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里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

夏椿が咲き始め梅雨本番です

2022-06-12 11:21:51 | 梅雨寒

 ぐずついた日が続いて 昨日、一昨日なんか梅雨寒と言っていい位でした。雨も油断してると パラっと吹きかけてきたり、洗濯物を出してると 安心してられない日が続いてます。

 棚田は稲が育って 水面が見えなくなりました。葉先が靡き 風の通って行くのが見える様に練りました。

 里山の家の夏椿が1輪2輪と咲き始めました。未だ咲いたのを探す位しか開いて無いんです。

 殆どが蕾で、それでも膨らんで来て弾けそうなんです。産毛と言うか 和毛かを纏った膨らんだ蕾は これはこれでいいもんです。

 

 大木になった夏椿の梢を ホトトギスが鳴きながら飛んで越えて行ってます。今年は 来てる数が多く、止まって鳴いてる近くを別ののが飛んでいくと キョッキョッと脅かしあって叫んでます。

 夏椿と同じ裏の栗の木も花盛り、と言うか一寸盛りを過ぎたようです。長い雄花の基に金平糖の様な雌花が着いてます。

 

 2年ばかり後に植えた夏椿の方が棟より高くなって 栗の日当たりを邪魔し始めたようで 長く伸びた栗の枝を落としてしまうか、思案中です。お互い10m以上の間を採って植えたんですが、20年も経てば枝を絡めるまで伸びてしまいました。枝は幾度も切ってるんですが、

 ザクロも花盛りです。従兄に貰って植えたんですが 大きくなってしまって 切り詰めないと邪魔になって来ました。

 

 軟らかい朱色の花弁が無い方が 雌花です。

 山茶花の下に入り込んだ ホタルブクロが咲きました。此処では土手や道が山を切った斜面に袋を吊り下げてます。強勢な草で 庭に入り込ませると 中々排除できません。

 

 花は中々なもんで、色も紫の濃いのから 真っ白のまで咲いてます。棚田や脇の水辺に もう蛍が出てる筈で、捕まえてきてこの袋に放つのもいいかも、

 畑は じゃが芋が上がって収穫出来ます。仲間は梅雨が上がってから掘る、と言う者が多い。虫が入ったりして傷んだ芋は 梅雨の間に腐ってしまい それから掘ったら腐るのは殆どないと言ってます。

 Yさんはせっせと掘って 直売所へ出してます。もう値段は元に戻って 安くなったそうです。休みの日は出す者が多いんで 売れ残る事も有るそうで 平日に出した方が捌けるんだそうです。

 蚕豆は 種にする莢の着いた畝のを残して 全部抜きました。落花生の草取り土寄せが 足に来る重労働です。耕転機が動かなくなって、昔に還り鍬で耕し草を退かし、草が無くなった土を寄せてやります。でも 半分は来週に持ち越しです。草が酷い!

 胡瓜、茄子にインゲンがなり始めてます。枝豆はカメムシ類、トーモロコシは芯からの幼虫を寄せない手入れ、菜っ葉類は青虫除け等々、遣る事は山積、水を飲み飲み動きます。

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屋根工事が始まった

2020-06-19 14:41:45 | 梅雨寒

 去年の台風で痛めつけられた屋根の工事がようやく始まりました。前の家のお兄ちゃんが 屋根の職人で、台風の後 剥がされた瓦を応急処置してもらって 凌いでたんです。お兄ちゃんの手が空いて 家の番が回ってきました。

 

 瓦が剥がされて 下地まで交換が必要になって、瓦を全部剥がすんだそうです。裏側の屋根から剥がし始めました。

 未だブルーシートのままの家がある中、お隣さんの好で 早く掛かってくれたようです。コロナの給付金ではとてもとても足るもんじゃなく、大出費です。

 家は応急処置で 雨は凌げるようになりましたが、では未だ 強く降ると雨漏りする家が有り 台風の爪痕は簡単には消えそうもありません。

 

 畑は草の勢いが本番、取るのが追いつきません。作物を草覆いから救出するのが精一杯。去年の不精のツケを払わされている状態。蛇草に藜が主役、それにコウボシと取り残したじゃが芋がぼこぼこ出て来て 酷い事になってます。

 落花生の救出が済んだとおもったら 草の無くなった地面を藜の芽が青く覆って来て どんだけ種が撒かれたのか、

 

