里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

2016-08-21 21:07:40 | 日記
 裏の栗が毬を開いて 落ち始めました。ここへ来て植えた栗の木、15年ばかりになります。随分大きな木になりました。
 
 台風の余波の雨が通り過ぎる合間に 拾ってきました。濡れたままバケツなんかに入れておくと すぐに黴てしまうので 広げて干してから 取って置きます。 
 
 毬が落ちると ボトンと重たい音がします。木の下に居ると 頭に落ちて来そうで 麦藁帽子は必要不可欠。見上げる枝の毬はかなり開いて来てます。

 拾ってきたのは 早速 田舎の姉に送りました。従兄にもお裾分けしてきました。

 せっかくの雨ですので 早生の白菜を植えました。箱に蒔いて 芽が出たばかりの苗、ポット上げした 残りの奴を 植えてみました。畑に来ていた YさんやA婆さんも 小さすぎる、と言ってくれましだが 雨が続きそうなんで まあ良いか とやっつけました。
 ダメだったら ポット上げしたのを下します。虫が酷いので 防虫ネットは欠かせません。 

 初めて作ってみた 荏胡麻が随分大きくなりました。そろそろ枝先に花の穂が見えて来そうです。蛇草が覆ってきてますんで 被って来てる奴だけでも除いてやろうと思います。
 
 畑の横の山藪は蔓草に覆われてしまいました。ここは下の方は カナムグラの棘蔓、上の方は烏瓜です。今年は特に烏瓜が酷く蔓延ってます。
 烏瓜の花は 夜になってから開き、朝には落ちてしまいますが 朝早いと奇妙な形の 花を見ることができます。
 
 台風が行ったら 冬野菜用の畝を 作らねば、気は急きますが 腰の痛みが邪魔をして 困ったもんです。
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吾亦紅

2016-08-14 21:12:03 | 日記
 畑の土手上の吾亦紅が花の穂を出して、花も咲きだしました。蛇草や篠竹なんかも 伸びてきて酷い藪になりそうだったんで 吾亦紅の株周りだけは 刈っておきました。その所為で 一足先に秋を見つけられました。
 
 家の前の土手はクツワムシが住処にしている 白粉花で覆われています。夕方に咲き出し 甘い香りで蛾なんかの羽虫を誘っています。この花邑では 夜9時ごろまでガチャガチャと賑やかに鳴らしていて煩いんですが、これも秋の初めの風物です。
 この前の茹だる様な暑い晩が ここへきて過ごしやすく涼しい位になって 大助かりです。

 夏野菜の胡瓜の2回目もすっかり上がって しまいました。先週までは持て余していましたが 今朝は1本も採れず、糠味噌に入れる分は下の店で買うようです。
 畑の作物も 夏の饗宴は終えてしまったみたいです。

 胡瓜の1回目で 大きくなり過ぎた奴を 放って置いたのから 芽が出て、3回目の胡瓜になってくれそうです。大きくなり過ぎた胡瓜を畝の間に捨てて置いたのから 芽を出したんで あっちこっち構わず生えて来ました。胡瓜の終わった後を片付けるのに殆ど抜きましたが 何本か残して 3回目に仕立てます。

 去年、一杯成って 捨てて置いた 冬瓜も 芽を出して 成り出しました。無精をした結果も 悪い事だけではなかったようです。

 葱を何とかしなくては、と思ってはいたんですが、豆の土寄せが終わったんで、土寄せに取り掛かりました。定植して1回土寄せはしましたが、すっかり草に埋まっていました。ネギは草に埋まるとダメだ!早よ草を取らにゃー!と向こうの畑の 婆さんにはっぱをかけられてもいました。
 始めましたが、蛇草をはがすと コウボシがびっしり。土寄せしようと鍬を入れようとしてもコウボシのネットワークで 鍬が取られます。打ち込んで掘っくり返した土呉を解して コウボシの根茎を退かしての余計な仕事をさせられて 全然進まず大弱りです。  

 やっとこれだけするのに 半日掛かりました。手を抜いてコウボシを蔓延らせた自分が悪い、ん ですが、

 豆は黒、緑と在来種の3種類とも やっと土寄せが終わりました。終わって ほっくりする間もなく、コガネムシが葉っぱを食い荒らしに集まってきました。このコガネムシは 一杯集っていますが 触るとぽろぽろ落ちて逃走するんで 捕まえきれません。葉を食われっぱなしでは 豆の成りにも関わるんで 少しは退治せねば、どうするか、思案の為所です。

 夏野菜で頑張っているのは 茄子です。今年のは 軟らかく甘味があって 良い具合です。今朝もバケツに約8分目位採れました。近所の人にも分けられます。
 それに 獅子唐辛子。今年は鷹の爪を作らなかったんで 沢山採れている獅子唐辛子が 辛くならない。それでも分けて上げる時は、ロシアンルーレットだぞ、と言って上げてます。

 トマトも未だ成り続けてます。トマトが成り続けると言う事は 未だ暑い日が続くんでしょうか。
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里芋の良い年はーーー

2016-08-08 09:16:57 | 日記
 月見草が 耕されなくなった下の畑の際に群がって咲いてます。湿度が高い日が続いいる所為か 朝露が一杯です。月見草の花弁も 露の珠が並んでます。
 秋が立ったこれからが 暑さの本番なんでしょうが 雲が多く 畑仕事には好都合です。それでも 流石に雲を躱して射してくる直射日光の強い事、本当に焼き付くようです。特に護っててくれるモノの無い頭の天辺は 焦げ付くようです。

