里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

餅を搗きました.ID:cp7rt5

2015-12-28 17:01:54 | 日記
 畑を使わせてくれているYさんの所で、今年も餅つきをしてもらいました。正月用のは、新潟の姉から一杯送って貰ったので、豆餅を作ることにしました。
 Yさん家のを搗き終わって、最後の一臼?で作りました。餅つき機で作るんですが、一回分は2升です。
 Yさん家のは5臼、全て白い餅です。親戚へ送る分と、お供え用に丸めるのが1臼、親子、孫で賑やかにやっているのに参加させてもらました。
 私は竈の火の番です。大工さんに貰った木っ端や使い古しの竹等をどんどん燃して釜の湯を沸かすんです。蒸籠を2段に重ねて、1蒸籠に2升ずつ蒸します。糯米はYさんが昨日のうちから水に浸けて用意してくれてました。
 蒸し上がりを味見と言うか試食と言うか、蒸した糯米の軟らかさを確かめて、丁度良い具合になったら餅つき機に放り込んで、後は機械に遣って貰ました。

 豆餅はYさんもやった事がないと言う事で、手探りです。
 豆は先週落として、選った新豆です。2升の糯米に300g、これはネットで調べてこれ位が良さそうと決めました。昨日の晩から水に浸けておき、今朝10分程茹でて持って来ました。
 餅は柔らかい方が良いようだ、と言う事で、普通のより長く蒸しました。搗いて殆ど餅になったところで豆を投入し、豆が混ざるまで搗き続けました。これで上手くいく筈、だったんですが、搗く時間が長過ぎたか、豆が軟らか過ぎたか、見事失敗。豆が粉々に砕けて、黒い皮もヒジキを散らしたようになってしまいました。
 食べられない訳ではないので、伸してカキモチの様に切っておきました。乾いたら、揚げたり、焼いたりして頂くことにします。
 Yさん家の居間に機械を出してきて、搗いている様子です。

 この冬は中々寒くなりません。冬野菜が伸びすぎるし、水仙等の冬の花がどんどん咲いてしまってます。
 前庭の土手下の藪椿がもう落椿です。今年初めて樹一杯に花を着けてくれました。裏の山から2本抜いてきて、家の入口の土手下に1本、土手上に1本植えたものです。土手下のが大きく育って3m以上、もう大木です。土手上のは乾くし肥料も無いのに頑張ってますが、下のの半分もいかないながら、結構花を着けました。
 いつもならこの藪椿は未だ咲かないんです。今年の温かさの象徴です。
 
 暖かいのが続いて、大根は極大になりました。遅すぎたと半分諦めていた小松菜や蕪やチンゲン菜の蒔き遅れ野菜が丁度良い位に育ってくれました。
  
 村の年末行事、集会所を総出で掃除、生け垣の刈りこみ、を今朝終わりました。

 良く育ってくれた野菜を、正月用に持って、帰ります。沢庵も良い具合に漬かったし、柚子や春に漬けた筍も持って。
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沢庵漬けて、豆を選って、年の瀬

2015-12-20 10:43:22 | 日記
 クリスマスカクタスが満開になりました。暖冬で早く咲きました。それでも部屋に取り込んでやってないんで、夜の温度が低いため、白い花弁がピンクになってます。
 年の暮れ、今年もあと半月も残ってません。何かと気が急きます。
 
 先々週干していった大根を漬けました。今年は大根が育ち過ぎたので、半分に裂いて干したんです。歳の所為で、萎びた沢庵は歯に堪えられないんで、少しだけ干して漬けます。これで歯切れの良い沢庵になってくれると思います。
 
 夏の終わり頃から雨が続いて、莢に実の入る大事な時期に根粒菌が働けなかったようで、豆が大不作でした。株は育って葉は茂って一見上出来みたいでしたが、豆が入らない、入っても小さい。
 それでも何とか実った小糸在来と黒豆を抜いて、干しました。
  
 乾いた株を収穫袋の中で叩いて、莢から豆を出しました。莢等のゴミを分け、虫食いや傷んだのを除き、不作の年の豆の収穫です。
 黒豆は5合ばかり、おせちの分と豆餅の分は間に合いそうです。
 小糸在来は粒が小さい。不作の年はしょうがないか。いつもの半分もいきません。在来種でもこうですから、本当に悪い年だった。
 
