里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

トーモロコシに電気柵を設置

2019-06-26 17:06:15 | 梅雨寒
 先週は日光の霧降高原へ キスゲを見に行きました。丁度 雨の隙間に当たり 高原では時は霧が来たり日が射したりで 降られずに 歩き回れました。
 キスゲは一寸だけしか開いてなくて 殆ど蕾でした。ちょうど カラマツソウやユキザサの白い花に アヤメの濃い紫もあって楽しめました。

 梅雨の隙間の晴れを狙って 里山の家に一昨日上がって来ました。トウモロコシに穂と ひげが出てきて 獣対策をしたかったんで。
 ここの皆はトウモロコシを作るのをやめてしまって、今年は家だけです。なにしろ狸にハクビシンやマミにアライグマも居て 空からはカラスが狙ってます。せっかくひげが黒くなって 明日は収穫と言う前の晩に徹底的に食われてしまいます。その惨状を見てるもんで 皆諦めたんです。
 私だけは何とか食いたいんで 頑張ってるんです。去年は電気柵を張るのが1日遅く 未だ実の入ってない奴を幾本か食われましたが、張ってからはセーフでした。
 昨日 こんな具合に張りました。後はカラス除けにネットを掛けます。手前の白い台に乗ってるのが 電源です。単一の乾電池8本と昇圧装置です。

 電気柵の線は 獣の鼻先に当たる様に 低く張りました。これから当分 線に草が触れないように、家の畑ではあり得無い事ですが、草を生やさないようにします。
 
 今の畑の様子です。右の溝になっている所は 小豆を蒔きました。その左の畝は薩摩芋です。周りの山の藪はすっかり夏色です。

 今年は赤紫蘇を作りました。いつもは畑に生えて来る奴を採って使ってたんです。が やっぱり葉の縮みが強く軟らかい栽培種の方が梅干しの色が良くなると言われたんで作りました。 
 
 こっちが自生している奴です。
 蒔いた縮種を何本か残して 穂を出させ種を振り撒いてもらって 来年から畑に生えるのが この縮種になる様に、 この自生種を徹底的に抜く様にします。

 ナスがやっとここまで育ちました。その奥のトマトは 親指の先程の実が着いて来ました。頭が重く倒れてたんで 昨日手を立てて 起こしてやりました。

 先週の雨の間に じゃが芋の茎が完全に枯れました。梅雨が上がったら掘ります。

 畑への道脇の土手です。アジサイが盛りです。皆の家の土手にもアジサイは植わっていて 今はアジサイに囲まれています。 

 裏の夏椿がもう終わりです。大好きで ここへ来てすぐに植えたのが大きな木になりました。下の枝を切ったんで 満開になっていたのを見落としました。

 落ちた花がいっぱいにです。草刈りをサボっていたんで 草に埋まって目立たなかったんです。いつもは この花が落ちてしまうと 梅雨が上がるんですが今年はどうなんでしょうか、

 栗の毬の赤ん坊です。この栗もここへ来てすぐに植えました。今は大木です。今年は伸びた大枝を切り落として 裏の風通しを良くするつもりです。
 木が大きくなり過ぎ、栗玉蜂や天牛に集られて弱って来たみたいなんで 大きく切り詰めて 再生してもらいたいんだけど そうは上手く行くもんか 疑問ですがね。
 
 畑は草との鬩ぎ相が続きます。来週は大豆を蒔きます。去年は大失敗でしたんで、今年は早めに、梅雨が明けないうちに蒔きます。黒豆、青豆に味噌用の在来種、小糸在来です。空けて置いた畑全部に蒔くつもりです。

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ホタルブクロやアジサイが咲いて梅雨入りです

2019-06-08 10:07:04 | 梅雨入り
 昨日、梅雨に入った模様と発表がありました。
 芽を出し始めた落花生が乾きが続いたもんで 出しかけた芽を止めてしまったようで 心配でした。昼からの雨でしたが 夜にはかなり大きな雨粒になってたんで 深くまでしみ込んでくれたと思います。

 家の前土手に草を分けて ホタルブクロが咲きました。この辺には白から濃い紫までの花色の袋が見れます。家の土手には 白っぽい薄紫のが咲いてくれてます。
 この花は 野の花にしては大きく目立ちます。ここへ来た時 綺麗で良いかも。と 居間の前に土手から一株移植しました。野の花の強さを思い知らされる事になるとも知らずにです。すぐに居間の前はこいつ等に占拠され 退かすのが大変でした。 

 草むらの中にあるこいつ等は 雨に良く合います。梅雨の花です。

 もう一つの梅雨の花、アジサイが咲き始めていたんですが 乾きが続いて心配してました。雨を呼んでくれたみたいです。この雨で、薄紫の頭ほどもある 大きな花の塊になってくれます。

