里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

彼岸に台風、秋らしくなった

2022-09-25 16:01:30 | 秋、台風

 昨日は台風崩れの低気圧で かなり降りました。被害が出る程ではありませんが 夜中 雨音がしてました。

 今度は直撃されるかと覚悟はしてましたが、上手い具合に衰えてくれ、雨だけで済んで良かった。

 今朝は この辺りの一斉清掃の一環で、村では道の両脇の草を刈る大掃除でした。雨が上がって 予定通り出来ました。

 台風崩れの雨空が晴れてきて 昼前には青空に。暑い位の中、仲間と刈払い機を振り廻して 蔓延った草、蔓草、灌木を退かしてすっきりしました。

 台風じゃなかった分、行った後はすっきりとは行きませんでしたが、こんな具合に 青空が見えてきました。

 屋敷や畑の土手や棚田の土手の曼珠沙華が 盛りを過ぎても真っ赤に燃えてます。

 

 仲間が畑の土手に植えた 白い曼珠沙華が咲き始めてます。真っ赤なのより少し遅れて咲きます。

 

 先に逝った親、兄弟、連れ合いを偲ぶには こっちの方がふさわしい感じです。

 畑の土手に植えてあるのに 心無い人が持って行ってしまうんで、Nさんは 手を立てました。こうして置けば 植えたんだぞ、生えている野生の物では無いんだぞ!と示したつもりです。 

 

 それを判って呉れればいいんですがね、

 秋の気配が深まって 紫蘇は穂を伸ばしてきました。扱いて漬物にするのに丁度良い具合です。殺風景になる冬の間に良い香りを楽しむにはとても良い漬物です。

  

 一足早くに蒔いた 大根がこんなになりました。いよいよ秋野菜の季節です。

 同じに蒔いた 人参は未だこんな具合。それでもキアゲハが来て 卵を産んでいきました。

 さつま芋は 今年も猪に半分近く掘られたんで まだ早いんですが、掘りました。それでも 小ぶりの芋が 1輪車に1杯近く撮れました。

 

 今日の道草刈は 台風一過で 暑さはそれ程でも無くやれました。

 来週は大根や白菜の冬野菜を蒔きます。

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台風一過

2021-10-02 12:32:39 | 秋、台風

 昨日は台風接近で 北からの風の吹き降り、気温も上がりませんでした。今年は各月初めには その月相当の気候になる律儀な年なんでしょうか、

 今朝は 明け方前には 周りの木を吹き揺さぶっていた風の音が止んで 静かに成って、快晴。昨日の嵐が嘘のようでした。

 居間の前の蜘蛛の巣が 青空に良く合い、秋の風情に。巣の主は未だ細いんですが 秋が深まるにつれて太くおっかないようになります。

 庭に持って来た 吾亦紅も 花穂がそれらしくなってきて、こっちも秋の風情に、

 

 家は周りの山の木々が茂ってるんで ある程度までの 風はその梢を煩く通って行きます。それで木々の騒がしさは 煩いんですが 家の周りの柿や蜜柑なんかの高くない木々は 今度位の風では吹き折られたりの影響は出ないんです。

 色付いてきた 柿も 今度の嵐では無事でした。

 

 しかし 獣やヒヨやなんかは その限りじゃあありません。甘く成った途端、こんな具合に食われます。

 

 もう3割は食われてます。5分5部迄はこの柿を確保したいもんですが、今年も無理みたいです。

 昨日吹き荒れた畑へ出て 柿の本を摘んできました。指の先も良い香りになりました。

  

 花房から花弁だけを採って 湯がき、今日頂く分の他は 冷凍にしておきます。今年は 手を掛けた分良く出来て 花は多く咲いてくれてるんで 沢山収穫出来そうです。

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アケビが口を開け、穂紫蘇は花盛りです

2021-09-20 11:36:47 | 秋、台風

 昨日は台風一過で 久しぶりの快晴になりました。里山は夜冷え込んで 一足先に秋本番の感じです。

 前の土手上の杉に登り茂って藪になった アケビがどうなってるかと藪を掻き分けて登ってみました。大きな奴がぶら下がって 丁度割れ始めてました。 

 

 未だ ヒヨやハクビシンに見つかって無いようです。今年は間に合いました。

 草藪の方も 秋の気配になってます。伸び盛るだけだった草ぐさが皆 穂を出して 種を作る方に転換してます。

 腰より高くなって灌木みたいになった 紫蘇の枝先は皆 穂になりました。大葉はもう終わりです。

 穂は可愛い花がいっぱい。

 

 今度来たら 扱いて 穂紫蘇の漬物にします。香りの良いご馳走になります。

 同じように穂を出し 花を咲かせているんですが 何の役にも立たない 邪魔な草の 狐の孫です。夏の終わりになると 急にのさばって 蔓延ります。

 こっちは 役に立たないどころか 邪魔な困りものの最たる奴、猪小槌、いのこづち、です。今の内に退かして置かないと ズボンや靴、衣類など何にでも ひっついて酷い目に遭わされます。 

  

