里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

梅を漬けました

2017-06-29 12:12:15 | 初夏の里山
 前庭の南高梅が落ち始めましたんで 色の付いたのを採ってきました。2キロばかりです。南高梅は色付く前は香りが有りませんが 黄色になると甘い良い香りです。
 黄色になると落ち易く、次々落ちてしまいます。落ちると何かに当たって軟らかくなってきた肌に傷がついてしまうし、落ちるとすぐに虫が食って穴が開きます。穴や傷があると そこから腐って来るので せっかく大きく育った梅がもったいない。それで 木の下にシートを敷いて 捥いできました。

 去年、一昨年と夏の丑に何やかやあって 干し損ねてしまったんで 今年は確り干そうと思ってます。と考えていたら、闘病中の兄が 亡くなりました。不幸があった時の梅干しは 上手く行かないと 田舎で聞いた事が有ります。気を付けます。

 ベランダの何回目かの夏野菜の苗が そろそろ下してくれと催促しているみたいになりました。キュウリは3回目です。1回目のは成り盛りになりました。山の畑で乾くんで 盛りの期間は短いんです。それでも この3回目ので 今年の夏は間に合いそうです。
 駄目押しで 地ばいの種類を7月になったら 蒔こうと思ってます。
 
 レタスも少しやってます。防虫ネットを遮光にして 植えます。

 キャベツの苗も育ってきました。来週行った時に植えます。玉葱の跡とか 豌豆の跡とか 片付けて畝を作って。

 じゃが芋も掘らねば また隣の婆さんに尻を叩かれそうです。予報では暑くなりそうなんで 熱中症に気を付けて動きます。
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里芋の救出、トーモロコシは早くも

2017-06-21 13:39:12 | 初夏の里山
 梅雨に入ってから雨が少なく 苗床から下したキャベツやブロッコリーがぐったりしてました。この雨で 生き返りそうです。
 乾いていたのに 畑の草はお構いなしで 伸びる蔓延る。この前 刈払い機で刈ったのに 膝が隠れる程。草が野放図に伸びた中で 野生化した青じそが摘める位になっていたのは たった一つの良かった事。草を刈る前に いっぱい摘んでおきました。
 
 この草で里芋がすっかり埋まってしまったんで 救出にかかりました。刈払い機で畝の外を退かし、畝の中、株の間は手で抜いて。今年は作る量を半減させ 2畝にしたんですが それでも1時間ばかり掛かりました。
 手で取るのを出来るだけ少なく と 刈払い機で株の際まで刈りました。が、思った通り 何本か里芋の茎を切る始末、手を抜こうとして かえって面倒な事になる いつもの段。幾つになっても学習能力の無い事、
 
 家の畑はこの体たらくですが、90を越えようかと言う前の家の爺様の方は 見事に耕されてこの通り。朝遅く とことこやって来て、鍬で耕して草なんか生やしては置きません。村の皆は仕事に無駄がない、急いでいる風にも力んでいるようでも無いのに きっちり畑が出来ていきます。 

 取り損ねて くさのなかにほったらかしていた 人参が大きな花房を擡げました。野菜でも 家の畑では 逞しくなるようです。そんなに潤沢に窒素肥料が有るわけはないのに、草に伍して葉を広げねばならんのに、健気です。
 
 この雨が降る前、抜いて畑の豆の手に掛けて置いた 玉葱です。乾いたんで小屋の軒下に 取り込んで吊るしました。長く取って置ける中位の粒のが採れました。これで何か月は賄えます。
 
 まだ鬚が出たばっかりな トウモロコシが獣に遣られました。実の入っていないトウモロコシの子供が捥ぎ取られて 齧られて、株は倒されて。
 こんな事は初めてです。今迄は収穫しようと思った前の晩に 盗られてました。
 残ったのを助けようと ネットを掛けました。枇杷では掛け方が半端で失敗したあのネットを持って来て、トーモロコシを覆いました。
 敵は狸かハクビシンかアナグマか、捥ぎ取られ齧られたのと株の方に付いた泥手の跡がはっきり付いていました。いずれにしても前足の使える奴です。このネットで遣られるかも、もう一手考えが要りそう、
 
 冬野菜のカタログが届いてます。次々追いかけられる気分に。ぼちぼちやる積りですが、気が急きます
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夏椿

2017-06-17 11:33:38 | 初夏の里山
 夏椿が咲きました。先週帰る時は 蕾が膨らんで来ていたんで 咲いてるか楽しみにしてました。
 裏庭に来て15年、随分大きくなりました。15m以上は離れている栗の木と枝が重なってます。栗が終わったら 両方共切り詰めねば、でも夏椿の方は 切りたくない。
 絹のような光沢の花弁の この花の木が大好きで、ここへ来た時に1番に植えたんです。
 
