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里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

裏の竹を少し切りました

2015-01-25 14:35:43 | 日記
 寒い日が続いてます。畑は霜融けでどろどろ、仕事にはなりません。当分、冬野菜を収穫する時の他は入りたくない状況です。
 鳥達は一層食べ物に苦労しているようで、畑にやって来ては作物を食い散らかしてます。特に大食漢のヒヨには悔しい思いをさせられてます。
 家が作らせて貰っている畑の持ち主Yさんが隣で作っているキャベツと白菜は全滅です。一週間前に見た時は未だ殆ど被害は無かったんです。昨日来てみたら、大きくなっていたキャベツは 一個も残らず食い尽くされてこの状態です。
 
 ちょうどYさんが、息子の嫁さんに'畑に行くならキャベツを採ってきて’と夕食用に頼まれて来たところでした。二人でこの惨状に絶句。
 家のはネットを掛けておいたので無事でした。それを採ってあげて先ずは間に合いました。それにしても、小鳥と侮っては居れません。ネットを掛けておいても、ネットにくっついているとネットの上から突っ突かれ、頑丈なネットでも破られます。
 
 また Yさんが12月始めに丹精した苗を植えていたキャベツの畝も全滅させられてました。全く油断も隙もありません。春早くには採れ始めると目論んでいたのがパーです。
 

 キャベツを食ってしまうと次は白菜、ホウレン草、伸び始めた豌豆の株、と緑の物が寒さに負けないため糖を貯め込んで甘くなっているのを、次々食い荒らします。白菜もホウレン草もこの通り。
  
 豌豆はちょうどやられ始めたところでしたんで 急いでネットを掛けました。毎年の事ですが、今年は特に酷い。寒さが厳しくずっと続いているからでしょうか。
 こんなに遣られると 小鳥たちも苦労してるんだとばかりは 言って居れなくなります。

 畑はネットを掛けて一先ず終わり。家の周りの藪の始末に取り掛かりました。裏の竹藪です。斜めになった奴とか、混みすぎて陰になる奴なんかです。
 裏のは孟宗竹です。腰の高さ位で切り倒します。地際で切ると、草が生えた時に切り株が隠れていまいます。刈り払い機で草刈するときに、隠れた切り株が刃に当ったり、躓いたりするんで、草に隠れない高さで切るようにしてます。太い奴は不用意に切ると 倒れるときに跳ねて危ないんです。体に当りこっちが倒されたり、頭に当り痛い目に遭ったり、馬鹿に出来ません。
 切り倒した竹は運べる長さに切ります。邪魔にならないよう そこら辺に何本か毎転がして置き、後でかたづけることにします。乾いたら炭に焼いたり、竿にしたり 最後は燃したりです。
 茂った葉を一杯付けた枝の切り離しがまた大仕事です。倒した竹は20本にもなりませんが、枝は一山以上。少しは畑に持って行って豌豆の手にしますが 殆ど燃して処分です。灰を畑に使いますがね。
 
 藪には前に倒して片付けなかった竹や、雑木の枝や、枯れて倒れたのなんかが転がっていたりします。そんなのを片付けるのに焚き火をしながらやりました。
 
 焚き火には焼き芋、一息入れるときには良いんです。小屋の軒下に転がしておいた さつま芋を燃え残りの熾きの混じる灰の中に入れておくと、良い塩梅に焼き芋になります。芋も甘さが増していて お菓子より美味いと自賛しながらの一服は良いもんです。
 

 
 
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味噌を仕込みました

2015-01-14 15:26:11 | 日記
 新年の大仕事、の役員を決める譲り式がありました。この村は全戸で30数戸で、4つの組に分けられてます。の長と各組の長は任期一年で順番にやります。
 村には神社、お寺のお世話の役、市の消防とかの下部組織の役、田圃への排水管理や公共の精米機等の動力の世話役等々色んな役があります。
 新年になって新年会を兼ねて、4月からの来年度の役員を決める集まりを、各組長が召集して組毎にやるんです。役によっては複数年担当するものも有って結構複雑ですが、原則順番に担当します。
 
 新年会に出た翌日も良い天気で冷え込みも厳しくなってます。カラスも食べ物に苦労しているようで畑に放置された芋や瓜等まで突っ突きまわしてます。今朝気が付いたんですが 大根が酷いことに成ってました。葉に隠れて気が付かなかったんですが、地面から出ているところが見事に抉られてます。
 
