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里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

獣とカラスだけじゃない、甲虫もいた

2019-07-20 18:07:27 | 梅雨中
 獣には電気柵、カラスにはテグスを張って トーモロコシの食害対策は十分にしたつもりでいました。昨日 初物を収穫した時、しまった!でした。畝の向こう側の隠れた、見落としてしまう、辺りの奴の鬚が莢から出るところで ブッツリ!
 前からカブトムシが鬚を食ってしまうのに 何回も遣られてたのに、すっかり失念してました。獣やカラスにやられた酷い情景ばっかりが頭にこびりついてたんです。

 採って来た10本ばかりの内 3本は完全に食い千切られてました。今年は虫の羽化が一寸遅れ気味だったのが幸いして、鬚が千切られたのが 少し遅かったみたいでした。雌蕊の役目はかなり済んでいたようで 一寸まだらには成ってましたが、かなり実の入った粒が出来ていました。他の見たいに 写真のように びっしり粒が詰まって着いてるのからは程遠いですが マー良いかです。

 トーモロコシの鬚の大切な事は 知ってました。それでもこの始末です。
 妻にも散々でした。ネットを掛けなければだめよ!と言われてたんです。獣のことが頭を離れず こんな事に。
 それでも 電気柵のお陰で 獣からは守りました。 

 Y婆さんも 作って もう採って食べてるそうですが、かなり食われてます。それでも家に近い畑ですんで 少し助かったようです。ここの皆の畑では 電気柵無しでは獣を防げなくなりました。

 日差しが少なく 夏野菜は難しくなってます。草だけは遠慮会釈なく蔓延って 刈っても刈っても蔓延って、退かすのに雨の合間を見て 泥だらけになって 頑張ってます。が 負けそうです。

 豆は今の処 芽が順調に出てます。昨日は小豆の土寄せ第一回目をしました。来週は梅雨は上がりそうなんで、大豆の土寄せや里芋の土寄せを急ぎます。
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梔子は芳香剤より良いかも

2019-07-10 16:27:28 | 梅雨寒
 雲の厚い日が続いてます。里山の家は 丈が高くなった草で埋まってしまいそうです。今年の竹も伸びて枝にびっしり葉を茂らせ 鬱陶しくなりました。若い葉にため込んだ雫をなんか有る毎にザーッと振り撒きます。
 昨日、一昨日と藪と若竹を刈り倒しして足と腕が限界です。大分明るくなったんで 重労働した甲斐があったと自己満足。畑も草の勢いが凄く いつも綺麗にしているAさんの里芋の畝も 草で埋まってます。

 大きな株になった 梔子に一杯花が着きました。甘い纏わり付くような香りです。スズメガの大きな芋虫に随分蕾を齧られましたが こんなに咲いてます。もうかなり折って部屋に挿して楽しんでも 株はこんな具合です。 
 
 この処の湿気続きで 家中黴臭くなって、特にトイレは何とかしたいと思ってました。梔子の枝を挿してから 臭いは全く気にならなくなりました。消臭効果が有る様な感じ、梔子の香りで 黴臭さや便所の匂いが押し退けられたみたいです。

 居間も黴臭さが無くなって 良い具合です。

 風蘭もこんなに咲いてくれて 仄かな香りを送ってくれ始めました。梔子がこんなに強烈でなかったら この時季の主役なんですが、今年はわき役になってしまいました。
 家に来てもう何十年になりますか、毎年一杯花を見せてくれてます。 
 
 居間の前の 角に 桔梗が今年も咲いてくれました。ここに来てすぐに種を蒔いてからの住人です。株は大きくなって 茎を何本も立ててくれたんです。が、一緒に植えたシュウメイギクが繁茂して 抑え込まれてしまいました。春,
芽吹きの時から気を付けて シュウメイギクを退かしてやって ここまで回復しました。
 
 今朝は梅雨寒、窓が白くなって 掛け布団が欲しい位でした。畑の蛇草には こんなに朝露が、靴は水の中を歩いたみたいになりました。
 
 里芋の大きな葉にも大きな露の粒が乗ってます。カラス除けにテグスを張った トウモロコシはやっぱり葉っぱに露の珠を乗せてます、莢から出ている鬚が茶色になって来ました。来週は採れそうです、但し 獣とカラスが見逃してくれたらの話。

 小豆が出揃いました。手前に 出ない所に植える予備を蒔いておいたんですが、殆ど要らない位良く出ました。双葉の間から 本葉が覗いてます。
 
 小豆の1週間後、先週に蒔いた大豆が出てくれました。ここでは子育てを始めたキジバトが豆の芽を片っ端から食い尽くします。仕方が無いんで 苗床に蒔いてネットを掛けて 双葉が萎むまで育ててから 畑に植えてました。この植える仕事は 腰に物凄い負担で何とかならないもんかと 仲間に聞いてました。いつからか 豆を薬に塗して蒔け!と教えてもらい、半分疑いながら遣ってみました。薬には 塗した豆は鳩が食えなくなる程酷い味になるんで 何個か食ったら馬鹿な鳩でも学習して 食わなくなる、との事でした。
 今年も”キヒゲン”と言うあくどい色の薬を塗して蒔きました。確かに出た芽の内 畝の前の方 4~5株は出た双葉を食われて 引っこ抜かれてました、が それだけで済んでます。啄まれた双葉はよっぽど酷い味になるみたいで 食い散らかされてました。普通なら キジバトは 端から順に 綺麗に食い尽くしていくんです。
 
 お湿りのお陰で 紫蘇の葉が軟らかく良く育ってます。いくら摘んでもすぐに新しい葉が出ます。玉葱や豌豆豆の終わった畝に勝手に出てきた奴。野菜不足対策の一部になるかも、
 