 この花は 1日花です。見事な花ですが 夜には落ちてしまいます。咲いたばっかりですが もうこんなに落ちました。明日には木の下一面が白い敷物の様になります。
 
 夏椿と同時に植えた栗の方は 栗の赤ん坊がイガイガを纏って こんな具合。未だ 頭のてっぺんに雌蕊を乗っけてます。雄花は殆ど落ちました。いつもの年なら 雨に濡れてるんでしょうが 今年は乾き切ってます。そろそろ降って貰わないと この子の育ちにも影響が出そう。 
 
 先週 掻けて帰った 枇杷のネット。全く効き目が有りませんでした。見事に全部 黄色くなった実が無くなってました。Oさんの話では 私たちが帰った翌朝 見たら全部無くなってたよ、一緒にネットを掛けたのに。
 夜の間に無くなってたと言う事は カラスやヒヨじゃないね。タヌキは木に登らないだろうし、ハクビシンだね、と言う事。今年も枇杷は見ただけになりました。
 
 同じく前庭に植えた 桃も実が膨らんできました。早く袋を!とせっつかれ 大きくなった奴何個かに袋をかけました。こっちは狸も手が届くし、色んな獣とカラスやヒヨが相手。
 枇杷で失敗したネットをこっちへ持って来て 厳重に防御してみます。
 
 居間の窓の下、今はひっくり返してある鳥の餌台の下の草叢に 鬼灯が青い莢を見せてきました。一株植えて忘れてたんですが、いつの間にか 増えてました。上手く行けば お盆には赤くなってるかも。
 
 畑は乾き切ってます。作った苗は植えられないし、種も蒔けないんで草取りです。草の種類は蛇草やヒユに藜等 株を張る夏の奴に変わりました。草取りはヤム芋は終わり、落花生が半分まできました。
 割れて来たキャベツは採り終わり、次の苗が待ってます。玉葱を吊るし終わりました。じゃが芋もそろそろ掘る時期です。
 日射しが更にきつくなってます。
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栗の花が落ち始め 梅雨です

2017-06-08 09:59:50 | 初夏の里山
 栗の花が満開です。早くに咲いたのは落ち始めてます。栗の花が落ち始めると 梅雨入りだ、と言われますが その通りになりました。

 栗の花は雌雄別です。雌花は丁度 金平糖みたいで頭の先に雌蕊の飾りをつけてます。花房の元の方にちょこんと着いてます。
 雄花は所謂 栗の花と言われる 白く長細いブラシみたいな 青草く生臭い香りを振り撒くやつです。満開を過ぎるとすぐ みすぼらしい汚れた色になって 落ちてしまいます。
 
 梅雨の来る前に、と 裏の藪を刈りました。腰に近くなった三つ葉やセリに蕗や茗荷、藪枯やカナムグラなんかの蔓草、名前が判らない雑多な草草、キイチゴや桑、樫の仲間やケヤキや榎なんかの生えて来て灌木みたいになった奴等を 刈払い機を振り回して。
 刈払い機のタンク3杯分のガソリンを使っても まだ残った藪は この次に、お得意の先送りにします。朝から始めて 午後半ばまででもこの体たらく、足に来たんで ここまで、
 
 前の土手際の枇杷が色付いてきました。カラスが一番色の良い大きい奴を捥いで持って行くのを見たんで、これではならじ、と網を掛けました。隣のOさんに手伝ってもらって。
 天辺ののは 届かないんで 諦めて、下の方だけでも今年は食ってやる!と 頑張って張りました。これでカラスは何とかなるかも知れませんが、ヒヨは潜り込んで来ます。ヒヨが取る前に一寸位早くても採るしかないかな、
 
 畑は、トマトがもうすぐ色付きそうです。選んだ種が良かったか 育ちが良く、苗を買て来た皆を追い越す勢いです。
 
 トウモロコシの1回目が 花穂が出て来ました。蕊虫が入るから 穂が出る前に上から薬を入れてやるんだよ、と教えてくれたU婆さんも 先日亡くなって 寂しくなりました。もうじきお盆です、トウモロコシを上げて U婆さんの笑顔を偲びます。
 実ってきたら 狸やハクビシンなんかの獣やカラスと戦争です。今年はどうやって盗られないようにするか、思案の為所です。

 じゃが芋が上がって来ました。新じゃがでは幾株か掘って食べました。地主のYさんは 幾畝か掘って 直売所へ出したそうです。今年は 皆安い値をつけているそうで、Yさんが何十円か高い値をつけたら 皆値をつけ直していたそうです。
 