 畑の方に気を取られていて アジサイにまで手が回らず、枝先の去年の花殻も取ってやって無かったんです。それでもこんなに大きな花を枝毎に漬けてくれました。
 泥縄ですが ヤブガラシやカナムグラなんかの蔓草に覆い尽くされない内に 手を入れます。

 畑は 早生の玉葱は全部取り込みました。晩生の方も 茎が倒れ始めました。梅雨の晴れ間をみて 取り込むようです。
 Yさんは 直売所へ出すじゃが芋を掘り始めました。キタアカリ、男爵にメークインです。今朝は売れた補充用にメークインを掘ってました。黄色の肌色が奇麗な芋が採れてます。家も2株ばかりキタアカリを掘ってみました。小ぶりの芋がボール一杯出て来ました。本式に掘るのは 梅雨明けにします。
 胡瓜やインゲン豆に手を立て、トマトやナスにも手を立ててやりました。菜っ葉類は 夜盗虫や青虫の猛攻でもうお手上げです。

 庭の枇杷は見事に完食されました。昨日上がって来たんですが あんなにたわわに成っていたのが全く残ってません。隣のOさんが気にしていてくれたんですが、2日前の朝から2晩で無くなったそうです。夜ギャーギャーと鳴いていた ハクビシンが犯人に間違いありません。隣に有った大粒のグミも完食されました。
 
 棚田は一面の緑になって風が通るのが見えるようになりました。山は緑が濃く、夏の色になりました。ホトトギスは一声二声聞こえてきましたが 周りの林にまでは来てません。小鳥は色々来てますが 何が変わったんでしょうか。
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忍冬が咲きホトトギスも来たみたいです

2019-06-01 21:31:47 | 初夏
 畑の向こう、山の森の方でホトトギスの鳴き声がしました。まだ遠い声で、頭の上を鳴いて飛んで渡るようになる程も多くは帰って来てないようです。
 前の土手の葎に忍冬、スイカズラ、が目立ちます。咲き始めは真っ白で、黄色になったのも同じくらいあります。咲き始めたのは少し前だったようです。特徴のある白い花が対になって咲くので 忘れっぽい私でも名前がすぐ出ます。
 ウツギが終わり 忍冬が黄色の花に変わって来ると この辺りにホトトギスが来て 頭の上を叫びながら飛ぶようになります。今年は少し遅れてるようです。

 ここへ来て すぐ植えたザクロは どう言う訳か 花も咲きません。樹はけっこう太くなって 毎年勢い良く芽吹くんですが 細い枝がいっぱい伸びるばっかりです。
 従兄の処ののは 毎年実が着き、4年ばかり前に孼を貰って来て植えました。去年も数個朱色の花を着けました、が 今年はずいぶん沢山花を着けました。やっと実が見れるかもしれません。楽しみです。

 今年は樹の花が 少し遅いみたいです。裏の栗の木が 花芽は伸ばしてたんですが 漸く咲いてきました。まだ 青臭い気になる香りはそんなにしません。
 家のは早生ですんで 花も他よりは早いんです。上がって来る道の 山の栗の香に咽るようになるには もう少しかかる様です。

 栗は長い白い雄花を伸ばし その元に毬になる雌花を ちょこんと置いてます。雌花はカリントウが頭に軟らかい棘棘を生やしたみたいで あの棘の毬になるにしては 些か可愛い。
 この栗の木は もう一人前の大きな木になりました。天牛、カミキリムシ、は何種類かに幹を穴だらけにされ、栗玉蜂に芽を巣にされ 満身創痍です。今年こそはがっちり切り詰め、再生させなければ、秋になったら頑張ります。

 畑は 豌豆2種類を片付けました。グリーンピースで頂く 若い豆が沢山採れました。茹でて冷凍しました。冷凍室の邪魔者になってます。
 蚕豆は 大不作でした。種を採る分の莢を付けている株を残して 抜きました。
 胡瓜、トマトやインゲンはかなり育ってます。そろそろ手が要るようです。ヤム芋、長芋は蔓が伸びて、里芋は1回目の土寄せをしました。
 草から救出した 食用菊は乾いていたんですが着きました。

 さつま芋は買って来た苗を植え終わったら、Kさんが声をかけてくれました。じつは Kさんが芋を伏せて置いた苗床で 芋をカラスに穿られて 食われて 困ったと言ってました。
 今年は彼からはもらえないと買って来たんです。穿られて出された芋を伏せ直したのからの苗が出来たと 言ってくれたんです。買って来た萎れたのよりは しゃっきりして良い苗50本余りも 植え終わりました。
 貰った残りの50本は Aさんに押し付けて植えてもらいました。Aさんは80半ばを過ぎても達者に 私が作っているより広い畑を一人で作っています。今年はもうやらない と言ってたのを無理強いして遣って貰う事に。畑の仲間は何とか続けてもらいたもんです。  
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