里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

山椒の実が弾けました

2021-09-26 15:10:43 | 

 柿の実が色付いてきました。木の下に齧りかけの実が落ちてます。未だ 獣でも投げ出したくなる程 渋かったようです。

 入って来る小道の山椒の実が色付いて 割れてきました。赤茶けた皮が弾けて 黒い種が見えてます。この黒く硬い種は辛くも痺れる事も無く中身は白い脂身です。小鳥が集まって 啄んでいきます。メジロもこの種には集まって来て啄みます。

 

 畑では 食用の菊、カキノモトが咲き始め、今朝 初物を摘んできました。子供の頃から 秋のご馳走として食べて来たんで、食える菊は紫色の花なんだと思ってました。後になって 殆どの菊の花は食えると知りました。 

 

 菊の花の酢物は 前までは秋刀魚と一緒に 秋のご馳走でした。が 今年も脂ののった秋刀魚は来ないようなんで 菊だけで我慢かな、

 同じ紫の食用菊 モッテノホカは未だ先になります。こっちの花は 花弁は同じように筒になってますが 花は一回り大きく成ります。

 畑仕事は、暑い間 手を抜いていたんで 大草にしてしまった後始末の草退かしが急務です。白菜やキャベツの苗が待ってますし、小松菜なんかの菜っ葉類に大根も2回目を蒔かなきゃなんないし、畝作りを急がねばならないんです。

 草を退かした所から 順次溝を掘って刈って乾いた草を放り込み 肥料を入れて 埋め戻し畝にします。

 

 力仕事になるんで 足も手も腰も悲鳴を上げてます。が 前に下した 白菜やキャベツが育ってるのが力になります。 

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アケビが口を開け、穂紫蘇は花盛りです

2021-09-20 11:36:47 | 秋、台風

 昨日は台風一過で 久しぶりの快晴になりました。里山は夜冷え込んで 一足先に秋本番の感じです。

 前の土手上の杉に登り茂って藪になった アケビがどうなってるかと藪を掻き分けて登ってみました。大きな奴がぶら下がって 丁度割れ始めてました。 

 

 未だ ヒヨやハクビシンに見つかって無いようです。今年は間に合いました。

 草藪の方も 秋の気配になってます。伸び盛るだけだった草ぐさが皆 穂を出して 種を作る方に転換してます。

 腰より高くなって灌木みたいになった 紫蘇の枝先は皆 穂になりました。大葉はもう終わりです。

 穂は可愛い花がいっぱい。

 

 今度来たら 扱いて 穂紫蘇の漬物にします。香りの良いご馳走になります。

 同じように穂を出し 花を咲かせているんですが 何の役にも立たない 邪魔な草の 狐の孫です。夏の終わりになると 急にのさばって 蔓延ります。

 こっちは 役に立たないどころか 邪魔な困りものの最たる奴、猪小槌、いのこづち、です。今の内に退かして置かないと ズボンや靴、衣類など何にでも ひっついて酷い目に遭わされます。 

  

 くっ付いて運ばれた 種が芽吹くと、大株になって この辺りでは根株が冬を越え もっと大株に繁茂します。この処 手が回らず草茫々になっている 家の屋敷では こいつが蔓延って酷い事になってます。種が硬くなる前に 刈り払います。

 畑の土手の 曼珠沙華です。咲き始めました。彼岸にも入って やっぱり秋本番なんでしょうが、続いた酷暑が急に居なくなって 体も気持ちも中途半端です。

 

 台風で吹き倒された榎の大木に 木耳がまた生えて来ました。やっぱり 秋になったんですね、 

 

 椎茸の榾木を立て直して 秋本番に備えます。

 

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秋風に追われて、泥縄畑仕事

2021-09-11 13:17:01 | 秋の走り

 昨日は また暑さがぶり返し、汗だくの畑仕事に逆戻りでした。がその前の週は夜なんか 毛布を1枚追加するほど 気温が下がり、季節が一気に進んだようでした。

 畑の土手には ツルボが花穂を立ち上げ、花盛りです。此処では 秋が来ることを知らせてくれる 優しい使いです。

 

