里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

早くも棚田は稲穂です

2016-07-25 12:56:35 | 日記
 昨日は村の道掃除でした。雨が丁度良い具合に降るもんですから 草の伸びが物凄い。道の両側の草がはみ出してきて おまけに山から木の枝や篠竹も進出して来るしで 刈りでがありました。
 頭の上の木々から落ちて来る蝉はニーニーゼミの劈く様な高い音から 油蝉の暑さを煽るようなのやミンミンと喧しい鳴きに変わりました。日がカンカン照りでなかった分マシでしたが 夏本番です。

 家へ上がって来る道の棚田は 出穂です。濃い緑だった稲田が 穂が出て来て緑の色合いが変わりました。育ち具合か品種の違いの所為か、先が垂れ始めたのや 出たばかりの穂がツンと立っているのやで色は違いますが すっかり穂が出て来ました。
 旧のお盆過ぎには 黄金の稲穂で豊かな棚田になるでしょう。下の小櫃川以下の平地の田んぼはもっと進んでますから、旧盆前には刈入れが始まるようです。
 
 畑は草に蹂躙されっぱなしです。この前刈ったばかりの畑の土手はこんなです。南瓜が蔓を伸ばして要る筈ですが 草に埋まってしまいました。畑の仕事の合間を見つけて刈らねば、

 ネットのお陰で鳩の攻撃を躱した豆がこんなに 育ってしまいました。植えて遣る限界にきてます。草を取って、溝を掘って、とにかく植えねばと頑張ってます。
 前作の後のほんの一寸耕さないで置いた畝畝が 草に占拠されてしまって 豆畝を作るのが大仕事になってしまい、豆植えが進みません。気は焦るんですが 草の勢いが物凄く畝が出来ないんです。カンカン照りの本夏になる前に、豆苗が伸び過ぎない前に何とか植え終わりたいもんです。
 
 本職のA婆さんは 鳩の目を眩ますんだと、豆を蒔いた後に石灰を撒いて大正解。畑の際の木に鳩は来てるんですが 豆の萌を殆ど啄まれずに遣り過せたみたいです。こんな事で鳩を躱せれば ほんとに世話無しです。来年は遣ってみようと思います。
 もう一回鳩が騙されて 躱せる保証は無いんですが、苗を一本一本植える事を考えれば遣る価値は有りです。でも 他の皆が遣り始めると鳩が利口になるかなー 

 1回目のトーモロコシは狸だかハクビシンだかに集られて全滅、1本も収穫できませんでした。今度こそは、と 2回目のトーモロコシはネットで覆い 獣除けの音を出す装置を置きました。
 草刈りで一緒になったOさんは ラジオが効くと教えてくれました。が、防水のラジオが無かったんで、ネットと音で様子を見ることにします。

 前庭の鉄砲ユリが大きな花を咲かせました。この辺の山には 前には山百合が沢山咲き、村の南側を通る大きな道には ヤマユリ通り の名前が付けられてます。今は全く見られません。でも皆の庭には 大きな花を一杯付けた 山百合の株がまだ残ってます。今年は忘れないで種を採って 蒔いてやろうと思います。

 前庭の北側は土手、その外側は山の藪です。藪ですから色んな虫が居ます。それで 前庭に植えた花は この虫共の餌場みたいなもんで、花だけではなくて葉っぱまで食われます。
 バラは特に好まれ、蕾が解ける前からハナムグリが集ります。今の時期はもう諦めです。雨蛙の子供が来て 番をしてくれてますが 役に立っていません。バラにはすまないんですが 虫共が居なくなる秋まで 我慢してもらいます。
 
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トーモロコシは今年も全滅でした

2016-07-10 11:03:55 | 日記
 今年こそはとネットを張り、小さい獣やカラスなんかに遣られないようにしていました。しかし やっぱり駄目でした。
 家のトーモロコシは まだ若くて 採るには早過ぎなんで まさか遣られるとは思っていなかったのに。でも 一抹の懸念はありました、と言うのも 道を挟んだ隣の畑、Sさんのトーモロコシが遣られてしまったんです。Sさんは 家より2週間ほど早く植えて収穫時期になっていたところでした。めっちゃくちゃに遣られてしまったんで 家のが遣られる前の日にすっかり抜いて 片付けたんです。
 そいつらが 家の方へ狙いを変えて移って来たんですね。張ったネットは 丁度通り抜けられる分 破られていました。残っているのにも泥足の跡が付いているのを見ると、少しでも実の入った奴から選んで食っているんですな。
 
 地主のYさんは 作っても遣られるんで 作るのを止めたと言うし、Kさんも買った方が安いよ。だそうです。
 今度はなんとか遣られないように 考えて色んな方法をやってみます。

 じゃが芋は 雨続きだったんで掘らないでいる間に 植わって居た辺りが大草になってしまいました。これでは掘れないんで 刈払い機を持って来て 刈り払いました。
 草を退かして 晴れている内にと 掘りました。キタアカリ3畝とインカノメザメ1畝です。今年は不作で 1株に3個ばかりしか成っていません。一畝で1輪車に一杯無い位でした。
 じゃが芋を終わって 他の大草を刈りました。里芋は植えたあと 草は土寄せの時 掻き寄せて遣っ付ける積りだったんですが、草の伸びる方が遙に早く すっかり草に埋まっていました。こっちを刈り払うのに 刈払い機に2回も給油しました。
 刈った跡は 牧場の草刈り場みたいです。刈った草は 乾いたら集めて 畝の下に埋め込みます。
 