 まだ食い残されていた大根を、急いでで抜いて埋めました。10本も無かったかな。

 前の土手上の杉。枝が伸び風を受けて倒れたら困るので、枝と幹の先を切ってもらいました。枝の先には一杯蕾が着いていて重い事重い事。落とした枝を運ぶのに体がメキメキ言いました。
 切ってくれたのは74歳のAさん。高い所での仕事になれてるとはいえ、ベルト一本で体を支えてチエンソーをロープで引張り上げての作業です。大したもんです。
 これで大風でも安心です。ついでに 隣に大枝を延ばしていた椎の木も切ってもらって土手上がすっきりしました。
 

 杉を切ってもらった前の日に水に漬けておいた大豆、小糸在来、を煮ました。朝から煮るつもりで、七輪の支度を始めたところへ Aさんが切ろうや!と来たんで、杉を片付けるほうを先にしたんです。
 七輪2個に炭、一杯ある竹炭、を熾して始まりです。七輪に杉っ葉、枯れて落ちている奴、を入れ炭を載せて火を着ければ簡単に火は熾きます。
 
 豆は2kgを水に漬けて置きました、家で一回に煮れる最大限です。家の一番と二番目に大きな2つの鍋で煮ます。指で簡単に潰れる様になれば煮上がりです。甘い香りがして、つい摘み食い。
 
 煮上がった豆はマッシャーで潰しました。妻も袋に入れて押し潰してくれました。
 糀はYさんが年末に味噌を仕込んだ時に余ったのを頂いてきたのが2kgと横田の糀屋さんで買ってきた1kg計3kg。塩、約1kg。糀と塩は良く混ぜて塩糀?に。

 潰した豆に塩糀を、斑にならないように良く混ぜ込みました。豆を煮た甘い香りが一杯の煮汁を注いで、良く練って硬さを良い塩梅に整えて仕込み完了!
 
 夏と秋に掻き混ぜて、天地返しをして冬には食べられます。私はちょっと豆臭い位の若いのが好きなんですが、良く熟れたのが良いそうで、もう半年は寝かせて置くようです。 
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部屋では報歳蘭が春を告げますが、畑は大変

2015-01-09 16:01:00 | 日記
 アパートの居間は真南に向いているので 一日中日が入ります。特に今は陽が低いので部屋の中まで暖かい光が入ります。晴れていれば暖かく 一足早く春が来たようです。
 寒くなる前に取り込んで同居している蘭共の内 花の時期を向かえている幾鉢かは花茎を伸ばし、蕾が膨らんでます。

 今年も歳の初めを告げてくれる 報歳蘭が咲きだしました。花茎は真直ぐに立ち上がり毅然とした姿で、花は地味な黒味がかった茶色を纏ってますが香りはよく通ります。
 台湾から持ち帰って もう何年になりますか、毎年忘れずに春を告げるべく咲いてくれます。

 
 里山の方は冬本番です。緑が少なくなって 地面は凍ってしまうし 小鳥たちは食べ物を探すのに苦労しているようです。
 餌台に来る草の実、木の実を食べる小鳥たちは 早朝から夕方暗くなるまで次から次と群がって来て大盛況です。毎朝 ヒマワリの種や粟稗等をやってますが、夕方には殻ばっかりになってます。田圃の周りの叢や山の林を回って、家の餌台も寄り道の目標の一つになっているようです。
 
 家の蜜柑が無くなりました。ヒヨやカラスの仕業です。甘く柔らかくなってきた柚子もすっかり食われました。体がでかい分食う量も中々です。裏山の林に集まって煩く啼き交わしているこいつらには全くお手上げです。
 畑の方では 真っ先にキャベツとブロッコリーがやられました。寒さに備えて甘くなった葉が見るも無残に啄ばまれてしまいました。未だ大丈夫と高を括っていたのが大間違いでした。
 
 白菜もメッチャクチャ、酷いもんです。
 
 霜が酷くなってすぐに 外側の葉を括って防備していたのは 何とか助かってます。それでも他を食い尽くせば危ない危ない。
 
 やっぱりネットを掛けるほか無いようです。最初からこうしておけば キャベツも白菜も遣られなかったのに。少しはネットを掛けてはいたんですがね。全部掛けておかなかったのがこの始末でした。
 
 白菜の次は 大根までやられます。ホウレン草も無くなります。少し暖かくなって 豌豆が伸び始めると すっかり食われてしまいます。明日から豌豆にはネットを張って回ります。
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