里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

もって菊が咲き始めました

2021-10-24 15:02:53 | 晩秋

 今朝は冷えて 里山から帰る道で雪を頂いた富士山が 良く見えました。年末頃の冷えとかで 車の窓を拭きながら帰ってきました。

 故郷の兄に送って貰った 食べる菊の 晩生で 花の大きい モッテノホカが咲き始めました。紫の食用菊では お終いの方の花です。 

 早生の柿の本は 花が傷んで来て摘めなくなりました。

 モッテノホカにも 紫色のと この花みたいな黄色がかったのが有ります。先人が端正して選び抜いて 残してくれた品種なんでしょうが、家では どっちもモッテ菊として 美味しく頂いてます。

 畑の土手辺り、初めは小さかった吾亦紅が ここへきて 花穂が大きく成って 目立ってきました。渋い紫の花穂は晩秋を表わす 良い花材です。  

 

 イヌタデは畑では困る雑草ですが ピンクの花穂の群は 枯れ野になって来た今の時期には こっちも花材になります。

 落花生が上がって来ました。電気柵が頑張って呉れたお陰で アライグマなんかに食われずに済みました。出来はあんまり良くはありませんが 去年よりは収量は上がりそうです。

 抜いて捥いで 残滓がこれ。残っている莢は 豆が入ってません。

 先にオオマサリから抜きました。捥いだ豆がこれです。

 

 蒔いた時 芽が出なかった所の 追い蒔きに半立を使ったんで、捥いだ豆に 半立が混じってます。莢の大きさは倍半分なんで容易く選れます。

 茹で落花生で食べるには オオマサリの方が好みなんで 半立ちは乾燥させて 炒って食べる用に分けて置きます。

 畑の皆は 落花生はもう作っていません。獣害、鳥害が酷く収穫できないんです。KさんやYさん達に 分けて喜んでもらいました。

 さつま芋を掘り始めたKさんからは 大きく成った芋と、里芋を掘り始めていたYさんとは 芋の株との交換になりました。

 朝晩の気温が下がってきて 獣も鳥共も大食いになったようで、家の柿は一つも無くなりました。蜜柑が甘くなる前に 手を打たんと 買って来なければならない羽目になります。 

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挿し木した木槿が咲きました

2021-10-09 10:18:57 | 

 金木犀の花が 葉っぱの脇から湧き上がる様に 盛り上がって咲いてます。今年は 花着きが特別多く 2度目の今は甘い香りで包まれてます。

 あんまり花なんかに話のいく事の無い 村の仲間が、今年は 金木犀が2度も咲いてる、と何かおかしくなって来てないかい?と言い出して来る位です。日当たりが良く 先に咲いた木の下は赤みがかった黄色の花が厚く撒いたように散り敷いてます。

 居間の前に 春に下した 木槿が 何倍にも伸びて蕾を着け、真っ白な大きい花弁を開いてくれました。

 

 ここは来た時に植えた 秋明菊が蔓延って隙間もない藪になってしまったんで、殆ど掘り除きました。隅に取り残したのが 今 花盛りになってますが その倍にもなる真っ白い花で、植えた本人が 魂消てます。

 隣の Oさんが 土手上の杉に登り付いたアケビを採ってくれてました。今年は小鳥なんかに食われる前に取れて良かった、大きいのがいくつも採れた と喜んでくれました。

 裏の柿が甘くなって、ヒヨなんかや 獣も来ているようで、食い残しが 木の下に食い散らかしてあります。

 虫が付いたか 早くに熟んで軟らかくなったのは 半分啄まれて木に残ってます。メジロには格好のご馳走ですが 何倍も大きいヒヨが意地悪で メジロが来ると追っ払うんで 気の毒です。

 畑は冬野菜を蒔いてます。大草にしてしまった跡片付け、相変わらず 泥縄をやってます。畝にする分を 掘り起こし、枯草を放り込み鶏糞をその上に撒いて 埋め戻し の 畝作りですが はかのいかない事、1日に2畝行けば良い方です。来週は 白菜やキャベツとレタスの2回目の苗を 下すんで、何としてもと頑張りました。

 大豆の莢が膨らんで 枝豆で食えそうです。

 落花生は早くに成った莢は豆が確りして来ましたが 未だ豆が出来てない莢が多く、もう少し置いてから抜きます。電気柵に頑張ってもらいたいもんです。

  

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台風一過

2021-10-02 12:32:39 | 秋、台風

 昨日は台風接近で 北からの風の吹き降り、気温も上がりませんでした。今年は各月初めには その月相当の気候になる律儀な年なんでしょうか、

 今朝は 明け方前には 周りの木を吹き揺さぶっていた風の音が止んで 静かに成って、快晴。昨日の嵐が嘘のようでした。

 居間の前の蜘蛛の巣が 青空に良く合い、秋の風情に。巣の主は未だ細いんですが 秋が深まるにつれて太くおっかないようになります。

 庭に持って来た 吾亦紅も 花穂がそれらしくなってきて、こっちも秋の風情に、

 

 家は周りの山の木々が茂ってるんで ある程度までの 風はその梢を煩く通って行きます。それで木々の騒がしさは 煩いんですが 家の周りの柿や蜜柑なんかの高くない木々は 今度位の風では吹き折られたりの影響は出ないんです。

 色付いてきた 柿も 今度の嵐では無事でした。

 

 しかし 獣やヒヨやなんかは その限りじゃあありません。甘く成った途端、こんな具合に食われます。

 

 もう3割は食われてます。5分5部迄はこの柿を確保したいもんですが、今年も無理みたいです。

 昨日吹き荒れた畑へ出て 柿の本を摘んできました。指の先も良い香りになりました。

  

 花房から花弁だけを採って 湯がき、今日頂く分の他は 冷凍にしておきます。今年は 手を掛けた分良く出来て 花は多く咲いてくれてるんで 沢山収穫出来そうです。

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