里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

スイカズラやテイカカズラが木を覆って梅雨気配

2020-05-27 15:37:02 | 初夏

 じめっとした日が続いてます。道の土手に白い蔓の花が立ち木を覆って甘い香りを送ってきます。

 スイカズラ(忍冬)です。蔓が木を厚く覆って 元の木が何であったか分からないほどです。

 咲き始めは真っ白な花弁ですが1日経つと黄色になるんで 金銀花とも言われたとか。

 この花が咲くと ホトトギスが来ます。今も頭の上を喧しく鳴きながら通って行きました。

  近くの一寸陰になる方の木には テイカカズラがこっちも厚く木を覆って 咲いてます。

 まるで 壁みたいに厚く覆って登り付いて 白い花を一杯見せてます。

 蔓が咲いて ホトトギスが鳴いて通る様になると 梅雨が近く、このジメジメ加減では 宣言は近いかな。

 蔓が咲いて ホトトギスが鳴いて通る様になると 梅雨が近く、このジメジメ加減では 宣言は近いかな。

 

 家の前の土手にもこれ等の蔓がぶら下がってましたが、刈払い機で刈って、引っぺがして始末しました。

 その後に 淡竹が出て来ました。頭に波打った葉っぱの子供を着けた独特の筍です。アクが無く 美味い。

 団地へ持って帰って 北の方出の人に喜ばれました。山形辺りでは 筍と言えば 淡竹なんだそうで、

 

 メダカ池の睡蓮がこんな具合です。昨日は昼から日が陰って 花弁が閉じてしまいました

 

 今朝は綺麗に開きました。あと2回ばかり閉じて開いてで 花は終わって沈んでしまいます。 

 畑はこの前下して 行灯にしていた 南瓜が ウリバエの猛攻に遭って 酷い事になってます。

 多勢に無勢で これでは株が無くなります。南瓜の伸びるのがウリバエの食欲を凌がないと 収穫は望めません。潰して回りますが敵は飛んで逃げるし、どうしたものか。ネットを掛けるしかないようです。

 

 落花生が芽を出して来ました。

 蒔いた豆は 根っこを出して双葉を開くわけですが、双葉は豆そのままで顔を出します。蒔く前に豆には忌避剤を塗してますが、カラスの奴が 持って行くんです。

 カラス除けには テグスも張ってるんですよ。カラスの奴には 負けます。

 幾らかは持って行かれるのは しようがないので ネットを掛けて 豆を蒔いてあります。持って行かれて欠けた所に 追い植えします。

 蚕豆やグリーンピースは上がって来ました。来週は抜いて片付けます。

 先週持って来た レタスの苗は 夜盗虫に遣られて全滅でした。畑を草だらけにし罰です。ウリハムシも草だらけが 原因みたいです。精々草取りに励むんですが こっちも多勢に無勢、劣勢が続きます。

 

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卯の花が咲きました。

2020-05-16 12:22:16 | 春後半

 今日は朝から雨の予報でした。畑は昨日までの雨無しで カラカラになっていて 里芋の芽が出ないよ、とYさん。種芋を植えてから1週間は経っています。

 家でも食用菊を植え替えたんですが、乾いた畑で苗がお辞儀をし始め心配になってきてました。降るのが遅れたか 朝方は雨の気配が無く心配でした。昼までにかなりしっかり降ってくれているんで、一安心です。

 昨日蒔いた落花生や大根が芽を出してくれそうです。

 

 前の躑躅の藪を押し退けて伸びてきていた ウツギ、卯の花、が咲き始めました。今年は気温の上がり下がり大きくて、気候の進みが早いのか遅いのか 判らなくなってましたが、植物の方は惑わされる事無く 時期通り彼等の時を進んでいます。

 去年の嵐で大きな木は折られたり倒されたりしましたが、土手の陰になる藪の 灌木はしぶとく、むしろ頭の上の邪魔者が無くなって、帰って来た日の光を享受、伸びて蕾を一杯着けて 零れるように咲きました。香りは淡い。

