里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

彼岸が過ぎても 湿気てます

2016-09-25 21:37:34 | 日記
 全く良く降り続くもんです。その所為で 草が蔓延ります。先週の日曜日に市の一斉清掃で 部落総出で道の草刈りをしましたが、もう刈った後は草が生えてきて 掃除をしたのが判らなくなりました。
 
 日が照らない所為か 今年は 彼岸花が遅いように思います。棚田の畔や土手の彼岸花は今が盛りです。
 雨が止むと 大きな黒い揚羽蝶が急いでやって来ます。真っ赤な花に止まる様は 装飾の絵にしても 際立ちそうです。 
 
 Nさんの畑の土手の 白い彼岸花も咲きました。真っ赤な彼岸花と形は同じですが 感じは大分違います。優しい姿の この色ののがもう少し有っても良いように思います。
 
 畑は雨続きで 草に蹂躙されてます。落花生は完全に草に埋まってしまいました。実はこうなる前に 一部 草を取って奇麗にしたんです。奇麗にした途端、カラスの集中攻撃で 穿られてしまいました。その時はこんなじゃ無かったんですがね。
 道の向こうのAさんは 家とか地主のYさんより早くまいたんで 早くに成って来てました。それを カラスや獣に穿られ始めたんで、ネットを掛けて 完全防備して、半月ほど前に収穫してしまったんです。それで 家のが狙われたんです。そこで 残った分は 草を取らないで置く事にしたら この状態です。草を取って奇麗になってるので目立つ Yさんのが 目下カラスの攻撃に遭ってます。
 
 濡れた泥で重くなった靴を引きずりながら 草を退かしかろうじて確保した冬野菜の畝。その第1陣が少し育ってきました。見えてるネットの畝は 手前からステイックブロッコリー、次が白菜、その向こうがキャベツとレタスなんかです。

 大根も双葉から本葉になってきました。

 人参は雨のお陰で 芽生えが良い。いつもでしたら 中々芽が出ないんです。
 
 紫蘇の花穂が上がってきて 小さな優しい花が咲き始めました。来週にはこの穂を集めて 扱いて 紫蘇の実の漬物を作ります。
 
 荏胡麻にやっと花穂の気配が見えてきました。紫蘇よりかは 大分遅れての出穂です。初めて作ったんで 様子が判らなかったんですが 何とか花は咲いてくれそうです。
 
 ネットのトンネルにしてたんですが キャベツは何本か虫に食い切られました。にっくき夜盗虫です。幼い苗の葉を食い 少し大きくなると茎を食い切ります。
 ネットを張って親の蛾の侵入を防ごうとしたんですが 入られてしまったようです。残っている苗を植え直しました。が 虫を排除出来なかったんで また食い切られそうです。
 
 食い荒らされたと言えば 葱も酷く遣られてます。重くなった靴を引きずって 土寄せし、良い具合に成って来たなー、と思っていたのに。葉を食い破り 中にちゃっかり 住んでいるのが多いんです。
 
 犯人は 夜盗虫と蝸牛です。どっちも潰すと 葱の匂いです。
 雨で湿気が多い所為で 今年は蝸牛が 爆発的に発生してます。こいつは野菜なら何でも食います。見つけ次第 取って潰すんですが、数が多く取り切れません。寒くなるまで こいつの 食害には苦労させられそうです。
 
 雨続きで心配なのが 大豆。3種類植えてますが、何とかなりそうなのは 小糸在来と言う この辺の在来種だけかな。莢が出来始めました。あとは どれ位照ってくれるかです。
 
 里芋さえ 湿気過ぎて 茎が腐ったのが出てます。収穫の秋が迎えられるよう 晴れて すっきりした 青空が見たいもんです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

棚田は刈入れ終わり

2016-09-03 17:32:29 | 日記
 先週は急に思い立って 福島の温泉へ行ってました。山の中の所謂 秘湯で夏バテを癒す積りで。さすがに山の中、緑が厚く 人はその内に皆取り込まれるんじゃないかと思わせられました。いつ熊が出て来ても おかしくないようでした。

 その1週間で 下の棚田は殆ど刈り終えてました。お盆の後 はっきりしない天気が続き、田圃が乾かず、倒れ始めた稲もあり 皆は気が気じゃなかったようです。濡れた穂のモミが芽を出すんじゃないかと。
 今週初めから 乾燥器が空くのを待って 収穫に励んだようです。田圃に残っているのは 餅米位になりました。
 
 田圃が終わって 村はすっかり秋景色になりました。道の傍や畑や屋敷の土手の草藪は 日が落ちると秋の虫が一斉に鳴きだします。マツムシの良く通るチンチロリン、灌木にはアオマツムシが良い声なんですが 煩い位大きく鳴き立ててます。

 居間の前のシュウメイギクが咲きました。クツワムシの住処になる大藪になってます。あんまりのさばるんで 随分抜いたんですが抑え切れませんでした。花は優しい 可憐と言える位なんですが、株の逞しい事。
 
 前の家のMさんに貰った ベラドンナリリー、夏の終わりに 花茎だけ いきなり突き出して咲いてくれるんです。福島に行っている間に 咲き出して最後の方の花に間に合いました。秋の盛りの始まりです。

 山椒の実が朱くなりました。キジバトが来て啄んでいます。朱い皮毎食べていきます。皮は辛いと言うよりは 痺れます。試しに1粒噛んでみましたが 口が痺れて かなりの間感じが無くなってました。鳩は痺れないんですかね?
 もう暫く経つと朱い皮が弾けて 黒い艶の有る種が出て来ます。そうなると 色んな小鳥が来て啄みます。メジロまで食べに来ます。種は全く辛くも無いし 痺れることもありません。種の黒い皮の中は 透き通った感じの脂身です。
 
 庭の困った雑草、秋になると他のが勢いを無くすのに、この時期特に蔓延ってどうしようもない奴が この 狐の孫です。何でこんな名前が付けられたか 判りませんが、道草の中で こいつの名前はすぐ覚えました。
 
 秋が深くなって 冬野菜の仕込みに取り掛かりました。畑では草ボーボーにしていた所の草を刈り払い、退かします。畝の分 溝を掘って刈った草の乾いた奴を放り込み 肥料を入れて埋め戻します。こうすれば 大根でも白菜でも作れます。
 大根や菜っ葉類、ニンジン等は作った畝に直に蒔きます。白菜やキャベツ、ブロッコリー、玉葱等は 苗を作り 畝に植え付けます。ベランダでは 第1陣の白菜とブロッコリーが幼い苗に成って来てます。
  
 早生の玉葱ももう少しで植えられそうです。

 裏の栗は殆ど落ちました。毎朝拾ってますが 蚊が酷くて拾ってられません。栗の毬に蚊が集まっています。それが拾いに来る人に集中攻撃して来るんです。ぼちぼち拾って 15キロ余りにもなりましたか。秋の便りとして 分けて上げようと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする