里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

棚田も穂が出ました

2024-07-15 15:35:34 | お盆前

 仲間の田圃、下の棚田、の稲は穂を出してきました。

 穂が出始めて 田圃の表の色も変わってきてます。 

 

 穂が出た田圃の表は 風を受けて波打って、風が通って行くのが見えるようです。

 今年は 今迄以上に稲刈りが 早くなりそうです。

 居間の前の 白い木槿が盛んに咲いてます。1日花なんですが 次々蕾が解けてこんな具合です。

 

 混じり気の無い 寂しい筈の白なんですが 大きく咲いて地味さを償ってます。

 猪公の 穿り返し食害が酷くなってます。家の長芋の畑です。来始めてから 毎日夜来てるようです。

 

 初めは 蔓の下辺りを穿って 食ってましたが、昨日の夜なんかは ガイドにしていた 樋の下に鼻を突っ込んで 持ち上げ、放り出して 酷いもんです。

 大きな深い穴、溝、を作ってしまいました。均すにも大仕事になりそう。Oさんに言って 檻を据えてもらう事にしました。庭に檻を据えて 獣対策するなんて、仲間の処でも無い事態です。

 さつま芋や落花生は 畑で電気柵の中なんで 今の処は無事です。が 収穫時期のこの秋は どうなる事やら、

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村の鎮守の宮薙が終わって 夏本番です

2024-07-07 17:53:26 | 暑い夏

 今朝は 村の鎮守 大竹神社の宮薙、ミヤナギ、でした。村の夏のけじめの一つです。朝 6時半に皆が集まって 神社の境内に蔓延った夏草を 刈り払い、薙いで、掃除をして 清めました。この境内の草を薙ぐ事から この祭りを この辺では 宮薙 と言うんだと教えてもらいました。

 梅雨の中休みで この2~3日暑い酷く暑い日が続いてます、が 今日も暑かった。神社は 立派な彫刻が有って 古い装具やなんか 伝わってたようですが、手入れが行き届かず、建物だけがやっと 残って守られてきました。

 

 僅かに残った 行事の一つが 今日の宮薙です。神社の役員になった 仲間が麦飯と 韮の冷や汁を作って 宮薙をしてくれた皆に振舞うんです。

 

 麦飯は 麦だけを炊いてくれてます。冷や汁は 韮を 出汁を採った味噌汁に ぶち込んだ 素朴な冷や汁です。

 

 草を刈る者、それを片付ける者、夫々この暑い中 大仕事を終えてですから、麦飯に 冷や汁をぶっ掛けたのが 結構冷たくて いけるんです。神棚にお供えする用に 頂いて帰る仲間も居たりで 和やかでした。役員の皆さん ご苦労様でした。

 境内が草を払って すっきりしました。何百年も経った 椎の老木がある 境内は この暑い時期でも 日陰を作ってくれ 良い酢済み場所になります。

 

 宮薙は 夏の始まりで、蝉が鳴き始めました。ニーニーゼミですが。

 畑は夏草が物凄い勢いです。もう少し早く、奴等が値を張ってしまう前に 遣っ付けて置けばいいものを、伸びて作物を覆ってしまうようになって どうにかしようとするのが いかんのです。わかっていても そうならないと動かない、困ったもんです。茄子や枝豆が草に潜ってしまいそうです。

 一寸 目を離していた隙に 遣られてしまいました。長芋が全滅。猪に掘り返されてしまいました。

 

 順調に此処迄 来てたのに、完全に穿り返されてます。埋めていた 樋ごとめっちゃくちゃに 遣られてしまいました。

 山芋だし まさか 猪公に遣られるとは、ここで気を付かされました。前に土手を散々穿られてたのは 野生の芋が狙いだったんだと。

 今年はしょうがないんで、残った蔓を 埋け直して 種芋だけでもつくってもらうことにします。

 

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風蘭が咲いてます

2024-07-01 14:37:07 | 梅雨中

 じめっと 蒸し暑い日が続いてます。畑に下した苗共は皆 良く着いて、良い塩梅なんですが 風呂場に放り込まれたような ジメジメ加減には閉口です。

 このじめっとしたのを 忘れさせてくれるように 風蘭が ほのかな香りで咲いてくれてます。

 