 足元には庭石菖も。アヤメなんかと同じ仲間なんだそうで、茎や葉は仲間の姿を小さくした形です。小さい花なんですが 踏んでしまう小道の真ん中に固まっているんで目立ちます。  

 

 卯の花と庭石菖は昨日撮った花です。雨が来る前に大根を蒔こうと畑へ出ていくついでに撮って置きました。

 この雨で 下した胡瓜、南瓜やなんかの苗がしゃっきりしてくれると思います。

 落花生は蒔いてカラス除けのテグスも張って置きました。次の植え付けの さつま芋が終わると 梅雨前の植えたり蒔いたりは一段落です。

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蕗も刈り払いました

2020-05-10 11:55:32 | 春後半

 今朝は細い雨でした。昼前には南の風が酷くなって、雨の粒が吹き千切られてぶつかってきます。

 昨日はあんまり草に蹂躙されて 踏み込めなくなってきた裏藪に 道だけでも開けようと頑張りました。

 梅の古木がら柿の木の辺りまで、草が伸びて全く草藪になってしまってます。

 その草の上に蕗が葉を広げてます。草が伸びるのに競争で蕗が太く長く伸び上がってます。葉の下の茎は香りが強く軟らかくて皮を剥かないで煮物に、汁に美味いんです。

それでも ここまで生えてくると邪魔でしかなくなります。刈払い機でなぎ倒し刈り払い、さっぱりすべく頑張ったんです。半日で 歩くだけは開けました。それに柿の木の下辺りを払って 昼になりました。

 先に道を開けた 山に近い方では芹と三つ葉が 草と競って藪になってます。三つ葉の軟らかそうな太い茎が刈払い機で刈られて 勿体ないんですが そんなに食えるもんでもないし、一気呵成に刈りました。

 頭の上の柿は滴る様な黄緑の葉です。天婦羅に手頃の美味そうな葉っぱが光ってます。

 柿の蕾も見えてます。今年はヘタ虫を駆除して 美味い柿を、獣と競争にはなりますが、楽しみたいもんです。

 居間の前に、たった1株ですが、常夏が咲きました。ここも草が酷く、と言うか草取りを怠けている、草刈りする度に色んな草花を根こそぎ刈ってしまい まともな花が残らないんです。

 去年は何株か有って 咲いてくれていたのの一株が頑張ってくれました。未だハムシが出て無いんで花弁が綺麗に日を受けてます。 

 

 刈り払いを逃れたもう一つ 勿忘草。小さい花ですが薄紫で端正な5角形です。更に小さい花のキュウリ草と競っています。居間の前は妻が手で草取りをしてくれたんでさっぱりしました。

 

 畑は草を退かしきったんで 刈った草と肥しを入れた畝作りをしてます。夏野菜を植えたり蒔いたりします。豆類も蒔かないといかんし、

 蚕豆の莢が下を向いて来ました。試しに捥いで剥いてみました。初物です。

 未だお歯黒が緑で捥ぐのが早過ぎでした。豆は皮も軟らかく、中身は溶けるような甘さですが 後1週程が採り頃の様です。

 胡瓜やピーマンはネットで覆って、南瓜は行灯で囲って植えました。食用菊も草から救出して移植したんで この雨でピンとしてくれると期待。

 生姜はKさんのハウスで芽出ししたのを出してきて、貰ったヤム芋の子芋も 植えました。

 来週は 落花生を蒔いて等々、‐‐腰が持つかな、

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金稜辺は咲いたが蜂が来ない

2020-05-06 12:22:18 | 春後半

 金稜辺が咲きました。今は4鉢です。ベランダに出しっ放しで、健気に毎年咲いてくれます。

 蜂が来ない。去年も今年も来ません。里山の家の方も沢山居た日本蜜蜂も 家の木の幹に空いた穴にまで巣を作っていたのに、去年は全く見れませんでした。蜜蜂だけでなく スズメバチまで少ないように感じます。

 

 畑に来るマルハナバチは、南瓜や胡瓜にインゲンやなんかの豆類まで 実を採る野菜には大事な助っ人なんですが、どうもそいつ等も 少なくなっている感じで心配です。開発された害虫駆除剤の所為だ、とか 天変地異の始まりだとか、どうなんでしょうか???