 畑は草の勢いに押されて 緑に塗りつぶされてます。トマトの朱い色が 目立つだけ。暫くはこの暑苦しい色の中での大汗仕事が続きます。

 湿気の多い 一寸変な夏になっている所為か、里芋の勢いが凄い。写真を撮るのにも 芋の畝の間に入ると 頭の上に葉が来ます。今朝も 直売所へ出荷している K婆ちゃんの芋畑では、大きな葉から 露の珠が零れ落ち続け 畝の間に入るのは 勇気が要り、外から撮りました。家では今年から 食べる分だけ、ほんの少しだけにすることにしました。
 里芋の良い年は 他の物が良くない、と言われてます。確かに 畑の皆は、胡瓜は早くに上がってしまったし、インゲン豆も良くなかったしと言ってます。で これからの芋類や豆なかはどうなんでしょうか、些か気になる事ではあります。
 
 あれこれ 手を尽くした2回目のトーモロコシは、最初の晩こそ2株ばかり食い倒されました。が、すぐ獣除け装置を置き 夜はラジオをぶら下げてからは 無事で、収穫できるまでになりました。
 株が若い内に蕊虫の駆除用の殺虫剤を遣らなかったんで 虫には入られましたが、家で食う分は 解して冷凍して取って置く分までも 採れました。 
 
 テレビでやっていた 美味い加熱の仕方を いろいろ試せました。皮を着けたまま茹でる、皮つきで蒸す、ラップしてレンジでチンする、等等。レンジでチンが 手軽で甘みも良かったみたいです。茹でて少し甘味が抜けたようなのも 醤油を付けて焼くと とっても美味くなりました。
 
 落花生の畝も 蛇草やなんかに攻め込まれて こんな状態です。何遍かは腰を伸ばし伸ばし 草取りしたんですが。今年はこのまま収穫まで行きます。もう草を抜くと 早くに出来た豆を穿り出しかねない時期まで来てます。とは言え まだ花も咲かせてますし 咲いた花から下した槍も一杯出しているんで 草は無い方がいいんですが もう諦めました。落花生の強さに期待です。

 さつま芋の畝です。草藪みたいですが さつま芋です。ここでも早い人は お盆に掘ってお供えします。家のは 成り行き任せにします。さつま芋のあの強い蔓より強い草には ほとほと閉口です。冬の焚き火で焼き芋が食えて、お節のきんとんの分さえあれば 良いんですから。
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梅雨明け

2016-08-01 09:45:37 | 日記
 先週 梅雨明けして、翌日の朝はいかにも梅雨明けした を 実感させる霧でした。朝日が前の大きな榎の木立を透かして 美しい模様を見せてくれました。深山幽谷の風情です。

 露草が朝露を含んで 花の青が洗い立てみたいです。

 畑の道草の朝露が 朝日で光ってます。草を透かして見ると 露の珠がキラキラ輝いて 眩しい。
 
 裏の栗が大きな毬になって来ました。育ち切れなかった毬が随分落ちてます。あと半月位で 毬が割れて栗色が覗きそうです。 
 
 山の蝉は ミンミンが煩くしていたんですが もうツクツクボウシが仲間入りして賑やかです。
 畑から西際の山側を見ると こんな風です。東西南北こんな具合に 山の森です。朝早くからカケスやカラスが騒いでいますし、ホトトギスも未だ鳴いて通って行くし さっきまで鷹が鳴きながら輪を描いて飛んでました。雉も雄叫びを挙げてるし、日中は蝉はジリジリミンミン ツクツクと暑さを煽ってます。
 草を刈ったんで 大分作物が見えるようになりました。秋の菜っ葉類、大根なんか蒔くには まだまだ草退治が要るようです。
 
 妻が草を退かしてくれたんで 葱が見えるようになりました。すっかり蛇草やなんかに蔓延られ埋まったようになってたんです。ここまでやって貰ったんで 追肥して土寄せしてやれます。草の中に埋まっていた割には 弱り方が少なく ほっとしてます。
 
 ピーマンが成り始めて毎日捥いでます。トマトは今朝も余る程捥いできました。今年は思いのほか 良く採れます、味もそこそこで、
 
 荏胡麻が大きくなりました。一寸混み過ぎ、大分混み過ぎですが お盆過ぎには穂を出して来そうです。どんなもんか 楽しみです。
 
 1回目のトーモロコシは 獣に遣られ、1本も収穫できませんでした。ので 2回目のは、防鳥ネットを確り2重に張り、音と光を出す装置を2個置きました。それでも ネットを張ってすぐに破られ入られて 未だ若いのに 何本か遣られてしまいました。
 破られたネットを直し、村の道草刈りの時 Oさんに教えて貰たように、ラジオを夜中吊るして鳴りっ放しにしてみました。朝行ってみましたが、これが 大成功でした。1本も遣られてません。
 少し早めですが 5本ばかり採ってきました。未熟なのも有りましたが 獣に遣られるよりは良いか と納得、甘いトーモロコシが頂けました。
 
 今年も玉虫が来てくれました。梅雨明けの強い日の光に ピカピカ光りながら飛んで来ました。お盆で 古い友か 親父、お袋かを 負ぶって来てくれたみたいです。
 毎年 この時期に来てくれてます。
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