masaring

自己チューの進行形日記でshow。

キネ旬邦画ベストテン。

2007年02月11日 | masaringの内緒話

Dsc_00642月10日キネマ旬報
ベストテンの表彰式が
東京・有楽町朝日ホールで開催された。
そもそもキネマ旬報ベスト・テンとは何か?

『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に
創刊され、現在まで続いている映画雑誌だ。
映画雑誌として、日本では最も古い
歴史を誇っている。

Zatsu_0409_1キネマ旬報賞の始まりは、
当時の編集同人の投票集計により、
まず1924年度(大正13年)の
ベスト・テンを選定したのが、その最初。

当初は「芸術的に最も優れた映画」、
「娯楽的に最も優れた映画」の
2部門(外国映画のみ)だったが、
1926(大正15)年、日本映画の
水準が上がったのを機に、
現行と同様の「日本映画」「外国映画」 の
2部門に分けたベスト・テンに変わった。

戦争による中断があったものの、
大正時代から継続的にベスト・テンは
選出され続けており、
2006年度のベスト・テンで80回目を数える。

キネマ旬報ベスト・テンの特徴は
長い歴史を持つ映画賞ということ。
世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞。
ちなみにアメリカのアカデミー賞は2007年で第79回。
キネマ旬報ベスト・テンの方が1回多いのだ!

1517240つまり、興行成績ではなく
映画の中身で決めるところがいい。
1977年は「幸福の黄色いハンカチ」
この部門の一位だった。
だから、個人的には数ある
映画賞の中でこれが一番好きだ。

 

「泥の河」とか「蒲田行進曲」、
「お葬式」それに「シコふんじゃった」
それぞれの年の一位に輝いている。

ちなみに、邦画の今回のベストテンは

【2006年度日本映画ベスト・テン】
  1位 「フラガール」
  2位 「ゆれる」
  3位 「雪に願うこと」
  4位 「紙屋悦子の青春」
  5位 「武士の一分」
  6位 「嫌われ松子の一生」
  7位 「博士の愛した数式」
  8位 「明日の記憶」
  9位 「かもめ食堂」
  10位 「カミュなんて知らない」
  次点 「ストロベリーショートケイクス」

       

01d094d4この中で観た映画は3作品。
全国一斉にロードショーされた
作品があまり入ってない。
これも特徴だ。
でも、観てみたい映画も多い。
「かもめ食堂」はDVDがすでに出ている。
ちなみに「フラガール」は観たかったが
機会を逃した。
3月にDVDが出るので
是非観てみたいと思っている。

 10010377289    

音楽なら何でも大好きだが、
映画はやはり好き嫌いがある。
元気を与えてくれる映画
個人的嗜好にあってるみたいだ。

   

    

※参考だが、昨年の1位は井筒監督の「バッチギ」
「ALWAYS 三丁目の夕日」は2位だった。

        

☆★☆★☆★☆★☆★(豆知識、映画の日は12月1日ですよネ。)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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キネマ旬報・・・名前だけは知っていましたが、 (showing)
2007-02-12 22:19:12
随分歴史と主張のある立派な賞みたいですね(*^_^*)

紹介のあった2006年の映画で、
私が観たのは2本だけでした。
「武士の一分」と「博士の愛した数式」

一つ質問です。
昨年の1位が「バッチギ」なのに
どうしてベストテンの1位が「フラガール」なの?
よく分かりません。

返信する
showingさん、ご質問ありがとうございます。 (masaring)
2007-02-13 12:30:37
回答になるかどうか分かりませんが、、、。

昭和40年、大幅な規模縮小に追い込まれた常磐炭鉱。
危機的状況の中、炭鉱で働く人々や元々は強制連行されてきた
在日朝鮮人が、職場を失う現実・苦悩に立ち向かい、
町おこし事業として立ち上げた常磐ハワイアンセンター
(現:スパリゾートハワイアンズ)の誕生から成功
までの実話を描いた。ハワイアンミュージックと
本格的なフラダンスショーが描かれてます。
これがあらすじです。

公開前はそれほど注目されていなかったけど、
口コミによって評判が伝わり、
ロングラン上映をする劇場が多く
(特にスパリゾートハワイアンズのある
 福島県いわき市の劇場では連日満員)、
最終的には目標を上回る観客動員110万人、
興収14億円という大ヒットとなったのです。

本選の第1次選考で落選したが、
第79回アカデミー賞の外国語映画賞の
日本代表に選出されたのです。

これらが、評価されたのだと思いますヨ。

ご訪問、ご質問ありがとうございました。
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