里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

台風が行って 季節が進んだみたいです

2024-08-17 12:23:44 | 秋の走り

 昨日 夜どうし吹き降り荒らし回った 台風の端っこが行ってしまい、今朝は静かです。ベランダから持って来た 地ばい胡瓜の苗を雨でたっぷり湿った 畑に下しました。

 台風前の暑さと乾き続きで 胡瓜やナスなんかの夏野菜が 硬くなって年寄りの歯に堪え、一雨欲しい山の畑には 有難い雨でした。

 今朝 胡瓜を下しに出て来た畑は すっかり秋みたいな感じです。あんまり暑くて ほったらかしてきた畑は 草が占拠して凄い事に。

 胡瓜の手だった所は 南瓜に乗っ取られ、その南瓜も野分に曝されて 盛りを過ぎた姿を曝し 秋の風情。

 この白い南瓜は 冬至の頃まで 保存の出来る 旨い奴なんですが、放ってあるもんで 遣りたい放題、成ってる奴を拾って歩くのに苦労します。いずれにしても 秋野菜が始まるんで この草叢はすっかり刈り払って 始末しなけりゃなりません, ため息です。

 山の方を見るとこんな風です。大草が盛りを越えた感じ、すっかり秋が始まったみたい、物凄い暑さなのに!

 

 畑の隅に残した 吾亦紅が花穂を紫に染めてきてます。

 

 そう言えば、日が落ちると 居間の前の草叢から ガチャガチャの煩い声や他の秋の虫の音がしてました。暑い暑いと怠けている内に 季節はどんどん進んでいるようです。

 去年は草に埋まって ろくに収穫出来なかった薩摩芋です。今年はマルチのフイルムを敷いて 万全の構えで 作ったんですが、この状態。草叢みたいですが ちゃんと芋の葉っぱも見えてます。こうなると もう芋の力に頼るしかありません。 

 家の芋畑は 電気柵の中なんで 猪には遣られない筈でしたが、草には負けそうです。

 欲張って広げた落花生の畑。こっちは 草の侵略がもっと深刻です。此処迄蔓延られると 今や手遅れです。畝に蔓延った蛇草を 引っこ抜くと、育ち始めた 豆の莢も一緒に抜けてしまいます。

 蛇草や藜なんかがこう蔓延る前に、小さい内に取って置けば良かったんです。が、小さい内は未だ良いか、と 草なんて 大した事は ないない を決め込んでる内に こうなってしまったんです。

 こっちも豆に 頑張れ頑張れ!と声をかけるだけになりました。

 下の放棄畑、もう完全に山に還ってしまった藪も 烏瓜や葛なんかの 蔓草が覆ってしまいました。篠竹の藪の中には 猪が作った道まであります。

  

 篠竹は豆や胡瓜なんかの手にするに十分すぎる太さです。村に畑仕事の爺ちゃん婆ちゃんが元気だった頃なら こんなに藪にして置かなっかったんでしょうが もう誰も手を掛ける者は居ません。

 家の畑がこうならないように 草を退治して 冬野菜に備えます。

前に今の畑を作ってた U婆ちゃんに、草の種を落とさせないようにしなけりゃ駄目だ!と ずっと言われてたんですが、中々そうはいかない。婆ちゃん、ごめんなさい。

 

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邑は草が最盛期です

2024-08-05 12:47:58 | 暑い夏

 ここまでは 雨が届かず、暑さばかりが続いてます。夕方になると北の方には 雨を抱えたような入道雲は立ち上がってるんですが 千葉の半島の南の方まで来る根性の有る 入道は居ません。

 お日さんが頑張ってる間は 外仕事はとっても出来るもんじゃありません。スピーカーからは外には特別の 用の無い者は出ない様に、とアナウンス、家人には 80歳を超えた老人が畑で云々ではみっともないから止めろ、の暑さが続いてます。

 地面は草が伸び放題の最盛期を迎えてます。この蛇草の穂の集合は畑と土手の有様です。畑の方は 何回か野菜作りのお兄ちゃんが トラクターを通してたんで 生き残った根性の有る蛇草の天下になってこうなった。左はその畑の土手です。村の草刈りから一か月も経っていません。 

 

 蛇草も他のも 梅雨明け頃から物凄い伸びよう、次の代の種いっぱの この穂を伸ばして 種を撒く支度だったようです。

 

 Tさんの畑、旦那も息子も手伝ってくれないから もう作らない、と言ってます。が 先祖が苦労して作った畑なんで 自分の代では 荒らしたくない、と頑張ってます。

 Tさんの婆ちゃん 先週 頑張って草を刈ってました。今朝には 強い日でこの通り、すっかり干し草になってます。干し草と言うか 燃えてしまいそう、

 

 こっちは 隣の放棄畑。すっかり山に還ってます。一面の烏瓜やヤブガラシに葛も伸びて 覆ってしまってます。

 

 ここも高齢化が進んで 畑に若者が出て来ない限り こうなってしまいそう。先祖の人の苦労なんて 思い致せない者ばっかなんて 情けないが、価値の天辺に金を置かせた 我々の世代の愚かさが そうさせた結果の 品性の貧しさ 故なんでしょうな。

 今年の落花生の畑です。この猛暑の中、ここまで来ました。草共の蹂躙を何とか凌ぐ ぎりぎりの線です。

 

 まだ 畝の中の蛇草やなんかを 取り中の畝の様子。もう落花生が槍を差し 槍先に豆の莢が着いてますが 邪魔な草は抜いて遣らないと、と葉を掻き分けて退かせてます。

 草の根に絡んで抜けて来た莢は 土の中へ 戻してますが、なんとかなるでしょうと、落花生の強さに頼るのみです。

 前庭の 野良ウコンの藪です。

 

 長芋の畑の隣なんですが 猪公はウコンは好みで無いようです。穿り返された長芋の蔓は枯れてます。

 来年の種芋も採れなそうです。

 収穫がほぼ終わったブルーベリーです。房になって濃い紫の実が着いてる時は 採るのが手いっぱいで 写せなかったんで せめてものお礼で撮って置きます。

 

 畑は草の猛威で 作物を救出するのが大仕事です。南瓜なら負けないだろうと放って置いたら 完全に草に埋没してます。葱の今年の収穫は自家需要の半分もいきそうもありません。やっと草より上に葉を出してるトマトとナス、ピーマンなんかの他は、草刈り機で全部刈ってしまうより無いようです。

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