里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

長芋を植えました

2020-02-23 13:30:51 | 春入口

 台風の倒木や倒された孟宗なんかが かなり片付いたんで、長芋を植えました。

 長芋を植える床は 交換で外した雨樋を取って置いたのを使います。前には 孟宗を切ってきて 割って使ってましたが、節の跡が芋に付いてしまいました。お古の樋は段になる様な突起が無く 綺麗な芋になります。

 少し先の方を深く埋けた(10度か15度位でしょうか 30㎝ばかり掘ってます)樋に芋苗を置いて 植え付け終わりです。

 種芋は 去年採れた芋の先を取って置いたのを使います。また 零余子が落ちて 小さい芋になったのも使えます。

 種芋の先にはこんなふうに ぷっくりと芽が見えてます。

 床を作った所は 前庭の藪で 今は蕗の薹が一杯出てます。そこを掘って 樋を埋けました。ここは元々 山ですから長芋が育っていた土そのもの、と 思います。今年は温かいんで 蕗の薹も開くのが早いんで 気が急いての芋植えになりました。

 すぐ横の土手際の南高梅が咲き始めました。ここへ来た年に植えた梅ですから、木としては青年でしょうか 幹は太く逞しくなってます。

 咲き始めは 蕾の先がピンクになって 綺麗です。今年は何キロ位成ってくれるか。梅干しに足りる程は成ってくれると良いんですが。

 

 初春に咲き始めた 報歳蘭が満開になりました。立ち上がった花茎は10本以上、何十年も作り続けてますが 新記録です。

 周りの梅や栗なんかの木に メジロ、エナガなんかの小さいのが群れて来てます。囀りの声が一段と高くなってきました。鶸やガラ共も囀る様になりました。春になったようです。

 畑は 去年できなかった分も頑張らなきゃ-ならんのですが、息が続かない。同じ歳の Kさんも コメの30キロの袋が堪えると言うようになって、お互い慰め合うような塩梅。

 来週はじゃが芋を植える積りです。冬野菜の片付けをして Yさんに トラクターで遣っ付けて貰わねば、

 

 

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台風の倒木を一応片付けました

2020-02-11 15:05:24 | 冬中

 昨日の夜まで掛かって 前庭に積み上げて置いた倒木の残骸の内、大枝小枝を燃し片付けました。夜には 燠が明るく熱い炎を上げるのみになりました。日が落ちて冷え込んできましたが、傍には寄れない位熱い燠の山です。

 

今朝の前庭の様子です。山になっていた大枝小枝が無くなって さっぱりしました。

 倒された大榎の内、道を塞いでいた奴は チエンソーでばらいて退かし、その時の大枝小枝を前庭に積んでほったらかしてました。そいつ等を昨日までに殆ど燃し片付けましたが、もう1本の大物は 土手に倒れたままです。

 道を塞いでいる訳でもないし、目立って見っとも無い邪魔者でもないんで 気長に片付けることにしようと、で 考えました。茸に食わせられないか、と。  土手で日陰になるし、ナメコだったら食ってくれるかもしれない、と 駒を打ちました。

 入口の道を塞いでいた奴の幹を輪切りにしておいたのにも ナメコの菌駒を打って、動かせない大物の処分を任せてみました。上手く行けば 一石二鳥なんですが、どうなる事やら、

 

 もう一つ、前庭の先の土手際に椎木が吹き折られて倒れてます。枝は切り外して退かしましたが、幹はチエンソーを引っぱり出して来ないと無理なんで 見えない所に転んでるんで しばらく見ない事にしておきます。

 

土手上の株から何本か立っていた内の一番大きな奴でした。大きな奴が倒れて、残ったのはこんなもんで、暫くは倒れたりしても 問題は起きないようです。

 椎茸と言う位だから、椎の木には椎茸が生える筈なんで、倒木から切った枝に 菌駒を打っておきました。クヌギやコナラなんかの樹皮が荒い方が良いとは聞いてますが、本家の椎の木ではどんなもんでしょうか、

 

 ナメコの榾木の本命、Kさんに切って貰った 山桜の方は 駒を打って入口の道の土手に転がして置きました。こっちは間違いなくナメコが出ますが、榎の方は---

 片付けたのは 他に、裏の孟宗竹。倒れたまんまだったのを 引っぱり出して半分位は燃せました。パンパンと爆発しながら 良く燃えてくれます。

 倒された柚子の木には往生しました。物凄い棘、太く長い奴。茂っていた枝を切って、ロープをかけて引っ張り、やっと立て直し、ロープを竹の根っこに縛り付け一件落着。痛い目に遭いました。

 畑の方は そろそろ春の支度です。蚕豆の土寄せ、玉葱の追肥をしました。倒木の始末で出来た 灰が役に立ちます。

 困った事は、直売所に米糠の在庫が無い事です。ボカシが作れないんです。なんでも猪の駆除に、罠の誘引用として使うからとも聞きました。色んな事が回り回って 響いてくるみたい、

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椎茸の駒打ちを始めました

2020-02-01 20:14:13 | 冬中
 台風で倒された屋敷の木を燃し片付けながら、先週切ってきた 堅木の楢に 椎茸菌を植え付けた駒を打ち始めました。
 ドリルの電源を引いて来て、台には 倒された榎の幹を輪切りにしたのを転がしてきました。

 穴開けのピットは8.5ミリの専用のキリを新調しました。去年まで使っていたのが切れが悪くなったんです。

 ドリル穴に駒を打ち込んでいきます。

 駒菌は今年も 富士種菌さんの 味の良い品種(F206)にしました。大きく肉厚の椎茸が採れます。

 駒を打った榾木は 蝋梅の下に仮に積んで置きます。裏が片付いたら そっちへ持って行って 1年間積んで置いて 菌が榾木に回るのを待ちます。

 駒打ちして 昼飯時に”節分用に豆殻とヒイラギを採って来るように”と言われ、急遽畑で干して置いた豆を持って来て、豆落しをしました。今年は台風で揉まれた事も有って とんでもない不作でした。節分に撒くのにやっと位しか採れませんでした。
 豆を取った後の豆殻です。見栄えの良いのを折って持って帰ります。ヒイラギも折って来たし イワシの頭を刺して、今年は去年みたいな厄が来ないように、ドアに飾ります。 

 水仙が花盛りになりました。暖冬の所為でも一寸遅めです。
 
 倒れた木で近づかなかった 古梅に 蕾が膨らんでいました。いつもの通り 季節は進んでます。オオイヌノフグリの青い花も日溜りに見つかりました。
 来週は残りの榾木を仕上げて、倒木を燃し片付けて、遣る事が有り過ぎます、
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