのセイタカアワダチソウとイヌタデが家の周りで最も威勢の良い草になりました。

 後を継いで畑をやってくれる人がいなくなった 所謂 放棄地は 人の背より高くなったこの草の天下です。

 花だけを取って見れば 黄色い奇麗な花の塊です。

 生えている辺りを完全に占拠するために 他の草が育たないような成分を株の根から出しているんだそうで、この草だけの 黄色い花畑?になってます。この成分はその内に自分達をも駆逐してしまうそうで この藪も後何年か経つと 他の草藪になっているかも知れません。

 ここへ来た時は こんな景色は無かったんです。仲間の爺ちゃん婆ちゃん達が手入れして綺麗にしてました。跡継ぎが有っても 畑をやらなかったり、跡継ぎが無かったりで このでも いくつもの畑がこうなってます。

 もう一つ 今を盛りと 土手をピンクに覆っているのが このイヌタデです。蛇草なんかより遅れて蔓延り出して 皆枯れてしまった今の時期 一斉に花穂を揚げてます。 

 家の屋敷の中でも 暫く草刈りして無かった藪が こいつの花穂一面になってしまいました。

 

 実はこいつに占拠された庭はあまりにもみっともないんで 急いで刈払い機を振り廻して退かしたところです。

 こんな辺鄙でもない 里山の村でも ここ十何年かの間に 秋の景色が変わってきてます。ずっと先では 山に還るんでしょうが、もう暫くは 長閑な田舎で在りたいもんです。

コメント (4)
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