 随分前、50年にもなりますか、伊勢に半年居た時に 神宮さんの裏山で枯れ枝に着いて 落ちててのを拾って来たのが 毎年この時季咲いてくれ続けてます。

 増えると分けて上げてます。この間も隣へ引っ越してきた方に 一鉢持って行ってもらいました。それでも未だ 数鉢残って咲いてくれてます。

 こいつの為なら 庭木に着けて、好きなように根っ子を伸ばし放題にさせてやるのが良いんでしょう。が 村でも庭木を 高く伸ばしている仲間は少なくなりました。今はKさんの庭木に着いたのだけになりました。家の樹は 何時まで生き残って居れるか 私が居る間だけだろうと思うと、やっぱ 鉢で生き続けてもらおうかと 考えてしまいます。

 年老いて 先が見える様になると 木を植えるのも、動物を飼うのも 二の足を踏むようになります。その時は残ったものが 何とかすると割り切らなくてはいかんのでしょうが、うじうじしてます。

 梅雨に合いそうな 真っ白い木槿も咲き出しました。大きな花で 気に入ってます。冬に切り詰めたんで 咲き出すのが遅れて今になりました。

 

 居付いた虫共は この葉っぱも花も好きなようで ボロボロにされます。

 もう一つ 良い香りの白い花、梔子です。こっちも虫に好かれて 大きな株になった 半分の枝は 坊主にされました。スズメガの大きな幼虫、青虫に食い尽くされました。

 

 半分の枝は 何とか虫を見つけてはやっつけ 助けた結果の開花です。花を切って来てコップに挿して置くと 花弁が萎れても 良い香りは続きます。

 ギボウシも 大きくなった株から 何本かの花茎を上げてきてます。上がって来たばっかの 花茎は 所謂 擬宝珠、この写真はピントが合ってませんが、形は判って貰えると思います。

 

 擬宝珠は伸びて水色の花が出て来ますが これも涼し気で良いもんです。

 ソテツが2度目の芽吹き?です。春遅く伸ばした 新しい葉っぱが揃った真ん中から吹いてきました。今年の蒸し暑さで 故郷を思い出したんでしょうか?

 

  大きな親の株元から 沢山の子株も出てきてます。この辺迄熱帯になるんでしょうかね、

 去年 採り損ねたブルーベリーが膨らんで 早いのは 色付き始めました。ヒヨに啄まれ、食い尽くされないようにネットを張らねばならんようです。今年は幾瓶か ジャムにする位は 収穫します、する積りです。

 

 この湿り続きで 草共の勢いの凄まじい事!手前は刈り払い機で刈った部分、この間刈り払ったばっかの筈の庭の一部です。先の草の厚み、隙間なく生え集まった草、草、暫くは死闘が続きそうです。

 

 庭だから 歩き難い、露や雨で足元が濡れる、無精してるようでみっともない!で済みます。が 畑はそうはいきません。蔓を伸ばしてのさばる さつま芋さえ 草は埋めてしまい 蔓が伸びない状態です。

 今年こそは!と落花生の草を やっと退かしました。去年は草に埋まって畝の半分は 駄目にしました。まだまだ気は抜けません。

 ナスもトマトも 畝の草は退かしましたが 通り道の蛇草なんかが 畝に伸び出して来ます。こいつ等は畝に入ると 立ち上がってナスと言わず 作物何でも覆ってしまう勢い、その勢いはこの湿りと暑さの所為、

 こっちは汗だくで動きが鈍るのに 相手は伸びに勢いがつく、勝ち目なし?

 

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落椿

2024-06-14 21:58:44 | 梅雨入りか

 梅雨前の晴れた日は 暑くなることが有ります。今日がそれで 暑い事、暑い事。畑に出ても 筋肉労働はとても無理。仲間のNさんは 日の出と共に 土を均して、草を取って、頑張ってました。

 私も日が高くなる前に 大根を抜いて、キャベツとレタスを採って 山を下りて来ました。昨晩の涼しさが嘘みたいです。

 急に暑くなって 木の花もどんどん進んでしまいました。裏の栗は 雄花がすっかり落ちてます。小さな雌花が枝先に鎮座してます。

 大木になった 夏椿は一日花なんで 一斉に咲いた花が 落敷いて、地面に咲き出したみたいです。  

 

 手が回らないもんで 藪になり始めた地が 花盛りになりました。

 蕾はまだ沢山有るんで あんなに咲き落ちたのに 見上げる葉陰に 一杯咲いてます。見上げてると 暑さを暫く忘れます。

 畑は 電気柵の下一面が 大草になり始めてます。畑の脇だもんで 肥しが効いて 伸びが良いんです。伸びて 電気柵の線に触る様になって 露でも電源が悲鳴を上げます。仕事に掛かる前に 刈払い機で 退かしました。草を退かさないと 目前の梅雨になったら 電源が落ちてしまう危険が有ります。

