里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

冬至が近くなりました

2023-12-16 13:47:04 | 年末

 昨日の夕方から 暖かい風で随分温かい夜でした。今朝も上着は要らない暖かさが続いてます。

 畑に出て 持って帰る大根や菜っ葉、葱なんかを採って来た時も あんまり暖かいんで かえって 虫の心配をしてしまいました。やっと土寄せを終えた 蚕豆が何本か食い倒されて、株元を探っておっきい夜盗虫を何匹か探り出した処でした。こんなに温かいとこいつ等が また 悪さを し続けそうです。

 来週は冬至、裏の柚子もすっかり黄色くなって 本来ならば 霜が続く筈でもう寒くなって 虫も大人しくなるだろうと 寒さ頼みしてました。

 台風で吹き折られて 日当たりが良く成った所為か、高く大きくなった柚子が 一杯成って 捥ぐのに苦労はしますが、器量の良い大ぶりの実が成りました。これからの時期、冬至から正月に重宝します。

 

 裏の藪の紅葉が見頃になりました。植えたのではないんです。生えて来たのを切らずに置きました。もう少し周りを片付けてやろうと思います。

 

 暮になって南天の実が目立ちます。家の藪では 背の高い順に 南天、千両に万両、百両にヤブコウジ、それに 一寸風情の違うウラシマソウの朱い実が寒くなるにつれて 赤みを増して来ます。

 

 この千両も 冬が進むと 他の朱い実共々 小鳥に啄まれます。

 

 居間の前の山茶花です。咲くのが絶えそうも有りません。

 

 畑の土手には 水仙が咲き出してます。春の七草は薺の早いのがぺんぺん草の実を着け、ハコベも咲き出して 芽を出したばかりのホトケノザなんかと畑で 邪魔者になり始めてます。

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餅を搗きました

2022-12-26 11:12:13 | 年末

 昨日の朝は冷え込んで 雪が降ったみたいに真っ白に霜が降りてました。正月は アパートの方で過ごすだもんで、霜柱をバリバリ踏んで野菜を採ってきました。白菜、小松菜や水菜、春菊等菜っ葉と大根に蕪、人参等。持って帰る野菜は 長芋なんかの芋類も有り、重い荷物になりました。

 一昨日、Yさん家で餅を搗くと言われて、家の分も と仲間に入れてもらいました。

 昼前にお邪魔するともう何臼か搗いて 竈にかかった蒸篭からは良い香りで糯米が蒸し上がっていました。

 旧家のYさん家でも もう臼での餅搗きでは無くて、こんな餅搗き機でやります。

 搗き上がると丸く美味そうな餅になります。これを伸し餅用のポリ袋に取って 伸し餅が出来ます。見た目はそんなでもないんですが この餅は熱い上に重くて、袋を持っている人、餅を持ち上げて袋に入れる人と 2人掛りでないと取り上げられません。

 家は食べる口も量も少なくなって 一臼だけにしてもらいました。それでも 持て余しそうです。

 前の土手や畑の土手でも 日当たりの方は 水仙が咲いてます。すっきりした姿のこの水仙は お正月のお花に良いんで 沢山切ってきました。

 

 一杯実の着いた千両も 何本も切ってきました。

 このところの強い風で 葉っぱを払われて見栄えが良く成った蝋梅も 枝振りを見ながら切ってきました。

 切って来た花や枝は お正月のお花用に何軒かへ分けて上げても 家の部屋毎に飾れました。こんな具合で 余った枝も 小さい花瓶に挿すと 形になりました。

 

 裏の竹藪の紅葉が 霜が降りたんで 中々の景色です。

 こんな霜の日が続くと ヒヨなんかの鳥共と、獣どもが畑や 庭の果物に出て来ます。真っ先に襲われる家の蜜柑は もうこんな具合です。皮ごと食えばいいのに、皮を残して食い散らかします。明日には食い尽くされそうです。

 

 畑の白菜、キャベツや大根が次の標的です。甘くなってくる法連草も奴等のお好みです。食われて困る物にはネットを掛けておきましょうか。

 畑は冬野菜や春の豆なんかの所を避けて、残滓を片付けた所をYさんの息子さんが トラクターで耕してくれることになってます。暫くは野菜の収穫のみの付き合いになります。と 言っても 春は直ぐ来てしまうんですが、

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餅搗き

2021-12-27 19:51:18 | 年末

 昨日は雪が風花となって散ってくる中、Yさん家の餅搗きにお邪魔して来ました。昼前頃になると言われてたんで 部落の年末の掃除のを終えてから お邪魔しました。

 着いたら 二臼目の蒸篭の糯米を蒸しているところでした。竈の火の番などしながら 畑の話や Yさんの子供の頃のこの辺りの事を聞かせて貰ったりました。

 蒸篭です。蒸かし布巾で糯米を受けて 包んで蒸します。

 糯米は Yさんが前の日に研いで用意してました。袋に入れて水にひやかしていた糯米を蒸篭に入れて均し 羽釜に掛けます。

 

 Yさん家の餅搗き機です。前には臼に杵で搗いていたそうですが、今はこの餅搗き機です。食べる量が少なくなって 今年は4臼だそうです。

 

 蒸し上がった糯米を 放り込んで、何分か、餅になりました。すべすべの肌の餅です。が 未だ熱いんです。

 Yさんが取り上げて 息子さんの持つプラの伸し袋へ移しました。

 この餅を袋の外から伸します。

 我が家分は 一臼、一袋、を伸したのを板に乗せて頂いてきました。未だ熱い位で柔です。これで正月が迎えられます。

 今朝は今季一番の冷え込みで 畑は霜柱が立ってました。葉っぱが凍り 人参もこんなように お辞儀してます。お日様が溶かしてくれると元通りに立ち上がります。

 