 くっ付いて運ばれた 種が芽吹くと、大株になって この辺りでは根株が冬を越え もっと大株に繁茂します。この処 手が回らず草茫々になっている 家の屋敷では こいつが蔓延って酷い事になってます。種が硬くなる前に 刈り払います。

 畑の土手の 曼珠沙華です。咲き始めました。彼岸にも入って やっぱり秋本番なんでしょうが、続いた酷暑が急に居なくなって 体も気持ちも中途半端です。

 

 台風で吹き倒された榎の大木に 木耳がまた生えて来ました。やっぱり 秋になったんですね、 

 

 椎茸の榾木を立て直して 秋本番に備えます。

 

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電気は来ました、畑の世話も少しづつ

2019-09-27 16:19:04 | 秋、台風
 村で遅れていた我が家と前のYさん家へ電気が来ました。玄関へ入る角の電柱が建て直され、前の道の本線から引き込み線が来たんです。
 NTTの電線は未だ切れたままです。NTTへ確認しましたが 何時になるか分からないとの事でした。村でも 引き込み線が切れてない家は 電話も生きてます。電気が来たまでで 良しとしなけりゃならないようです。
 台風で壊されたり 濡れてしまって使い物にならないものは 取り敢えず若いOさんの手助けも有って 酷い匂いに困る前に片付けました。屋敷内の倒されたり折られたりの木々は未だ手が回りません。家の小道に入って来た皆は惨状に同情してくれます、が 自分所も遣られてるんで ため息をついて、お互いガンバルべー、です。

 彼岸が過ぎ、夜は涼しくなりました。草刈りに手が回らず 藪になってる所為で 虫の声が高く賑やかです。特にマツムシの澄んだ声が 際立ってます。
 遅れていた彼岸花が 咲き出しました。台風の後に茎を擡げたんでしょうか、全く風には蹂躙されてません。見事に咲いて 皆を元気付けてくれてます。
 
 Nさんの畑の土手に 白い曼珠沙華が咲きました。前からここに一叢あって 秋の楽しみだったんです。が、通りすがりの小母ちゃんが 掘って持って行ってしまい 諦めていました。球根の小さいのが残って 育ってくれたようです。花泥棒は何とやら で咎めないようですが、奇麗な花だと 他人の物も見境なくなるのは困ったもんです。

 草は生き残りを賭けて 凄い勢いで種を撒く支度に掛かってます。刈っても刈っても蔓延るのが ここへ来て草刈りがなされてないもんで、遣りたい放題です。蛇草なんかのイネ科の草が特に蔓延って 穂を伸ばしてます。虫の声が高くなるはずです。

 風で吹き倒された豆の様子を見ようと 藪になった豆畑に入りました。蛇草が蔓延って豆の背を越すようです。草の中にペチュニアが 紫の良い色で咲いていて びっくり。前に作っていたのが世代を繋げていたんです。豆はダメになっても この紫の一株で 元気付けられました。
  
 やっぱり 草に半分埋まってしまった 吾亦紅が 小さい花穂を着けてます。前に刈り払い機で草叢になっていた土手を 吾亦紅を忘れて、刈ってしまっていたんです。頑張って花穂を立ち上げてくれました。

 草や虫達は 秋が深まっているのを 確り感じているみたいで、世代を繋ぐ支度に余念がないようです。台風で人間が停電だ、断水だ、なんぞと騒いでいる間も 確り時期時期の生き方を続けていて 大したもんです。

 畑の際の山は やっぱり毟られてます。家のやってる畑の処の山桜が 気が付いたら主幹が無くなってました。下の方の大枝が残ってますが 酷い形になりました。
 
 畑は種を蒔いたり 苗を植えたりしなけりゃ 何にもできません。台風の後片付けを後にしてでも遅ればせながら 遣る事は遣らねば、と 始めてます。 
 台風の前に具合良く芽を出していた 大根はダメになりました。蒔きなおしてやっと芽が出て来ましたが 雨と風で叩かれた地面では 育ってくれるかな、

 年を取ってやれなくなった 皆の畑を借りて キャベツやレタスをやり始た 若い者達が頑張っています。台風の後すぐ トラクターで耕していたんですが、一昨日 キャベツ苗を植えていきました。機械を上手く使って 植えた苗です。強い日射しに負けず ピンとして活着してます。奴等は専門家だ、大したもんだと 皆で感心です。  
 
 豌豆の後 草だらけにしていた所を 刈って、2回目の白菜の畝にしました。刈った草は、乾かして燃すように積んで置きました。一山在ります。
 苗はアパートのベランダで 50本ばかり作っていたものです。若い連中みたいには 着きが良くないんで 水をかけてやり 後は天の恵み待ちです。

 台風で手が回らない間に、落花生が獣に穿られてしまいました。電気柵を張るのが遅れていたんです。穿られて食い残した豆を カラスが見つけてさらに穿ってます。
 
 種の分だけでも採ろうと 急遽電気柵を畑の周りに張りました。カラスの対策として テグスも張りました。僅かでもこれから育つ分に期待して 見守っていきます。
 
 台風の被害は 時間が経って 色々片付けるに従い 見えてきました。屋根に受けたダメージは 思ったより酷く、瓦の下地迄遣られていることが判りました。1部剥がされただけではなく全体的に持ち上がったようです。結局全部葺き直すしかないようです。
 部屋の天井は 吹き込んだ雨が流れ込んで濡れていましたが すっかり黴てしまいました。取り敢えずは消毒液で拭いてますが 天井板は張り替えねばならないようです。濡れた所が乾くまで待つ他無いようです。