 Aさんは 手際が良い。あっという間に一畝掘って片付けてしまいます。今年は成が悪いと言ってました。

 落花生が芽を出してきました。カラスが心配でしたが 無事切り抜けたようです。落花生は双葉に当たる 所謂落花生が土の中から持ち上がって来て、割れて本葉が出ます。その上がって来る落花生をカラスが啄むんです。酷い時は 一列全滅になります。蒔いた後 釣りのテグスを張り巡らせて カラス除けします。カラスは羽が引っ掛かる この糸が危険と知っているらしく 効果が有ります。
 
 晩生の玉葱も上がってきました。梅雨の晴れ間を見て 収穫します。
 
 蚕豆の種取りに残した株が 葉が落ちて 莢も黒くなって来ました。早くに カラカラ になったのは 取りましたが、未だ湿った感じだったのは残して置きました。今度晴れた時に 全部抜きます。
 
 これからは 晴れ間を見ての仕事になります。じゃが芋は梅雨が上がってから掘ります。傷んだのは梅雨の間に 腐って無くなると これもU婆さんが教えてくれたんです。
 梅は色を見ながら 完熟を採ることにします。山椒の実は 丼一杯摘みました。沢山成ってますが 小鳥の啄ばみ用に上げることにします。
 梅雨に入ったと思ったら もう秋蒔き用の種のカタログが来てます。
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栗の花が咲いて

2017-06-02 15:41:47 | 初夏の里山
 暗くなると 窓から入る風が 木々の漲る力を感じさせる 青臭い香りを 一層強くするようです。裏の窓からは特に 生臭い香りで、栗の花が咲いたことを知らせる風が流れ込んできます。
 ここへ来て植えた3本の栗の木が随分大きくなりました。裏の敷地を占拠してます。今年の収穫を終えたら 大ナタを振るって伸びた枝を切り戻さねばと思ってます。


 前のクスノキの大木に カラスが子供を育てているようで 煩く鳴き交わしてます。前の土手の向こう隣のOさんは、手を洗っていたら 石鹸を持って行かれた、また頭の上を威嚇しながら低空飛行された、なめられているようだ、と憤慨してます。クスノキの下の 枇杷が黄色くなってきましたが、カラスが咥えて持って行ってます。家もこのカラスの番には 被害甚大です。
 Oさんに助けてもらって 枇杷にはネットを半分掛けたんですが 効果有るか 大いに疑問です。今年は この枇杷も バッサリ切って、ネットが掛けられるようにしようと Oさんと話したところです。 


 裏の栗の木が占めている所の南側は もう物凄い藪になってます。先週は前庭を刈り払いましたが、来週はもう待った無しで 裏を刈らねばならん!と覚悟しました。こっちの方には ブルーベリーやイチジク、蜜柑や柿なんかが居るんですが このままでは 草や竹に圧殺されます。 

 畑は グリーンピースを抜いて 胡瓜の2回目を植えました。じゃが芋は新じゃがで 食べる分を何株か掘りました。器量の良いじゃが芋が成ってます。
 キャベツは過熟で 次々割れてます。食べる分には 割れた所から剥がせるんでかえって便利な位ですが、保存が利きませ。どうしたものか、きゃべつばっかり食ってるわけにもいかず、
 トマトも茄子、ピーマンなんかも 結構順調です。1回目の胡瓜は ネットを外した途端 ウリバエの猛攻で 葉がボロボロになってます。西瓜は未だ幼いんで 覆いで保護してます。
 トウモロコシの1回目はもうじき 花が上がって来そうです。2回目は植えたばっかりを 夜盗虫に半分近く食われてしまいました。
 夜盗虫の攻撃が酷くなってきました。挿したさつま芋の茎もかなり食い切られてます。食われた株の周りの土を退かして 見つけ次第潰してるんですが 多勢に無勢、敵いません。はやく株が大きくなって ちょっとやそっとの食害では何ともないよ、と言えるように成ってもらう他ありません。
 
 蚕豆は 種にする分を残して捥いで 株を抜きました。捥いだ莢です。オオガ虫やカメムシにかなり刺されて 莢には点々が一杯ですが、莢の厚みで中の豆まで嘴が届いていないのも半分くらいは有って けっこう無事な豆が採れました。
 若い莢は 緑でぷっくらしてます。

 成熟してくると 莢は黒くからからになります。

 こうなると 豆は硬くなります。豆が乾いたら 瓶に詰めて 暮に蒔くまで 休んでもらいます。種にする豆なんかを ペットボトルや蓋のしっかりした瓶に種を保存するのは ここでは皆がやっていて、教わりました。
 蚕豆位大きな粒の種を入れて置くには 普通のペットボトルでは無理、口から蚕豆が入らないんで、焼酎を飲んでいる誰かに 大五郎の大きなボトルを貰って入れます。

 
 梅雨が近いようで 蒸し暑くなりました。
 畑も屋敷も手入れが必要!熱中症にならないよう 水を飲んで頑張らねば、
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