不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

ツチグリ

2020-07-26 16:29:07 | 梅雨中

 昨日も 庇を打つ雨の音で 早くに目を覚まされました。梅雨も終わりに近いか 降り方が乱暴になって来たようです。

 雨が続くもんで 草の勢いが半端ない、さつま芋の蔓だって蛇草の中に埋まって青息吐息の状態です。家の屋敷内は 後回しにしてきてましたが もう限界、仲間には廃屋かと言われそうなんで 雨の合間に刈払い機を振り廻して 虎刈りですが大草だけでもと大汗かいて 刈り始めました。

 山際の椎茸の榾木を立てている辺りで 草を掃ったら こんな茸が出て来ました。ツチグリです。開いたのは 花が落ちているみたいですが、周りにはまだ開かない丸いのが 転がってます。刈払い機の刃風で 土に一寸だけ尻を止めてたのが転がされたようです。

 

 若い内は食べられるんだそうですが 食指は動きません。

 屋根の工事で 家の軒下回りは廃材やなんかで 刈払い機の刃キンキン言うんで 本当に虎刈りにしてます。確り止んだら 廃材の有象無象を退かして さっぱりと刈り払う積り、

 畑は降ってばかりで 泥んこが嫌で、世話が行き届きません。掘り遅れたじゃが芋だけは 何とかしようと掘り始めました。

 ワイルドな家の畑のじゃが芋、山から伸びてきた笹の根っこに突き通されてました。笹の根っこの先が鋭く尖っていて 硬い土を突き抜けて行くんで、じゃが芋なんか簡単に突き通すようです。

 こんな根っこが 畝の下を勝手に突き進み節毎に芽を立ち上がらせます。少し手を抜いているとすぐに竹藪笹薮になる訳です。

 数年前に作らなくなった 下の畑が今は 篠竹の藪になってしまいました。畑に戻すには ユンボを持って来て 掘っ繰り返し、根を退かす必要があります。限界集落に近いこの辺では 獣ばかりじゃなく 植物とも鬩ぎ合うのが現実です。

 雨で手を抜いてる間に 畑は南瓜に蹂躙されてます。胡瓜の棚もナスやピーマン他に太い蔓が登り越し、大きな葉っぱを広げて勝手次第。こんな気候ですから 半分は傍観です。

 今日はの道掃除、高くなった草を退治する予定でしたが、雨の為 来週に延びました。それで 雨の中を 山を下りて来ましたが 下の田圃は 稲穂がお辞儀し始めました。日差しが少なかったんで 美味いコメになるか これからの照り方次第みたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神巫(かんなぎ)、村の夏を迎えるお祭り

2020-07-12 17:47:49 | 梅雨中

 今日は神巫(かんなぎ)でした。村の皆が総出で 早くから お宮の草刈り掃除をしました。昨日までの嵐みたいな吹き降りがおさまって 助かりました。

 役員達が 前の日から用意してくれた 麦飯と朝早くから仕込んでくれた韮の冷や汁が供され、皆で祝いました。

 

 炊いた麦飯に韮の冷や汁を掛けて 頂きます。生の韮を刻んで 冷たい水に味噌を溶いた汁に放った冷や汁。萱の茎の箸も作ってくれてます。

 村の皆は お供えの麦飯冷や汁を頂いて、酷暑の夏を無事乗り切るよう 神に祈りました。

 梅雨は半ば、居間の前の桔梗が咲きました。涼し気な紫です。梅雨の湿った空気が良く合います。一足先に 秋を呼んでいるようです。

 

 昨日の夕方、夕立の遠雷を押し退けるように 頭の上の木立から澄んだヒグラシの声が降ってきました。このジメジメもあと少しの辛抱でしょうか、

 下の田圃の稲が 白っぽくなってたんで、見たらもう穂が出てます。村のお盆の前に 早い分は 稲刈りが始まるんじゃないでしょうか。 

 

 畑の草と格闘している内に 夏はすぐそこに 来ているみたいです。

 それにしても 良く降ります。家の屋根の葺き替えが進みません。晴れたと 屋根に上がったら また降って来る、仕事に成んない、と 前の家のあんちゃんが嘆いてます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風蘭が咲き梅雨後半

2020-07-02 14:41:29 | 梅雨中

 昨日は小雨の中での部落集会所の掃除の日、妻が行ってくれ 雨が細かくなった間に掃除を済ませられて助かりました。ちょうど一昨日からの吹き降りの中休みだったみたいです。

 本降りになる前に畑へ。胡瓜が採れ始め 追っかけられるように採っていたら バケツに入りきらない位。中っ位の樽に一杯塩漬けにしておきました。確り押してペタンコになったら味噌につけ直すんだそうです。

 昼前にを出て アパートに帰ってきたら ベランダに吊るしている風蘭が咲き始めてました。我が家の長老で もう何十年もこの時季に咲いてくれてます。毎年新しい花茎を伸ばして真っ白い花を咲かせてくれます。風蘭が咲くと 梅雨も半ば、夏まで後僅かです。 

 先週は里山のの隣のゴルフ場で 女子の今季初めての大会をしてました。1日延びた月曜日、夕方 の通りを車が何台か繋がって通り 大会が終わったのが判る位、静かなもんでした。

 里山の前庭の梔子が 良い香りで咲いてくれてます。散々虫に蕾を食われた割には 良く咲いてくれました。

 

 昨日は掃除の後 風が強くなって 雨も加わり嵐の様相。屋根工事の途中ですから 雨漏りが心配でしたがどうにか無事に。

 今朝は日が出て 夏本番の気配。昨日までの吹き降りで痛めつけられた畑を見てきました。

 草から救出した落花生は可愛い花を咲かせてました。

 草からは救出したものの 取った草を畝の間に置いていたら、雨で生き返ったかこんな具合。埋める間がなかった為 もうひと手間かかることになりました。

 隣のYさんが里芋を植えたところは 綺麗に土寄せがなって我が家とは大違い。今度来たら ここまでは綺麗には出来んが、何とかします。

 

 他も草の勢いは凄くて 間に合いません。ヤム芋でさえ 蛇草に埋まってしまい 抜いて遣ったら こんな山がいくつも出来ました。

 抜いて遣ったヤム芋の畝の向こうの草の酷さ、見て下さい。刈払い機を持って来て 蹴散らしてやらねば、

 トウモロコシは半分吹き倒されましたが 立て直してやりました。鬚が出て来てます。来週には獣には電気柵を設置して、カラスにはネットを張ります。 

 先週蒔いた大豆が 芽を出して来ました。キヒゲンで処理して蒔いたんで 鳩にやられたのはほんの少しで済みそうです。

 この処 豆は失敗続きで、味噌用のは買ってるんで 今年こそ何とかなってもらいたいんです。

 

 気は急くものの 体がついて行かないこの頃ですが、作物の世話は待った無しです。草は刈り払い機で何とかして 作物には頑張って貰える環境は確保したいもんです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする