里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

金稜辺が咲いても 蜂が来ません

2019-05-11 13:42:07 | 初夏
 昨日は強い日差しで 暑くなりました。その前は寒かったりで 変な気候が続いているようです。
 家の正直者の金稜辺が軒下で満開です。毎年この時季、狂わずに咲き続けて もう半世紀以上です。蜂を呼ぶと言われて 確かにこの花が咲くと蜂が来てましたが、今年は来ません。蜂が少なくなったようです。
 里山の家の裏山に有った大きな樫だか椎だかの木の洞に居た蜜蜂も居なくなって 暫く経ちます。小さな蜂が少なくなったのは実感です。春早くから桜の花に集まっていたのが無いのはすごく寂しい事です。

 虫が少なくなったようだと言えば、屋敷中蔓延っている 蕗にいつもは沢山見たアワフキムシも少ない。おかずにするために採って来る時には 変な虫は無い方が良いんですが、あんまり少ないと 一寸心配。家では除草剤も虫殺しの薬も屋敷内には撒いてないのに、その代わりカメムシの類はいっぱい増えたみたいです。虫の世界も 盛衰は有るようです。
 
 カメムシは 育ち始めた桃には 酷い被害を与えます。幼い桃に嘴を刺すもんだから 実が歪になるし、そこから腐ってきたりします。増えたカメムシのために 桃が育たないのは痛い。薬をかけようにも 敵は飛んで来るんで どうしたものか。

 もう一つ増えた虫は ウリバエの仲間です。小さいくせに大食漢で、屋敷の中では 花や蕾が集中攻撃され 食い尽くされてしまいます。特にバラは被害甚大。花だけではなく 葉っぱが食われる。食われた痕に病菌が入り 何本も枯らしました。
 懲りずに植えた 蔓バラです。やっと伸びて 花を着けました、が 早速食われ始めました。薬は撒きたくないんですが、枯らすのは困るんで、宗旨替えするしかないかと考えてます。蔓バラの根元に植わった常夏も咲いて来ましたが こいつも彼らの好みの様で 花弁を食われて無くなってしまいます。薬を撒くしかないようです。
 
 屋敷中に生えて来た筍が 若竹になって来ました。今朝も一回り回って 何十本か折ってきました。後一月は格闘です。

 畑は草の勢いが付いて来てます。一寸手を抜くと すぐ草に埋まります。作業の半分は草取りです。
 トマトとナスを早生玉葱の空いた所に下し始めました。雨が少ないので 心配です。
 スナック豌豆に続いて グリーンピースが採れ始めました。今晩は豆ご飯です。
 じゃが芋が急に育ちました。花が着いてます。急いで2回目の土寄せをしました。里芋の芽の出し方が遅いようです。生姜も植えましたが目が出るかな、心配。長芋は手に蔓を蒔き付かせてますが、ヤム芋は未だ芽が出ません。早くなるもの遅れるもの、色々です。大根、蕪にキャベツやブロッコリーなんかは今の処順調です。
 トウモロコシやインゲンなんかも芽が出て来ました。夏野菜に切り替わりです。南瓜、胡瓜にオクラなんかは来週下す積りです。 
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