 それでも植えない作物は 採れないわけで、懲りずに苗を作ってます。

レタスです。来週には草を剥がした畑に下します。梅雨の雨の有る内に育ってもらう積りです。

 

 キャベツも一緒に下せます。

 

 他に胡瓜の3回目がベランダで待ってます。

 採れ始めた夏野菜は 胡瓜、他は鋭意成長中、草と虫の攻撃を凌ぐ手伝い中です。

 蚕豆とスナップにグリーンピースの豌豆は種取り完了。虫が付かないよう保存して上げないと、

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梔子は芳香剤より良いかも

2019-07-10 16:27:28 | 梅雨寒
 雲の厚い日が続いてます。里山の家は 丈が高くなった草で埋まってしまいそうです。今年の竹も伸びて枝にびっしり葉を茂らせ 鬱陶しくなりました。若い葉にため込んだ雫をなんか有る毎にザーッと振り撒きます。
 昨日、一昨日と藪と若竹を刈り倒しして足と腕が限界です。大分明るくなったんで 重労働した甲斐があったと自己満足。畑も草の勢いが凄く いつも綺麗にしているAさんの里芋の畝も 草で埋まってます。

 大きな株になった 梔子に一杯花が着きました。甘い纏わり付くような香りです。スズメガの大きな芋虫に随分蕾を齧られましたが こんなに咲いてます。もうかなり折って部屋に挿して楽しんでも 株はこんな具合です。 
 
 この処の湿気続きで 家中黴臭くなって、特にトイレは何とかしたいと思ってました。梔子の枝を挿してから 臭いは全く気にならなくなりました。消臭効果が有る様な感じ、梔子の香りで 黴臭さや便所の匂いが押し退けられたみたいです。

 居間も黴臭さが無くなって 良い具合です。

 風蘭もこんなに咲いてくれて 仄かな香りを送ってくれ始めました。梔子がこんなに強烈でなかったら この時季の主役なんですが、今年はわき役になってしまいました。
 家に来てもう何十年になりますか、毎年一杯花を見せてくれてます。 
 
 居間の前の 角に 桔梗が今年も咲いてくれました。ここに来てすぐに種を蒔いてからの住人です。株は大きくなって 茎を何本も立ててくれたんです。が、一緒に植えたシュウメイギクが繁茂して 抑え込まれてしまいました。春,
芽吹きの時から気を付けて シュウメイギクを退かしてやって ここまで回復しました。
 
 今朝は梅雨寒、窓が白くなって 掛け布団が欲しい位でした。畑の蛇草には こんなに朝露が、靴は水の中を歩いたみたいになりました。
 
 里芋の大きな葉にも大きな露の粒が乗ってます。カラス除けにテグスを張った トウモロコシはやっぱり葉っぱに露の珠を乗せてます、莢から出ている鬚が茶色になって来ました。来週は採れそうです、但し 獣とカラスが見逃してくれたらの話。

 小豆が出揃いました。手前に 出ない所に植える予備を蒔いておいたんですが、殆ど要らない位良く出ました。双葉の間から 本葉が覗いてます。
 
 小豆の1週間後、先週に蒔いた大豆が出てくれました。ここでは子育てを始めたキジバトが豆の芽を片っ端から食い尽くします。仕方が無いんで 苗床に蒔いてネットを掛けて 双葉が萎むまで育ててから 畑に植えてました。この植える仕事は 腰に物凄い負担で何とかならないもんかと 仲間に聞いてました。いつからか 豆を薬に塗して蒔け!と教えてもらい、半分疑いながら遣ってみました。薬には 塗した豆は鳩が食えなくなる程酷い味になるんで 何個か食ったら馬鹿な鳩でも学習して 食わなくなる、との事でした。
 今年も”キヒゲン”と言うあくどい色の薬を塗して蒔きました。確かに出た芽の内 畝の前の方 4~5株は出た双葉を食われて 引っこ抜かれてました、が それだけで済んでます。啄まれた双葉はよっぽど酷い味になるみたいで 食い散らかされてました。普通なら キジバトは 端から順に 綺麗に食い尽くしていくんです。
 
 お湿りのお陰で 紫蘇の葉が軟らかく良く育ってます。いくら摘んでもすぐに新しい葉が出ます。玉葱や豌豆豆の終わった畝に勝手に出てきた奴。野菜不足対策の一部になるかも、
 