 お湿りが困った事の 一番は、でんでん虫の大発生です。どこへでも しみ出してきて 野菜は何でも食い散らかす。繁殖力も半端ない!ちっこいのが 砂粒みたいに湧いてきます。
 特にキャベツやレタスなんかの葉を好むみたいです。キャベツの芯辺りから侵入してきます。食われると そこから腐ってきます。見つけ次第潰しますが 物凄い数で潰しきれず 諦めです。退治の良い方法はないものか、仲間も知らないようです。
 
 梅は3キロばかり採れました。軟らかい赤紫蘇も良い具合に育ったんで 朱い梅干しが 漬け終わりました。
 インゲンや胡瓜が採れてます。トマトは親指大、茄子は花が着きました。オクラは----、夏野菜になりました。
 暫くは 草と虫との攻防が続きます。
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トーモロコシにカラス除け

2019-07-03 14:21:13 | 梅雨中
 雨の合間をぬっての畑仕事や庭仕事が続きます。少々濡れても 気にならない時期ですが、それでも ザーッと来ると軒下や 木陰に逃げ込んでます。この湿り気で 草共の勢いの凄い事、凄い事。刈って行って 後を見るともう 伸び始めている感じ!
 梅が色付いてきたんで 捥ぎました。南高梅で 3キロばかり採れました。大きい実を鳥共に突っ突かれたり 落ちたのを獣に食われたりで、これだけになりました。梅干しにします。が 1年間の分としては一寸足りない。足りない分は 直売所で村の長老が漬けたのを買って済ませます。

 先週 電気柵を取り付けた トーモロコシの鬚が少し色付いてきました。獣は電気柵で何とか防ぎたいんですが、カラスには効きません。ネットを張ることも考えたんですが、支柱の確りしたのが要るんで、取り敢えず テグスを張って 様子を見る事にしました。
 
 カラスは賢いんで 羽が絡まってしまう危険は避けるようです。テグスを張り回したんですが、子育て中の親ガラスは 見境が無くなってるようで不安はあります。
 張っている最中、子ガラスに付きまとわれた 親ガラスが 頭の上を煩く行ったり来たりしてたんで どんなもんでしょうか?

 じゃが芋が完全に上がりました。株の茎は枯れてこんな具合です。掘る時期ですが 他の事が一杯で 暫くは 畑に保管して貰っておきます。晴れ間が続く様になったら 掘って乾かして 軒下に入れます。
 
 この間草を取ったのに もう藜や蛇草なんかに埋まって来た落花生を急いで救出しました。取り敢えず 陰になる大草を抜き ここまでが精一杯です。
 家の耕運機、最も小さい奴、がガスを吸い込まなくなって動かないのを 向かいのOさんに直してもらい大助かりでした。落花生の畝の間は こいつの馬力で掻きまわし出来たんで半分の労働で済んだんです。それでも 草取りは 足腰にきつい事きつい事、 

 小豆が1週間余で芽を出しました。お湿りのお陰です。今年こそ 自家用は賄いたいもんです。いつも 枝が折れてしまって 中々収穫まで行きつかんのです。何倍も土寄せして遣り 折れるのを防ぎたいのです。なぜか 家のだけ折れます。皆と同じにやってんだけどなー、何かの祟りかなー 
 
 今年こそは!の もう一つ、大豆を蒔き終わりました。鳩の野郎に食われないように、真っ赤な色になる薬を種に塗して。こいつを塗すと 出た芽に苦みが付いて 鳩が学習して啄まなくなると言う うたい文句に期待してこうしました。
 黒豆、青豆にこの辺の地豆 小糸在来の3種類です。黒豆は煮物や黄粉用に、青豆は浸し豆用、小糸在来は 味噌用と煮豆、打ち豆様です。但し上手く収穫出来たらの話、ですが、
 
 薬に頼ろうとの意図は、カラスならテグスを張って防げるんですが、鳩は引っ掛かろうがお構いなしで 侵入して来ます。出たばかりの双葉の豆を畝の端から全部食ってしまうんです。種の蒔き床にネットを掛けて蒔いて 苗を畝に植えるやり方も有りますが 植える作業は腰にきつ過ぎて無理!!と言う事です。 

 玉葱の後の畝間に確り肥やしを入れ、寒さから守って育てた南瓜がこんなに広がってきました。品種は 来年までも腐らないで保つと言う 白い奴です。
 去年は手を抜き過ぎて ほんの少ししか採れず、冬至用にやっと間に合ったんで、今年は心を入れ替えて 作ることにしました。南瓜は畑の土手にでも這わせておけば成る、と言う訳には 行かないと言う事を学習した結果です。
 早い実はもうこんなになって もうじき採れそうです。
 
 
 いつも草なんか生やしておいた事の無かった Aさんの里芋の畝が 草に埋まってきました。80歳半ばを過ぎても 達者に畑を作っていたんで 忙しくて手が回らないなら良いんですが、一寸心配です。隣のから来て 耕してたんで 様子が判らないんです。

 畑の持ち主の Yさんのじゃが芋です。家のと一緒で すっかり上がってます。家の何倍も作ってあります。直売所へ出荷してるんですが、今週は未だ来てないようです。
 若いとは言っても 勤めを定年で上がって 一人で頑張ってます。孫といっしょに居ますが 息子は勤めで、畑は時にトラクターで耕したり手伝ってます。
 殆どいつも畑で会いますが 今週は 雨で仕事が出来ないと思ったか、一寸寂しい、

 7月に入って もう 秋の種を注文する時期です。季節の行くのが 早い事早い事、こっちが老いた所為でもあるんでしょうが、特に早く感じます。
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