 胡瓜とインゲンが採れ始めました。どっちも 採り遅れると大きくなり過ぎて 株に負担を掛けて 寿命が短くなってしまうんで 見落としが無いように 捥ぎ続けます。

 キャベツやレタスも一人前になりましたが そんなに食えるもんじゃなく、作ってない周りの仲間に食べて貰ってます。

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野良ウコン

2024-06-08 12:34:06 | 梅雨入りか

 雨っぽい天気が続いて 畑は蛇草、藜なんかが 遠慮会釈なく、作物に遣った肥やしでのさばる事無さばる事。どの畝も この草共に作物が埋まってます。

 前の土手下、山寄に 随分前に植えていたウコンが 居付いて野良ウコンになってます。今や大きな集団になって、流石に冬の間は葉は枯れてます が 小屋1軒分以上 占拠してます。

 野良になって 株が老成した所為か、株の中心の方に 花茎が上がって来るようになりました。 

 淡い色の こんな花の集まりです。切り花にしても 花持が良く、何日かは楽しめます。

 

 勿論 ウコンとしては 漬物の色付けとしてや 漢方の原料として役に立ってくれます。が あんまり使う予定はなく このまま占拠地を拡大するようです。

 入口の南側 土手の日陰、ユキノシタが小さな紙人形みたいな花を 沢山咲かせてます。上には榎の大木が居たんですが 台風で倒され、かなり明るくはなりました。

 裏に植えてもう二昔以上になる 夏椿も咲き出しました。この花の白い花弁、軟らかい縁取りの花が好きで P/Cの壁紙に使ってます。好きなだけ伸ばしてるもんで 随分大きく丈高くなってしまいました。下枝を切ってしまってるんで 花に触れ 愛でる事は出来なく、落椿を楽しんでるだけになりました。

 

 大木になった栗も 生臭い香りで 花盛りです。白い尻尾みたいな所は 雄花が集まってます。毬になる雌花は この尻尾の付け根に小さい金平糖みたいのが有りますが 未だ目立ちません。雄花は間も無く 尻尾毎落ちてしまいます。

 

 夏始めの もう一つの花、アジサイです。家のは 大きな花房で 顔位あります。この涼し気な色が 好ましく、愛でてますが 手入れが行き届かなくなってきました。藪にならないように、と 蔓や竹、草なんかを退かしてますが、負けそうです。

 

 ザクロも花一杯です。

 地味な方は雌花、派手な花弁の方が雄花。雄花は すぐ落ちてしまいます。

 

 枇杷です。摘果もしないで 構わずに置いたんで 実は一杯成りました。色付いて来て ヒヨやカラスが煩い事、朝から集って来てます。

 隣のOさんが 簡単にネットの袋を掛けてくれました。昼間はヒヨや烏が 掛けて無い方の実も沢山有るんで そっちに集ってます。

 この袋を掛けた枝の下には 小動物用の罠篭を仕掛けてあります。1週間前から掛け始め もうアライグマが2匹掛かってます。

 暗くなると Oさんが見てる前でも 枝を揺らして 獣が来てるそうです。

 ネットを掛けて無い方の実が食い尽くされると ネットの方も安泰ではいられません。早く採ってしまいなさいと Oさんには行ってます。が やさしいOさんが 残してやるんじゃないかと 思いますが、

 畑は 胡瓜が成り始め、トマトも青い実が大きくなってきました。トウモロコシは花穂が出始めてます。

 大根、キャベツ、レタスは食べられるようになりました。家のが採れるようになると 店の大根やキャベツも安くなって、なかなか上手くは行かんもんです。

じゃが芋は 来週晴れたら掘ります。インゲンなんかの豆類も花が咲いて 小さい莢が成ってます。不作だった 蚕豆は 種を採りながら抜きました。

 今 畑には 胡瓜、茄子、唐辛子の仲間3種、オクラ、インゲン2種と枝豆、南瓜に西瓜、里芋に薩摩芋、長芋にヤム芋、大根に人参と牛蒡、蕪、キャベツとブロッコリーにレタス、葱、アスパラ、その他、、、自家用ですから ほんの少量ずつなんで 何とかなってます。 

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