 お湿りが困った事の 一番は、でんでん虫の大発生です。どこへでも しみ出してきて 野菜は何でも食い散らかす。繁殖力も半端ない!ちっこいのが 砂粒みたいに湧いてきます。
 特にキャベツやレタスなんかの葉を好むみたいです。キャベツの芯辺りから侵入してきます。食われると そこから腐ってきます。見つけ次第潰しますが 物凄い数で潰しきれず 諦めです。退治の良い方法はないものか、仲間も知らないようです。
 
 梅は3キロばかり採れました。軟らかい赤紫蘇も良い具合に育ったんで 朱い梅干しが 漬け終わりました。
 インゲンや胡瓜が採れてます。トマトは親指大、茄子は花が着きました。オクラは----、夏野菜になりました。
 暫くは 草と虫との攻防が続きます。
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トーモロコシに電気柵を設置

2019-06-26 17:06:15 | 梅雨寒
 先週は日光の霧降高原へ キスゲを見に行きました。丁度 雨の隙間に当たり 高原では時は霧が来たり日が射したりで 降られずに 歩き回れました。
 キスゲは一寸だけしか開いてなくて 殆ど蕾でした。ちょうど カラマツソウやユキザサの白い花に アヤメの濃い紫もあって楽しめました。

 梅雨の隙間の晴れを狙って 里山の家に一昨日上がって来ました。トウモロコシに穂と ひげが出てきて 獣対策をしたかったんで。
 ここの皆はトウモロコシを作るのをやめてしまって、今年は家だけです。なにしろ狸にハクビシンやマミにアライグマも居て 空からはカラスが狙ってます。せっかくひげが黒くなって 明日は収穫と言う前の晩に徹底的に食われてしまいます。その惨状を見てるもんで 皆諦めたんです。
 私だけは何とか食いたいんで 頑張ってるんです。去年は電気柵を張るのが1日遅く 未だ実の入ってない奴を幾本か食われましたが、張ってからはセーフでした。
 昨日 こんな具合に張りました。後はカラス除けにネットを掛けます。手前の白い台に乗ってるのが 電源です。単一の乾電池8本と昇圧装置です。

 電気柵の線は 獣の鼻先に当たる様に 低く張りました。これから当分 線に草が触れないように、家の畑ではあり得無い事ですが、草を生やさないようにします。
 
 今の畑の様子です。右の溝になっている所は 小豆を蒔きました。その左の畝は薩摩芋です。周りの山の藪はすっかり夏色です。

 今年は赤紫蘇を作りました。いつもは畑に生えて来る奴を採って使ってたんです。が やっぱり葉の縮みが強く軟らかい栽培種の方が梅干しの色が良くなると言われたんで作りました。 
 
 こっちが自生している奴です。
 蒔いた縮種を何本か残して 穂を出させ種を振り撒いてもらって 来年から畑に生えるのが この縮種になる様に、 この自生種を徹底的に抜く様にします。

 ナスがやっとここまで育ちました。その奥のトマトは 親指の先程の実が着いて来ました。頭が重く倒れてたんで 昨日手を立てて 起こしてやりました。

 先週の雨の間に じゃが芋の茎が完全に枯れました。梅雨が上がったら掘ります。

 畑への道脇の土手です。アジサイが盛りです。皆の家の土手にもアジサイは植わっていて 今はアジサイに囲まれています。 

 裏の夏椿がもう終わりです。大好きで ここへ来てすぐに植えたのが大きな木になりました。下の枝を切ったんで 満開になっていたのを見落としました。

 落ちた花がいっぱいにです。草刈りをサボっていたんで 草に埋まって目立たなかったんです。いつもは この花が落ちてしまうと 梅雨が上がるんですが今年はどうなんでしょうか、

 栗の毬の赤ん坊です。この栗もここへ来てすぐに植えました。今は大木です。今年は伸びた大枝を切り落として 裏の風通しを良くするつもりです。
 木が大きくなり過ぎ、栗玉蜂や天牛に集られて弱って来たみたいなんで 大きく切り詰めて 再生してもらいたいんだけど そうは上手く行くもんか 疑問ですがね。
 