 土手上の藪には 吾亦紅の花穂も大きく成ってます。

 

 下の畑の土手の月見草です。雑草とは言えない 目立つ花を見せてます。

 

 土手の蛇草なんかの藪に 露草の青が目立ちます。秋の色です。

 夏に欠かせない薬味の紫蘇も 穂を出し始めました。軟らかい葉っぱはお終いです。

 畑には 野生化した青じそと赤紫蘇が生えてました。が 樹みたいな茎になって 穂紫蘇になって来ました。来週には早い株からは 穂紫蘇が扱けそうです。

 

 秋の気配に 長芋ノ蔓にも 零余子が付きました。今度来たら 採って零余子飯にしようと思います。大きい奴は 種芋を作る用に埋けて置きます。

 

 豆類が花の時期になりました。どうも 此処には前に作った作物の肥料分が残ってたようで 株が出来過ぎみたいです。この大納言も枝が立派になり過ぎて 枝が元から欠けてるのがかなり在ります。残った株の綺麗な花に 期待することにします。 

 

 大豆は黒豆や青大豆等 4種類蒔いてあります。皆 株は出来過ぎ気味です。花が咲き始めてますが 間延びしてます。種の分だけでも採りたいもんです。

 

 落花生は今日までは 電気柵が生きていて 獣には入られてませんが、電池もとぼってくる頃なんで 心配です。来週来たら電池交換します。

 里芋がそろそろ 子芋が育って掘れそうです。春に親芋を捨てたのが山際で野良芋になって育ち 見掛けが立派になってます。土寄せされてるわけでもないんで 収穫は望めませんが 掘ってみようかな、

 ちゃんと作った方の里芋です。今年は出来たみたいです。

 地主のYさんが 耕運機で耕して 畝を作りました。大根や冬野菜の菜っ葉なんかの畝作りです。

 家の方の畑は 蛇草なんかの藪にしてしまい、Yさんに耕してとはお願いできません。家の耕運機は故障中でエンジンが掛らないし、秋風に追い立てられて 気は急きます。

 白菜の苗やキャベツ、レタスも下さなくてはならないし、今度持って来た苗の分だけでも と 畝を作りました。

 

 腰より高く伸びた草共を 刈り払い機で剥がし、溝を掘って 前に刈って乾いてた草を放り込み、肥しを入れて 畝にしました。泥縄の仕事そのものです。

 涼しくなってきたんで怠けていられません。残った部分の草を剥がし、片付けてしまわないと Yさんに トラクターを通してもらえません。

 蒔かなくてはならない種は 大根、蕪に菜っ葉類、玉葱や2度目の白菜、その後は豌豆に蚕豆が続きます。

 

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秋明菊が咲き始め、暑さも一段落

2021-09-01 14:07:46 | 秋の走り

 昨日の夜から 風が変わりました。朝 草刈りしてた時は汗だく、夕方迄 汗まみれでした。が、暗くなって風呂から出てからは涼しい風に、鳴く虫共の声が良く通ります。

 居間の前の秋明菊が咲き始めてます。随分 引っこ抜いたり刈ったりして メダカ池の周りだけにしたんですが それでも大きな葉を広げ丈高く一杯に蕾を持ってます。藪になった株元は マツムシなどの住処に良い様で 盛んに鳴いてくれます。

 

 桔梗がまた咲き出しました。やっぱり 秋の花には 桔梗が無くてはならないですね、

 雪国の兄嫁に貰った 食用菊、カキノモト?、の走りです。株も確りしてるし 蕾は房になってるし で 今年は上出来です。

 

 夜からは雨、の予報を信じて 昨日の夕方、キャベツとレタスの苗を下しました。連日の照りで 先週作って置いた畝は からからになっていました。水を運んで 植えましたが、昨日の夜は少しだけ降ってくれました。

 

 今日からは 一寸降ってくれそうなんで 着いて欲しいもんです。

 

 大草になっている畑は 少しずつ起こして草を埋めて 畝にしてます。大根や人参なんかの種を撒いたり、白菜の苗を持って来たり、涼しく成ればなったなりに 仕事は増えます。 

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