 蚕豆も同じように凍ってます。これ位の凍り方では 葉っぱは未だそんなには傷みません。が 乾燥が酷くなってもっと酷く凍ると 葉焼けして 今立ち上がっている主株はダメになる事が有ります。

 それでも この辺りの冷え方では 脇目は大丈夫で、春には何本か脇芽が茎を立ち上げてくれます。

 これから 白菜や蕪に小松菜なんかの菜類、大根に人参牛蒡に大根、漬かった沢庵なんかを持って アパートへ帰ります。暮から正月用の野菜や味噌なんか迄 大荷物です。すれに水仙なんかの花も、

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餅を搗いてもらいました

2020-12-27 17:45:07 | 年末

 昨日、Yさんに餅をついてもらいました。Yさんが一昨日から 糯米を仕込んでくれていて、朝から蒸し始めてました。庭に竈を出してきて 羽釜でお湯を沸かし、蒸籠の糯米を蒸しました。

 蒸籠には2升3合の糯米を入れ 一臼とするのがYさん家のやり方です。蒸し上がった糯米は 一握りつまんで 一寸醤油を付けると とっても美味い。おこわです。つまんでばかりいたんでは 冷めてしまい 餅が搗けないんで、本当に一寸だけです。

 餅搗き機に蒸し上がった糯米を放り込んで こんな具合に 搗き上がったら 上出来。

 

 伸し袋に入れて 伸したら 我が家の正月の餅になります。

 こののした餅一枚を頂いて来ました。我が家の村での仕事納めです。

 貰って来た伸し餅を 今朝アパートへ持って帰って 切りました。固まって けっこう力が要りましたが 何とか切り分けて、器に入れ、外の天然冷蔵庫で保存です。

 

 Kさん家の入口の山際、日当たりの斜面には 水仙が咲き始めてます。今年は少しおそいめです。この処の毎日の霜で花弁が痛めつけられてます。

 

 餅を貰いに 里山の家に行く朝、風呂の混合水栓が水漏れしてきて、大事になる前にと、水道屋さんを呼びました。

 簡単に水栓のパッキンの取り換えで直ると思ったが、大間違い。サービスに来たお兄ちゃんに、温度表示式のこの水栓は 内部のサーモスタットで検出した温度の水を出すように 混合栓を制御してるんで 修理は部品問い合わせから 色々有、新品に代えるえる方が得、と言われてしまい。5万円に消費税との事。

 交換した 新品は上の奴。交換前ののは 下の写真の物。 

 

 出掛けにこんな 事態になって 更に事故でも起こしたら大変、と注意して 山の家に向かいました。

 畑は冬野菜が旨くなりました。霜を何回か受けて 大根も白菜も他のも皆軟らかく甘くなってきました。お正月用に採って帰りました。

 豆は黒豆がやっと乾き上がって 落し始めたところです。お正月用の分だけ、家の分他 皆に分ける分2升位でしょうか、持って帰れます。残ったのは来年早々片付けます。

 もう植える物も無いし、芋や豆なんかの残滓を燃すだけで 一寸手が抜けます。暫くは 家の周りに手を掛けられます。

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+年末

2017-12-29 16:31:46 | 年末
 今年は曜日の関係で 村の集会所とお寺の大掃除が24日と早目でした。境の植え込みを刈り揃えて 倒れ込んで来そうな木や竹を切ったりしました。
 集会所とお寺は埃を掃き出し 板の間は拭いて すっかり新年を迎えられるように清々しくなりました。
 お寺の軒に大きなスズメバチの巣が掛かっていて いつもお寺の世話をしていた婆さん達も びっくりしてました。軒が高く蜂が集っていたのに気が付かなかったようです。もう蜂は居なくなってましたが 外すのに大汗の仕事になる位確り軒の垂木にくっついてました。奇麗な模様の立派な巣だったんで 持って帰りました。こいつです。

 28日には畑の主のYさんの家の餅つきにお邪魔をしました。庭に竈を出してきて 糯米を蒸かします。火の番の手伝いです。薪は古くなった畑に使った竹や 切って枯れた庭木の枝なんかで 燃す物に不自由はしません。
 家の分は1臼、お供えの鏡餅と 暑い餅を抱えて帰りました。

 里山の家での仕事はYさん家での餅搗きでお終いにして 正月はアパートで過ごします。お正月用に 大根、人参や白菜なんかの野菜を採ってきました。お正月のお花も切ってきます。
 千両です。今年は朱い実が見事に着きました。ヒヨに食われては堪らないんで ネットを掛けて置いて大正解。綺麗な朱い実が一杯着いたのが 沢山切れました。隣の家や 町の家の近所の人に配っても余ります。
 
 朱い実 繋がりで万両です。こいつは切っては行かないんですが、あんまり綺麗に実を着けたんで。居間の前に小鳥が蒔いてくれたのが育ちました。正月の庭を飾ってもらいましょう。もうじき 実はヒヨなんかに食われて 樹は目立たなくなります。
 
 蝋梅は良い香りで正月様を迎えてもらうのに 切って行きます。満開になりました。良い香りを振り撒いてます。姿の良い所の枝を切りましょう。
 
 花は他に 水仙を持って帰ります。蜜柑と柚子も捥ぎました。
 これで 正月を迎える物で里山の家で調達するものは揃いました。来年の里山暮らしは 今年の役員の慰労と新役員を決める新年の集会がある8日から始まります。
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