 畑は草との鬩ぎ相が続きます。来週は大豆を蒔きます。去年は大失敗でしたんで、今年は早めに、梅雨が明けないうちに蒔きます。黒豆、青豆に味噌用の在来種、小糸在来です。空けて置いた畑全部に蒔くつもりです。

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戻り梅雨

2018-07-07 10:39:23 | 梅雨寒
 逸れた台風のお陰か、梅雨前線が戻ってきて 良いお湿りになりました。連日の南風で吹き倒された 居間の前の桔梗を起こしました。いっぱい咲いた花に 雨の粒が更に重しになって 何本も出ている茎が全部倒れたんです。
 桔梗紫のきりっとした花が好みで 楽しませてもらってたんですが、あの風ではどう仕様もなかったようです。

 甘い香りで楽しませてくれた梔子は 今が頂点です。かなり黄色にくすんで萎みかけたのが目立つようになりました。蕾まで食う虫が集って来たんで 自家製の虫除けを吹きかけてやったんですが 効果はいま一つ。大きくなった芋虫には効かないみたいです。奇麗な蕾と花を何本か折って来たんで 部屋で香りを楽しみます。
 
 落花生の鮮やかな黄色の花が見えてきました。

 去年は獣にやられて 種の分しか採れませんでした。その僅かな種を蒔いて ここまで育ったんです。
 実は今週上がって来るまで、色々あって 草取りに手が回らず すっかり草に埋まってしまっていて 一昨日やっと草から救出しました。健気にも手強い蛇草なんかに覆われ圧しつけられてながら ここまで育ってました。
 未だしぶとい草の残党は残ってますが 落花生の株を覆うほどでは無くなったんで、一先ず良しとします。来週来て 土寄せすると煩い草も埋まったり ひっくり返されたりで片付きそうです。

 この雨の前に蒔いた大豆が 芽を出し始めました。去年みたいに全く芽が出ないと言う事態は避けられました。この雨で 土の中の豆も起きてくれそうです。
 Yさんがトラクターで耕してくれて この所に蒔きなさいと 言ってくれたんで 小豆の種を買って来て蒔きました。この処3年ばかり失敗続きで、収穫出来なかったんで、今年こそ 牡丹餅と御萩の分位は採りたいもんです。

 トウモロコシの電気柵は 今の処獣除け出来てます。カラス除けにネットは張りました。いつも 明日採ろうと予定した日の前の晩にやられるんで まだ安心は出来ないんです。
 Mさんが昨日 獣にやられたトーモロコシの囲いを外し、株を処分してました。もう少しの間 残して置いてくれればいいのに、と声をかけたら、苦笑してました。ここが無くなると 今度は家の番になるからと言うと、実は罠で2頭のハクビシンを捕まえたとの事。だから 大丈夫じゃないかなぁ、と言ってくれたんですが 狸もマミも居る事なんで 心配は尽きません。

 前庭の桃は見事に全部食われました。1個も残さず。前回来た時 未だ熟してはいないが 食えそうなのを 数個捥いで帰ったんです。甘味が出て 香りも有って まあまあ旨くなって来てたんです。イルミネーション位では 獣にとって 脅しにもならない事がはっきり判りました。
 庭の果物争奪戦は 今の処全敗です。少し気を入れて対策を考えてみようと思います。

 Yさんが里芋の畝を綺麗に草を取って 土寄せしました。豆トラに翼を付けてやったんだそうです。あんまり綺麗にされたんで 同じ畑の家の分が酷く目立ちます。何しろ家のは 草に埋まってますから。
 仲間のKさんに お前さんは遣り過ぎだよ、手が回らんだろうと 言われる始末。この処 何やかや有って 畑の方は手抜きになってたのは事実です。暑いさなかですが 畑と家の周りの草退かしに頑張らねば!です。
 
 仲間のNさんやKさんが畑を貸して、農業の専門会社が作った キャベツの収穫が始まってました。上がって来る時小型トラック4台ばかり、キャベツを積んだのに行き会いましたが それが 今日の収穫だったようです。
 このも畑や田圃をやるのが 爺婆ばっかになるんで こう言う土地の使い方も良いのかも知れません。出来れば村の若いのが これに参加してくれれば尚良いんですが、簡単では無いようです。

 下の田圃の稲が穂を出し始めました。村の神社は 夏祭り神薙です。若い者がいないんで 盛り上がりませんが、新盆も何軒かあり 家の村も夏を迎えます。
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