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里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

ヒイラギの花

2015-11-24 10:24:27 | 日記
 先週、先々週は週末に雨が降ったり、の道掃除や神様に収穫のお礼?のカンナギ(神和ぎ?)があったりで、ばたばたしてました。蚕豆の苗も暖冬多雨の所為で伸びすぎて来て、早く植えねばと気が急きます。
 周りは温かいとは言っても初冬。夏草は枯れてこの前まで荒れ地で人の背より高く伸びて大藪になって、花をつけていたセイタカアワダチソウや藜、ヨモギの類なんかも埃っぽい種を襤褸屑みたいに着けた茎だけになってしまいました。
 
 ヒイラギが花盛りです。風もないのに小さな花がパラパラ落ちて来ます。家には何本かのヒイラギがあります。居間の北側の山際のが大きな樹になっていたんですが、構わずにいたら烏瓜や山芋なんかの蔓が登り付いて覆ってしまいそうでした。ここにきて、烏瓜は葉が無くなった蔓の枯れた成れの果ての紐に朱い実をぶら下げただけ、山の芋は黄葉して葉を落とし始め、藪枯でさえ蔓が残るだけになって、鬱陶しい蔓草から解放されたヒイラギが花一杯の良い香りで御出座しです。
 金木犀よりはずっと慎ましい香りで、周りをふんわり包んでくれるようです。銀木犀とも言われることもあります。
 
 ヒイラギに登り付いて覆っていた烏瓜です。庭木ですからこいつ等の蹂躙を許してはいけないんですが、一寸目を離した隙に蔓延られてしまいました。夏までは伸びてきた蔓を引っぺがし引っぺがししてたんですがね。こいつ等蔓草はめげずにしぶとく何度でも蔓を伸ばしてきます。結局根負けしてしまったんです。
 烏瓜はダリアの球根みたいな芋で冬を越して、来年また出て来ます。蔓の先が土に当たると、そこにも芋を作りそこが拠点になってそこからも芽を出して来ます。勿論朱い実には打ち出の小槌みたいな種がぞっくり。それ等が芽生えて--‐、考えないことにしよーっと、

 枇杷は花盛りで羽虫を呼んでます。日本蜜蜂が見られなくなって、集まる虫の羽音が寂しくはなりましたが花の少ないこの時期ですから、羽虫にはご馳走のようです。
 今年は鳥や獣にすっかり食われてしまいましたが、来年は何とかこっちが食う工夫をしなければ!と思ってます。
 
 今の東側の先の角、色んな樹を植えては枯らし、祟りじゃー!の所に頑張って呉れている山茶花がやっと花盛りになりました。
 花は植えた者同様?晩生です。他の家のより一月位は遅いかな。蕾が割れたところでは濃い赤だったんですが、花弁が披いて伸びて来るにつれてピンクになって来ました。今度こそ祟りを封じ込めて、大きな樹になってもらいたいもんです。

 皇帝ダリアも花盛りです。今年は夏過ぎての風があんまり酷くなかったのと、霜の来るのが遅かったのとで 見事になりました。家のばかりではなくあっちこっちで目につきます。もう少し霜には待ってもらって、この冬のダリアを楽しませてもらいましょうか、 
 
 冬野菜の早生分の大根、白菜や菜っ葉の第一回目は終わり、2回目が採れ始めです。枝一杯に成った蜜柑が甘くなってきました。
 芋は長芋、さつま芋、は掘って取りこみました。里芋は畑に穴を掘って埋けました。
 豆類、落花生は抜いて捥いで収穫袋にいれて干してます。カラスが煩い事、何とか食えないかと突っ突いてます。大豆は大失敗で未だ収穫出来てません。種だけでも採りたいと抜かないで待ってるんで、仲間にあきれられてます。
 畑は蚕豆の苗を植えるのが残っている位になりました。暫くは家の周りの藪片付け、竹退治、樹の枝処理等になります。
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落花生を収穫

2015-11-07 11:35:34 | 日記
 落花生を収穫しました。今年は茹でて食べる用にとオオマサリにしたんです。大きな莢の豆で、去年までの千葉半立の倍近くはあります。大きい分、一本の株に成る莢の数は少ないんです。
 いつもは、株を抜いてから根を上に畑に立てて何日か置いて乾かします。今年は獣やカラスの収奪を躱せ切れないので、昼までに抜いて午後からは捥ぐことにしました。
 種は去年収穫しておいたのを蒔いたので、千葉半立がかなり混じってしまいました。少ないながら収穫袋に捥いだのを入れて持ってきたんですが、結構の重量です。
 こうして網の袋に入れて置けば、カラスに持って行かれないで干せます。
 
 獣やカラスの目に付き難いようにと、実が着き始めてからは草を取らないで藪状態にしてました。抜く時にはこの蔓延った蛇草なんかも抜きながらなんで 手間が倍以上掛かります。草を抜いておかなと、後で耕運機を入れる時、刃に絡みついて手に負えなくなるんです。
 遣られないように色々してましたが、やっぱりかなり遣られてしまいました。少ない数しか付かない大きな莢が盗られて、一個も着いてないんですから、抜いた時の😞加減は大変なもんです。ハクビシンと野ネズミの犯行です。全滅する前に抜き終えて、まあ良かったとすべきでしょうか、
 莢を捥いだ株は暫く放置して、乾いたら燃すことにします。捥いだ豆は一寸の間この収穫袋に入れたまま日に当てて干します。
 茹で落花生で食べるのを楽しみにしている皆に、いつもの様に送って上げます。その分くらいは残ってました。
 
 蚕豆の芽が出てきました。出たばかりの芽を悪戯するカラス除けのネットを持ち上げてきました。去年は蒔くのが遅くなって失敗したんで、周りの皆に負けずに蒔きました。
 家が作らせてもらっている畑の持ち主のYさんは下の村に家があります。そこの村では昔から蚕豆は作ってはならぬ!なんで、代わりに作ってやる事にしてます。
 今年は Yさんが作っている畑のじゃが芋を作った後に植える事にしました。Yさんは 掘り残したじゃが芋をぼちぼち掘って直売所へ出してるんです。豆が催促してますよと Yさんの芋堀の尻をたたき始めました。蚕豆は毎年新しい所へ植えてやる方が良いんです。他の豆類と同じ以上に嫌地がきついんです。
 今年は気を入れて種を採りました。焼酎の大五郎の大きいペットボトルに半分以上ありましたから、2百本位は苗が出来ます。 
 
 長芋を少し掘ってみました。種芋が小さかった所為で出来た芋は貧弱でした。種芋は畑の周りの藪からの山芋由来が殆どです。山芋が蔓を伸ばしてきて、零余子を畑に落とし、それが畑で育って2~3年で小さな芋が出来ます。それと去年食べた芋の元の部分を取って置いたのとです。その所為か、出来た芋は濃く、出汁で伸ばして食べてます。
 未だ掘ってない方には大きめの種芋が多かったので、大きな芋を期待してます。
 
 ラッキョウが花盛りです。貰い手が少ないので、作る量は年々少なくなってきました。
 涼しくなって葉を伸ばし、花の少ない今の時期に満開になりました。背は低いし花は小さいし、派手ではないんですが、結構目立ちます。
 家族の人数が少なくなって、漬物をする家は少なく、近所でもラッキョウを漬ける家は無くなりました。来年は多めに漬けて、配ってやろうか、
 
 ナメコの小さな頭が見えてきました。今度の雨でぞっくり出て来るんでしょう。この茸が出て来ると秋は終わり、冬です。
 
 子供の頃、半世紀以上前に比べれば、温かくはなってますが冬はやっぱり冬。窓の先の餌台のヒマワリの種を啄みに鶸が来ました。今年の冬はどうなんでしょうか、寒いのか、雪は来るのか。そう言えば、教えてくれるカマキリが本当に少なくなって、産み付けられた卵の塊を見なくなりました。
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冬の始まり、菜っ葉類が良い具合です

2015-11-01 14:36:25 | 日記
 めっきり日が短くなりました。5時のチャイムが聞こえてくる前には、鍬やスコップを一輪車に積んで引き上げないと暗くなるし、風が冷たくなります。
 晴れた日が続いても、土が畝の中まで乾く事は無くなりました。夜の気温が下がって来た所為で、夜盗虫の大食いがおさまってきたようで、食い切られる株が少なくなりました。主にその2つの理由、これは私見です、から 菜っ葉類が良い具合です。
 触れると向こうから折れるみたいに軟らかいので つい採り過ぎます。持って帰ると、こんなに菜っ葉パばっかりどうするの!すぐ萎れてしまうんだから、勿体ないでしょ!と叱られますが、一寸摘んだだけでこんなになってしまうんです。でも旨いんですよ。

 水菜。大きくなった株から抜いて採るんですが、次々伸び上がって来るんで、すぐ葉っぱで埋まってしまい跡は判らなくなります。採るとき、葉が絡んでポキポキ折れたり切れたりする軟らかさです。
 生でも加熱しても 油と相性が良くて旨いんです。
 去年まではもっと遅くに採る様に作ってましたが、軟らかい葉っぱが霜に弱いので、今年は早く蒔きました。大正解です。霜が来るまでサラダの主役です。
 
 体菜。故郷の雪国では良く育ったこの菜を山のように洗って、漬けてました。白菜漬けを食べ終わったら、べっ甲色になったこの菜の出番でした。漬物としてばかりではなく、煮物や炒め物に冬後半にはよく食べていました。
 この菜も今はとっても軟らかい。故郷のみたいには大きくは育たないんですが、その分軟らかい。油揚げと煮たり、炒めたり、味噌汁にも、癖の無い旨さです。

 ここへきて 色んな菜っ葉が一度に育ってきました。少し前、野菜 特に葉物が高かった頃には手に入り難かった分を今、家で採れるようになったんで取り返す事にします。
 ほうれん草もこんな具合です。採って来た分で余るようなら、茹でて冷凍です。冷凍庫が一杯でどうするの!と叱られますが、何にでも使えて便利です。軟らかくて美味いし。
 
 チンゲン菜の仲間、ターサイです。秋が深まるにつれて、乾きと虫の食害が収まって、露地で作れるようになりました。色んな料理に重宝します。自家用ですのでほんの少ししか作りません。が、それでも食い切れません。
 
 2回目の大根も株元に親指位の大根が見えるようになりました。ボカシを追肥にやって土寄せしてやります。青虫が随分集ってますが、葉が伸びる方が虫の食害に勝って、育ってくれてます。
 正月の膾やおでんに、ブリなんかと煮たりで寒くなると沢山食べるようになります。

 キャベツは軟らかい葉の品種を作りました。良く巻いて、収穫できます。キャベツとブロッコリーは青虫に食い尽くされてしまいますので、ネットをかけて蝶々や蛾の侵入を防いでます

 1回目の白菜はもう一人前、今日も採ってきました。ネットで覆ってましたが夜盗虫に侵入されました。外側の葉は3枚ぐらいトンネルが穿たれてますが、巻いている黄色の葉の部分までは穴は届いてません。白菜鍋ができます。

 裏に積み直した榾木の古い方に見残していた椎茸がありました。大きくなり過ぎてますが、味の良い品種です。
 肉厚のキノコを白菜鍋で頂くことにします。
 
 寒菊が咲き始めました。初霜にはまだ間がありそうですが、冬仕事が待ってます。
 
 
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