 畑は 草茫々になったのを刈り払って 冬蒔きの豆類の準備です。
 家の周りの木々は 乾き次第小分けにして 燃していきます。 
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ぼちぼち片付けてます

2019-09-20 14:55:29 | 秋、台風
 村の道の倒木は 先週 1本だけを残して 皆が協力して退かしました。最後まで塞いで頑張っていた杉の大木は 東電の業者が高所作業車を持って来て 切り外してくれたそうです。それで 今週上がって来た時は 下から通り抜けできるようになってました。
 この大木は 家の横の山に生えていた奴がこの台風で吹き倒され 電線にもたれかかっていたんです。幹長さの1/3位の先の所で電線に凭れ掛っていたんで 天辺の方は大枝が有り、微妙なバランスで引っ掛かって道を塞いでました。
 工事業者が下見した時、通るのを邪魔している元の方を切ると 残った方が跳ね上がって危険だし、更に被害が他に及ぶんで、弄るな!!ときつく言って行きました。
 村の誰かが 車を通したいばっかりに それを無視して切ってしまい、大木が跳ね上がり、危うく大怪我になる処だったそうです。馬鹿が考え無しに 切ったために 大木が本線に乗り上げる形になり、高所作業車を持って来た専門業者も 大変な大仕事になってしっまたそうです。躱したり賺したり かなり危ない事だったようでした。
 電気工事は 昨日は富士山ナンバーの工事車で来た 応援部隊の人達が 地元袖ケ浦ナンバーの作業車と一緒に来てくれ、高所作業車で高圧本線の電柱に取り付いて復旧工事をして、この辺りの安全を確認してくれていきました
 そんなこんなで 昨日の夜 高圧本線が生き返り トランスの先で 引き込み線に被害の無い家には 電気が来ました。道の電灯も 我家の前のを除いて灯り 村が明るくなりました。家と前の家は 引き込み線が引き千切られ電柱も倒され 建て直さねばならず もう暫くは 電気無しが続きます。
 昨日の夜、向かいのOさん、自分家は来たが 我家は未だなもんで、が 心配して来てくれて 自分家ばっかりに先に電気が来て 悪いねー と恐縮し ランタンを持って来てくれました。昨日は一人で上がってきて 暗くて往生していたんで 大助かりでした。

 風速50m越えの風は 落ち着いて来て あっちこっち見る余裕が出てきたら こんなに酷かったんだー、と思い知らされてます。上がって来る道の 脇山の杉とヒバの植林が壊滅してます。これなんかは農作物の被害にカウントしないだろうし、後は 荒れた山になってしまうんでしょうか。

 幹の上半分程で 吹き折られ千切られてます。もう全く使い物にはなりません。昔なら薪なんかにしたんでしょうが、こうボロボロではどうしようもない。

 船橋から来る道の家は ブルーシートで補修した屋根の家が軒並みです。空き家と思われる 屋根が痛めつけられている家は シートも掛けられず どんどん傷んでしまうんじゃないでしょうか。色々発表される被災家屋の数は そんなもんじゃきかないよー‼と独り言を言いながら 通って来ました。
 
 家の屋根瓦も結構やられました。こんなのは一部損壊に数えてもらえないんじゃないかな。瓦が捲られて そこに雨が吹き付けたもんで 浸水被害が大きくなったようです。 

 捲られた瓦は 前の家の兄ちゃんが専門だったんで 置き直してくれました。が 下地まで傷んでおり、また 吹かれて浮いてしまったのも多く、全面的に葺き直しが必要だそうです。大被害です。が 屋根を持って行かれた人も多く、贅沢は言って居れません。

 ジェット水流みたいに吹き込まれた水で 駄目になった畳やなんかは 市の処理センターへ持って行き 処分してもらいます。Oさんが軽トラに積んで 運んでくれました。濡れた畳の重い事!二人でも持って運べず 引きずって行って乗せました。

 家の裏は手付かずです。栗や柚子の大木が 吹き折られたり倒されたりの惨状は 見ないようにしてます。伸びた草が穂をつけ 秋の風情になってます。
 畑は落花生や大豆、小豆が吹かれて 傷んでます。半分収穫出来れば上出来です。
 夏野菜は全滅、未だじゃが芋を掘り終わっておらず 暇を見ては掘ってるんでなかなか進まない、出て来る芋は芽を出し始めるし---
 台風前に蒔いた大根、人参に牛蒡は全滅だったんで蒔き直しました。下したキャベツもブロッコリーも無くなって 苗を作り直してます。白菜の早生は風で葉っぱを拭き千切られたんですが 思いのほか回復してます。半分は育ちそう。

 来週は、電気が来ることを期待して、冬野菜と裏藪退治に がんばるぞー 
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