里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

稲の2番子の稲穂が垂れてきました

2016-10-24 13:32:53 | 日記
 2か月くらい前に稲刈りが終わった田圃、切株から生えて来たのに 稲穂が実って もう1度稲刈りが出来そうに見えます。70年も前だったら 絶対に喜んで収穫したろうね、と 話しながら棚田の道を上がって来ました。
 下の平地の田んぼのは もっと穂が垂れて色付いていて このまんま放って置くのは誠に勿体無い状態に見えます。冬鳥達が一杯来て 腹を満たしてくれたら良いのに、とか 物の無い食糧難の時代に育った者には とにかく勿体ない状態です。 

 そんな具合に 秋がどんどん深くなってきました。

 前庭のピースが良い色に咲きました。草に埋まって 可哀そうな状態だったんですが、健気に頑張ってくれてます。庭の東側の土手の上、杉の木に登り付いている アケビは気が付いたら 殆ど落ちて、残ったのも開いて中身は空になってました。 

 前庭は 夏の終わりから 雨が多く畑の草に追っかけられて 庭の草にまでは手が回らず、草藪にしてしまいました。草の勢いが漸く衰えてきたので 刈払い機を振り回して 地面を出さねばと思ってます。バラも、桃も 草を払って 出してやらねば!
 庭の北側はすっかり藪になって、土手の木は烏瓜に覆われてしまい 酷い状態。すっかり払って さっぱりしなければ 皆に怒られます。

 前庭の藪の主役は 蛇草やコウボシからアカノマンマに変わりました。こいつも秋口には株を張って 手強い庭の敵です。ママゴト(飯事)の飯にして遊んだ 幼い頃には 思いも付かなかった 猛々しい草です。
 若い芽の頃は 刺身なんかの ツマになる蓼の仲間なんですが この時期になると根元は太いし 枝は絡み合って 手では抜けません。刈払い機でも キンキン言わせながら切って行く感じです。

 前庭の北側に掘った 冬越し用の穴に残ったのが 育った ウコンがこんなに大きくなって、前庭を藪化している主役になりました。こいつには草も敵わなかったようです。夏には大きな花も出していました。

 畑は相変わらず 草の処分が大仕事。前に積んで山になっていた草は燃しました。乾きが悪かったんで 燻ぶってましたが 殆ど燃えました。山の下になっていて 燃えなかったのは 畝作りの溝に入れます。ちょうど 玉葱の畝を作っている最中です。
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牛蒡の試し掘りをしました

2016-10-17 13:28:50 | 日記
 蛇草の中に埋まりっ放しにしてきた 落花生を抜きました。草を退かしながら草も抜きながらの仕事で 2日掛りでした。収穫は ネズミが食い残したのが ほんの少し、来年の種の分も有りません。
 抜いた落花生の株と その2倍以上ある草を積んだのが これです。仲間が この山を見て、まるで西洋の絵みたいだな、と言ってます。秋晴れの下の草の山は そう言われれば 絵に描かれた収穫の風情 には見えます。 

 畑の持ち主のYさんは隣畑に 家と違い 草もちゃんと取って、カラスや獣除けのネットを張り巡らせて作っていました。
 草を取って 隠れ場所を無くし、丸見えにしておけば、ネズミもそう勝手に出て来れなかったようです。この辺はフクロウやモズなんかの狩場になってますから。
 来年の種は Yさんに分けてもらうことにしました。 

 草を抜いた跡に 急ぐ分の畝を作りました。溝を掘って 枯草を放り込み、鶏糞をその上から入れて埋め戻しです。大根、蕪に水菜、小松菜等を蒔きました。また明日から降るそうなんで 芽が出易いんじゃないかと思います。

 草に伍して 葉っぱを伸ばしてくれた ゴボウ。今年は一人前に育ちました。

 どんな具合か 掘ってみました。深い深い、腹這いになって手を伸ばしたら底に付く位掘っても 未だ先があります。苦しくなったんで 無理に引っ張ったら 折れました。試し掘りでは仕方ないと 諦めました。今度は 端から確り掘り下げて 先まで掘ります。

 裏の柿が全部食われました。虫が付いて 軟らかくなったのはカラスやヒヨなんかの鳥共ですが、硬かった奴は ハクビシンでしょうか。
 冬野菜の大根や蕪の間引きもしました。葉っぱ類が買うと高いんで 重宝します。
 ネギは夜盗虫の集中攻撃に遭ってます。太い葉を食い破り その中に入り込んでのうのうとして食い荒らしてます。食い開けられた葉を潰していくと 大きな夜盗虫を潰すことになりますが あんまり気持ちの良いもんじゃない、プチ!の感じ、指応えです。
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実りの秋

2016-10-03 13:29:23 | 日記
 雨が続くなか、草藪の上に出たバラが咲き出しました。藪を取り除いて遣らねば、と思っている内に 雨続きで新しい葉を広げてくれていました。
 手を抜いていたので 花は小ぶりで色も淡いんですが 殺風景な藪に際立ちます。

 蛇草に埋まった落花生を抜き始めました。草に埋まっていた所為で カラスには遣られなかったんですが、ネズミにすっかり遣られてしまってました。蛇草を退かして 落花生の株を抜こうとすると、株の根元や枝から下がった針の先の地下は 見事なトンネル網に。株を抜いても 落花生の莢は、酷い株では1個も無し、有っても数える位でした。
 やっぱり 草を生やさないで カラス地策は別にやらねばダメでした。良い勉強になりました。3畝掘って これだけでした。

 隣でやっぱり草の中になっている さつま芋も 推して知るべし。食べる分くらいは 何とかなるでしょう、か?


 藪の中の 蜘蛛の巣も 雨の粒を溜めてます。秋が深くなるにつれ 色んな蜘蛛の巣が目に付くようになります。

 大きく張り巡らされたジョロウグモの巣の真ん中で 獲物をくるくる巻にしている 女郎蜘蛛が随分大きくなりました。家の周りに巣を掛けられたんでは 迷惑なんですが つい見とれてしまいます。 

 夏の終わりに威勢良く蔓延って 大きな木まで覆ってしまっていた 烏瓜が手仕舞に掛かってます。伸ばした蔓の先を 瘤様に膨らませて地面に潜り込む準備です。こいつが来年芽吹いて 新しく株を作るようです。
 蔓延って煩いので 芽が出ているのを見つけたら即引き抜くんです。が、見落とすのも有るし手が回らない内に伸び出すのもあるしで 此の頃には いつも何本かの庭木が 覆われてしまってます。こいつ等を家から完全に排除する事は 不可能です。 

 もう一つの手強い奴、イノコズチの実の付いた穂が硬くなってきました。こいつも こうなる前に抜く様にしてるんですが、だめです。
 実には針棘が 人や動物に貼り付く様に生えてます。これから 一寸藪に入ったら こいつが靴から靴紐 ズボン、上着に帽子、連れている犬にも貼りついてきます。こうやって 種をばら撒かされていますんで 何とか種が硬くなる前に退治しておきたいんですが、ね。
 これ位の株になったら もう手では抜けません。他にもこう言う手強い奴が 実を着けて待っているんで 秋は雑草の 種蒔き爺さんに成らない様 気を着けねば、  
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