 ベランダで作っている野菜の苗です。3月に蒔いて作った第1陣の ピーマン、レタスは畑で頑張ってます。同時に下したナスは全滅、胡瓜も2株しか残っていないんで、2回目を作ってます。

 これは南瓜です。去年は品種の選択が悪く、保存は春先まで出来ましたが ざらっとした感じの食味で失敗でした。今度はほくほくの品種にしました。明日里山の家に行って 畑に下します。

 

 胡瓜です。1回目の苗は上手く行かなかったんで 2回目の苗です。まだ小さいんですが やっぱり明日 畑に下します。

 

 ナス、オクラ、獅子唐、トマトなんかが 遅まきながら芽を出してます。

 畑は先週 草を退かして耕してもらったんで、落花生を蒔くことにしてます。

 家の周りの草が物凄い事になってきてますんで、刈払い機にも頑張って貰をねばならないし、屋根の修理も始まるし、忙しい事になって来ました。

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やっと草を退かしました

2020-05-02 11:51:21 | 春後半

 今朝はびっしょりの朝露でした。畑の土手、スギナの藪は水玉を纏って 朝日でいろんな色の宝石箱になってました。

 畑の道と小さな土手はこんな具合で 草に蹂躙されてます。が 今朝の露で軟らかい感じになりました。

 

 去年豆を作っていた畑はこんな具合に 草藪でになってました。体力が追いつかなかったと 言い訳をしている内に。

 去年の暮からは この隣の畑で冬野菜をちょっとだけやってきてたんです。

 地主のYさんにあっちの畑を トラクターで耕して欲しいと頼んだら、草を退かさないと無理!と つれなく拒否。

 一昨日から隣のYさんの作っている畑をトラクターで耕すと聞いたんで、それでは こっちも遣って貰わなくては、とがんばったんです。

 茂ってしまった草共は刈り払い機を振り廻して、残っていた豆の残骸はいちいち抜いて集めて、どうにかトラクターに来てもらえるようにしました。実は半分位は Yさんの息子さんが刈り払って片付けも手伝ってくれたんで 出来た事。

 夕方にはあっちこっち痛いし、くたびれ果てました。

 努力の甲斐あって、こんなにさっぱり。

 

 草は畑の土手上に積み上げて、乾いたら燃そうと思います。積み上げた草の山は こんな草の集まりです。イネ科やマメ科、ケシの仲間やハコベにホトケノザ等等、春の草ぐさです。

 邪魔者の大物はこのポピーです。大株になって根もゴボウみたいで太く、鍬を入れないと退かない。

 初めは綺麗だからと外国から持って来て植えたに違いないんです。多分 カナダ辺りの 北の厳しい気候に堪えていた奴が 千葉の良い気候で大威張りでのさばったんでしょう。種は細かい芥子粒ですから、物凄い繁殖力。草臥れた元を作った困った奴です。

 今色々育っている方の畑は 玉葱が採れ始めました。早生は甘く生で食べられ、仲間には人気があります。仲間が作っているのは 苗が売っている普通の奴なんで、家の早生は皆が貰ってくれます。

 家の玉葱畑は バイオレットの畑みたいになってます。前からここに半野生化してました。玉葱の草取りで バイオレットだけは抜かないでおいたんでこうなった訳。邪魔なんですが抜くにしのびず、なんです。

 

 じゃが芋が育って土寄せをしてます。この畑はA婆ちゃん。家のより半月ばかり早い生育です。家のは半分も土寄せが出来てません。草の埋まらない内にやり終えないといかんのです。が、ね、

 

 村は躑躅が満開です。土手を回り込むと玄関まで 甘い香りに包まれます。去年の台風でも殆ど痛めつけられなかったので、上を覆っていた木々が無くなった所為もあってか、特に艶やかなのかも知れません。

 

 上を覆っていた代表みたいだった 楠。大枝、小枝が吹き飛ばされました。が、幹から一杯芽吹き 再生を始めてます。

 

 綺麗に耕されて 畑に戻ったからには 何か作らねば。考えてみます。

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