 浸し豆にする青豆、取寄せた種の袋には、早く蒔き過ぎないこと、株を育ちし過ぎさせないこと、と書いてありました。が その遣ってはいけない状態になってしまったんです。これでは種にする分も採れません。来年も種を取寄せて作るようです。
 
 秋遅くなっても寒さが緩く、雨も多かったので冬野菜が育ち過ぎです。また、寒さが来ないんで 虫、特に夜盗虫が酷く葉っぱは穴だらけです。白菜なんか、芯の方まで穴を食い開け住んでいる始末。そこから腐りも入るし困ったもんです。キャベツも育ち過ぎですぐ割れてきます。
 大根は2回目が、もう重くて3本は一度に持てない位になってます。このままでは腐ってしまいそうなんで、抜いて埋けようと思います。3日目も、いつもなら育たないんですが、正月過ぎには一人前の大根になりそうです。温かいのも悪いばかりではないか。

 蚕豆は苗が育ち過ぎてしまったんですが、植えたのが着いて、土寄せが半分終わりました。株元から新しい株になる芽が出始めてます。これからの寒さの具合が勝負です。あんまり厳しくなく、適当に寒くなって欲しいもんです。
 
 冬至がもうすぐ、本当の冬になるんでしょうか。裏の柚子の老木から一杯黄色い実が落ちてます。この前の大風で吹き落とされたようです。未だ樹には沢山成っていて落ちたのが判らない位です。
 傷んでいないのを拾ってきました。町に持って帰って近所に分けようと思います。冬至の柚子に、風呂に浮かべて温まってもらいましょう。
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蝋梅が咲きました

2015-12-11 21:54:06 | 日記
 師走に入りましたが、未だ本格的な霜は来てません。お正月を寿ぐ花が今年は早々と咲いてきました。暖冬と言われてきましたが、大当たりのようです。
 蝋梅が咲き出しました。未だ青い葉の付け根に、透き通った黄色の花です。樹を背に、採って来た野菜を下していたら、良い香りに包まれました。いつもの年より早い開花です、温かい日が続く所為でしょう。
 ここに来た時に植えて10年以上になり、随分育ちました。
 
 前の土手の水仙も咲きました。去年は正月に間に合わない位だったのに、随分早く咲いたもんです。早速切って、夏に亡くなったIさんに見てもらうようにと上げました。
 
 冬中に藪を飾ってくれる朱い実の色が冴えてきました。家の庭には南天、万両に千両、百両に十両と目出度いのが揃ってます。千両は随分前から、もう半世紀位も、鉢で一緒に移り住んで来た生き残りの強者でした。里山で居場所を見つけてやれました。
 庭に下してやったら大株になりました。枝の天辺に沢山朱い実を漬けます。お正月には切って持って帰り、町の友にもお裾分けします。
 
 どう言う訳か庭の朱い実の中でも一番先に鵯が啄んでしまい、正月までにはすっかり無くなります。それで正月の花で切るまではネットを掛けて、鵯共に食うのを待ってもらうことにしてます。
 
 万両は生える力が強いようで、あっちこっち所構わず出てます。小鳥が蒔いたんだと思います。こっちは千両と違い、朱い実が枝から釣り下がります。家では 藪を刈り払う時、つい他の雑木や笹、草と一緒に刈ってしまうので大きな株にはなりませんが、一杯生えて来るんで何処かには今頃になると居るんです。今度は刈り払わないで大きくしてみようと思います。宝くじで当たるかな、
 
 今年は蜜柑や柚子が生り年で、沢山の実で枝が垂れ下がってます。蜜柑は半分倒れてます。
 柚子もあんまり成っていたんでびっくりです。今までは葉っぱと同じ緑で判らなかったんですが、黄色くなって見えるようになったら鈴生りだったんです。
 柚子も熟すと甘くなるようで鳥共が啄みます。それで種を蒔いてくれるので、そこらじゅうに芽生えてきます。大抵は刈り払ってしまうんですが、庭の際の方に残ったのが樹になります。今は古くからある2本の他に、数本の若木が実を着け始めてます。棘が凄いので、つい残してしまったのが育ったんです。冬至には一杯採って風呂に浮かべて温まることにします。
 
 栗の木がやっと黄葉と言うか葉が枯れてきました。12月まで緑の葉っぱでいるのはどうなんでしょうか。来年の成り方に響くかもしれません。冬は冬でいてもらわないと、ずっとこの日本のこの辺りで生きて来たあらゆるものがおかしく成ります。でも寒いよりは良いかな。
 
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