 
 小鳥の餌台からこぼれた向日葵が伸びて 咲きました。餌台に来るのも 雀とキジバトだけになり、暫く前から餌台はひっくり返したまんまです。
 向日葵が咲いて暑い日が続くと 夏休み、お盆です。棚田の稲は穂が出かかって 稲田を渡って来る風が稲の良い香りです。秋冬野菜の仕込みが気になって来ます。
 
 桔梗が花盛りになりました。もとは 1本だったんですが こんなに大株になりました。秋の季語ですが これからが暑さの峠にかかる頃に いつも花盛りになります。もう少し我慢して頑張れば 涼しくなると言ってくれているような 涼しげな風情です。 
 
 畑に居ると ニーニー蝉の耳から頭を突き刺すような 高い周波の鳴き声に囲まれるようになりました。夕方の涼しさを届けてくれる ヒグラシの澄んだ鳴き声とは違い 暑さが増すようです。
 カラスが巣立ったらしく 甘えた煩い子ガラスの声が あっちでもこっちでも聞こえてます。枝に飛んで来て おっとっとと揺れながらしがみ付いているのも居ます。ヒヨも巣立ったようで 煩い煩い。ブルーベリーが盗られない様に ネットを掛けねば、
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暑くなって 風蘭が咲きました

2016-07-03 10:20:57 | 日記
 梅雨が中休みしてる所為か 暑くなりました。暑いのに じめっとしているもんで 雑草の伸びる事、蔓延る事。とても取りきれません。裏の藪なんか 草は頭まであって 気合を入れないと踏み込めません。

 この前まで アパートのベランダにぶら下げた鉢で 全く動きの無かった風蘭。梅雨に入った頃から 根っこが伸び出し、花茎が上がって来てましたが 週末に帰ってみたら 一鉢が咲いてました。
 この日本固有の蘭は、ここへ来てからでも30年以上、その前からですから もう半世紀以上も この時期に咲いてくれてます。株が大きくなると分けて、あっちこっちに上げてます。嫁だか婿だか行った先から 忘れた頃に 咲いたよ!の便りが来て 嬉しい思いに。疎遠になっていた友と思い出を話したり、の時を持てたりします。

 
 里山の家の前庭、3本植えた桃に 成った実が大きくなってきました。袋を掛けて熟してくるのを楽しみにしてきたんですが、もう遣られました。枝の下に 袋を広げて その上に食い残した種を置いて行きやがって!
 未だ未熟なんで 採るに忍びないんで 獣除けと称する 音と光を出す装置を2個置いて様子を見ることにしました。袋が破けていたのを採って来たのが これです。獣の歯の跡が付いてました。噛んではみたものの まだ熟していなかったんで 止めたようです。


 枝豆が採れました。防虫ネットでカメムシを防いで 嫌な味の豆にならないようにしたんで 奇麗な豆になりました。
 ここへ来て初めの何年かは 初夏の枝豆を食べたい、と作っては 酷い味の臭い豆しか出来ず諦めてました。臭い豆の原因がカメムシの吸引によって 黴なんかの病気が移される所為と判って 防虫ネットを張る様にしてから 食える豆が出来るようになりました。
 畑の仲間にも分けて上げられます。Yさんも秋に収穫する大豆の時期まで 諦めていたんだが 来年は作ってみようかと 言い出してくれました。
 抜いてきた枝豆は 捥いでバケツに1杯採れました。茹でて剥いて 冷凍しておきましす。秋に大豆用ののを 若い内に枝豆として採るまでの間、緑の奇麗な豆が頂けます。

 夏草に負けずに青紫蘇が伸びて育ってます。春野菜の後、しばらく耕さないでいた所が草だらけになってるんですが そこに けっこう生えてきてます。去年 紫蘇を採った後 そのまま放置したので 種がばら撒かれたんです。
 紫蘇はこれから暑くなると 素麺なんかの薬味や 魚のつまなんかに重宝します。秋始めには 紫蘇の穂も採りますしね。
 これから 草を取って 秋野菜の畝を作るので 殆ど抜いてしまうんですが 邪魔に成らない程度は残しておきます。

 梅干し用の赤紫蘇も 畑の山側に一杯生えてきてます。梅干しの仕上げの色付けに 来週には抜いて使います。こっちも 去年の種が散って 生えて来たものです。今の赤紫蘇も秋まで 来年の種をばら撒いてもらう用に 何本か残して置くことにします。

 落花生の草からの救出と 追肥と土寄せを漸く終えました。あとは 枝が育って莢を付ける矢を土に沢山打ち込んでくれるのを楽しみにしてるばかりです。タヌキやハクビシンの事は 後で考えることにします。

 これも草に埋まっていたネギ、妻がすっかり草を取ってくれました。大助かりです。追肥して 土寄せが出来ます。秋から冬の収穫まで あと 3回ばかり土寄せしますが 今の時期の世話が出来を左右します。

 土手南瓜、畑の道際の土手に植えたのが 成っててきました。初めはウリバエに散々やられて葉がボロボロになってましたが、逞しく蔓を伸ばしてきました。白い奇麗な南瓜が何個か転がってます。収穫できるのはもう少し後です。

 薩摩芋も 畝の間の通路の草だけは取りました。畝の上には蛇草やなんかの草が頑張って 芋蔓の邪魔をしてますが 芋の生命力を頼りに 世話はここ迄にしときます。と言うより ここまでが精一杯です。

 まだまだ 他の草を取らなければならない所がいっぱいあるんです。先ず 大豆を蒔かなければ、キャベツとブロッコリーとレタスも植えねば。草を取って 畝を作って しなけりゃならん事は山ほど有ります。
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