里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

葉物野菜は霜焼けです

2022-01-22 13:50:16 | 大寒

 冷え込みの日が続いてます。さすがの草共も うっかり伸びた葉先は霜で焼かれ、地面に這い蹲って耐えてます。

 畑は冬野菜の葉っぱが 霜焼けでカリカリに枯れてます。勢い良く伸びていた水菜は葉先が焼けて枯れ込み ぼろ布を被ったようになってます。

 株元の緑は 護られてるんで 鍋に使う水菜としてはかえって旨くなってますが 見場は悪い。

 大根も こんな具合。誰かの足並みに太くなった大根が 霜で焼かれ色が抜けてしまった葉っぱを風除けに 纏わらせて立ち竦んで行列してます。

 

 白菜も同じように 焼けて白っぽくなったカサカサの葉っぱを貼り付かせて 並んでます。

 仲間の家では 漬物も作らないし、野菜を食べる子供、孫の数が少なくなったんで、以前の半分も作らないのに 畑に野菜が残るんです。今年はここへきて 気温が低く乾いた日が続くもんで 襤褸を纏った野菜の行列が 暫くは続きそうです。

 仲間が作れなくなった畑を 下の若者が野菜作りの起業をして 作ってくれるようになって早くも 何年か経ちます。キャベツを作った後に 法連草を蒔いてましたが 乾きと冷え込みの所為で 育ちは今一つ見たいです。霜に当たって厚い葉っぱが育って来てるんで 一雨有れば美味い法連草が収穫出来そうです。頑張って欲しいもんです。

 

 家の蚕豆は 霜に抑えられてこんな具合です。葉っぱの間にアブラムシが残ってました。今度来たら 水薬を散布して 春先に若芽を真っ黒に覆う位増殖する前に 対処します。

  

 今年の味噌を仕込もうと 去年末に収穫した大豆を煮ました。もう15年以上使い続けた 七輪が壊れてきたんで コメリで新しいのも買ってきました。

 

 一晩 水に浸して ふやけて大きく成った豆を見たら、かなりカメムシに刺された痕のあるのがあったんですが 何とか使えると甘い判断。煮始めて 軟らかく成った頃、黴かなんかの怪しい臭い。 

 良く煮て 軟らかくなれば 黴臭さも何とかなると まだ甘い判断、

 結局 臭いは無くならず、せっかく煮た豆は 畑に埋められる始末。虫を蔓延らせた手抜きのツケが回って痛い目に、 

 畑に埋めてしまって、仕方ないんで 直売所へ買い出しに行きました。来週もう一回煮て 仕込みます。

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早くも1月中半です

2022-01-15 13:39:42 | 冬中

 雪が積もって 村へ上がっていく坂が登れない事を言い訳に 里山の家へ行かずにいました。あっという間に正月が行ってしまい、早くも1月は半ばになってしまいました。

 一昨日やっと重い腰を上げて 登ってきました。隣のOさんに聞いたら、やっぱり 上がって来るどっちの道でも 動けなくなった車が居たそうです。来ないで正解でしたと 笑いあいました。

 風と雪が しぶとく枝にしがみ付いていた葉っぱを払い除けてくれたんで 蝋梅の花盛りが見事です。寒さが続く所為か 満開の状態が長く続いてます。

 此処の冷え込みは 下の村よりかは 何度かは低く、Oさんの息子も 家の周りだけに雪が残って---とブーたれてました、

 玄関脇のメダカ池も 日が上がってかなりなるのに未だ凍ってます。メダカ共は 藻の中に潜り込んで動かずに居るようです。

 昨日も カラスが派手に水を跳ね散らかしてましたが、メダカ共はそこに潜って知らん振りだったようです。

 霜で痛めつけられ、雪に圧しつけられて 草共は 地面に貼り付いて耐えているようです。植えたわけでもないのに蔓延っていた花韮さえ こんな様です。

  

 月桂樹やヒイラギなんかが庇になって 雪を避けてくれた下の辺りの草は 早くも花を咲かせてきました。ホトケノザです。大イヌノフグリも一緒に蔓延ってますが 雪の前迄は幾つかあった花は 潰されたようで、背の高いこいつの花だけが日を浴びてました。

 あんまり高い所に成ってるんで 採れない柚子が 殺風景なこの時期の木々に 目立ちます。ヒヨやメジロが傷んで軟らかくなった奴から 啄んでますが、成ってる数が多いんで 黄色く派手に目立ちます。

 畑は収穫が進んで 冬野菜が半分位になりました。無精して残していた夏野菜の残骸は 流石に見っとも無くなって 抜いて片付けました。未だ積んだままです、今度来て燃します。

 歳の所為か 日の過ぎるのの早い事、正月はあっという間に過ぎ、もう じゃが芋の種の話です。Kさんも今年は 3㎏にする、農協だと5㎏以上なんで、コメリで買う、と言ってます。

 村のみんなの処でも 漬物はしないし、野菜はあんまり食わなくなって、畑には爺さんの作った 大根が大きく成って霜に葉っぱを焼かれてます。随分少なく作ってるんですが それでも余ってます。

 家では やっと台風で壊された小屋の 片付けをやってます。昨日も ほったらかしていた有象無象を 随分燃しました。ぐずぐずしてる間に 春の仕事が始まります、 

 

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