里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

椎茸の駒を打ちました

2024-01-27 12:06:43 | 冬中

 先週 Kさんの山で切って来た コナラ、転がして置いた奴、に椎茸の菌駒を打ちました。もう少し、2週間位 枯らしてからの方が良かったようですが こっちの都合も有り 打ってしまいました。

 駒用の専用錐、ドリル、を使って9㎜ばかりの穴を穿ちます。

  画像をクリックすると拡大します

 太い丸太には 縦方向に4寸間隔、横即ち切り口に平行の方向に4等分、90度毎になるよう、穴を開けました。細い方の丸太には 縦方向の間隔を5寸程にしました。寸法はおおよそです。

 駒は 富士種菌さんの F206 味の良い大きな茸が採れる奴です。今年は注文が遅かった所為か 駒が菌に食い尽くされる一寸前だったみたいで、軟らかくなってしまってました。指で潰れてしまう位。

 潰れないように 柔柔と打ち込み、時間が掛りましたが 家の分12本を打ち終わりました。

 転がして置いた丸太は 土に触っていた方が濡れてたんで、乾かしながらでした。

 打ち終わった丸太は 栗の木の下に積んで、夏を越させるつもり。下に孟宗を切って来て 土台にしました。 

 

 風が通る様に 交互に積んでおきます。秋には前からの榾木を伏せてある 山際へ移動し立て並べます。 

 

 本格的に茸が出るのは もう一夏過ごした 秋からです。

 Kさんの山では 親戚の方が 以前から椎茸作りをしてました。福島の原発事故の後、この辺でも 原木を使った椎茸は販売出来なくなって、ずっと休んでました。この頃ようやく販売できるようになって 再開してます。千葉県の こんな ど田舎迄影響が有ったんです。

 畑の方は ヒヨやカラスなんかが 残った冬野菜に集ってます。そろそろ じゃが芋の準備に掛かります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椎茸の榾木用にコナラを切ってきました

2024-01-19 18:02:00 | 寒くなって

 今年も椎茸の榾木にする コナラを切らせてもらいました。直径30㎝位の 手頃な奴を2本、隣のOさんに手伝ってもらって。

 根元の方は 重いんで 2尺位に、他は3尺弱に切って 軽トラで持って来ました。早くに切って 水を抜いてから 持って帰れば もっと楽なんですが、仲間と言っても よその山に転がして置くわけにもいかないんで、

 

 家の分を15本ばかり、Oさんのが 20本程です。2週間ばかり転がして置いて 駒を打ちます。

 霜が毎日降りるようになって 鳥共や獣共に厳しい時期になりました。先週までは 樹一杯に成っていた 蜜柑が完全に食われて、こんな具合。先週 幾つか捥いで食べた時、随分甘くなってたんで 危ないな、と 思ってたんですが、

 

 ヒヨにカラスなんかの鳥共とアライグマやハクビシンなんかの獣の仕業です。食い尽くすまでに2晩とは掛かってないようです。

 畑でも ヒヨなんかの食害が酷くなってます。真っ先に遣られるのは ブロッコリーやキャベツ。

 

 これは家のステイックブロッコリーです。ネットを掛けて無かったんで、葉っぱが無くなりかけてます。

 次には 白菜や大根、残ってる野菜は 何でもかんでも 無残に食われ、その食欲に感心させられます。

 菜っ葉の方は 早くも薹立ちし始めました。これは チンゲン菜の仲間です。すっかり菜の花です。花が咲き始める頃までなら 軟らかくて 甘みも有って美味いですよ。

 

 冬至を境に 日が長くなってくると 冬野菜は 薹立ちし始めます。寒い日が続きますが 春の気配が 微かですが感じれます。

 草共はもっと敏感に 日が長くなったのを感じるみたいです。早いのは ハコベやナズナ、完全に野生化して 畑に居付いた三色菫もその中に入ります。

 上のは 法連草、下のはレタスの畝に生えて来た奴です。今の時期は 伸びるのはゆっくりなんで 暫くは花を楽しみます。 

 畑の次の主役は 蚕豆です。家のは 脇芽が見えてきました。

 一株から 数本 立ち上がってくれるのが 良いんですが、

 畑の周り、土手や縁に 野生化した菜の花も 薹立ちして来ました。春は 未だそう簡単には 来そうもないんですが、草共は気が早いようです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

味噌を仕込みました

2024-01-14 14:37:18 | 初仕事

 今年も味噌の仕込みが 初仕事になりました。家の味噌は 去年から Yさんのところで 一緒に遣って貰う事にしてます。

 畑でもお世話になっている Yさん家は農家でもあったんで 道具も色々有ったそうですが 処分したらしく、味噌を煮る大きな釜や竈、糀と豆を混ぜる”半切り” やミンサー なんかは 麹や豆を仕入れるところから 借りてきます。

 この羽釜は 米なら1斗を炊けるんだそうです。竈と一緒に運んで来て 庭先に据えてました。

 

 指で軽く潰れるまで軟らかく煮ます。

 煮上がった豆は これも一緒に借りて来た ミンサーで潰し、

 糀と併せます。大きな器が 混ぜるのには必要ですが Yさん家ではとっくに 処分してますんで これも一緒に運んで来ました。

 Yさんは 豆を煮た汁は 使わないんで、硬めの仕上がりになります。豆1㎏に糀も1,5㎏、甘めです。

 

 混ぜたら もっと馴染むように握って空気を抜き、仕込みの樽にきっちり 押し込みます。拳で 押し付けながら押し込んで 完了。

 これから 半年、1年、縁の下で ゆっくり味噌に成って貰います。

 家の周りは 冬モード。先週は樹に一杯成っていた 蜜柑が 見事に食い尽くされてました。畑では キャベツやブロッコリーの葉っぱが ヒヨに食われて ボロボロ、残した白菜も 食われてます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする