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自己チューの進行形日記でshow。

第81回キネ旬ベスト・テン

2008年02月13日 | masaringの内緒話

Dsc_0064随分記事の掲載は遅いが2月5日、
キネマ旬報ベストテンの表彰式が
東京・有楽町朝日ホールで開催された。
昨年もこれに関する記事を書いたので
遅ればせながら、今年も書くことにした。

そもそもキネマ旬報ベスト・テンとは何か?

『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に
創刊され、現在まで続いている映画雑誌だ。
映画雑誌として、日本では最も古い歴史を誇っている。

Zatsu_0409_1キネマ旬報賞の始まりは、
当時の編集同人の投票集計により、
まず1924年度(大正13年)の
ベスト・テンを選定したのが、その最初。

当初は「芸術的に最も優れた映画」、「娯楽的に最も優れた映画」
の、2部門(外国映画のみ)だったが、
1926(大正15)年、日本映画の水準が上がったのを機に、
現行と同様の「日本映画「外国映画」
2部門に分けたベスト・テンに変わった。

戦争による中断があったものの、
大正時代から継続的にベスト・テンは選出され続けており、
2007年度のベスト・テンで81回目を数える。

キネマ旬報ベスト・テンの特徴は
長い歴史を持つ映画賞ということだ。
世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞だ。
ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2008年で第80回。
キネマ旬報ベスト・テンの方が1回多いのだ!

1517240つまり、興行成績ではなく
映画の中身で決めるところがいい。
1977年は「幸福の黄色いハンカチ」
この部門の一位だった。

だから、個人的には数ある
映画賞の中でこれが一番好きだ。

「泥の河」とか「蒲田行進曲」、
「お葬式」それに「シコふんじゃった」
それぞれの年の一位に輝いている。

ちなみに、邦画の今回のベストテンは

【2007年 日本映画ベスト・テン】

41qlrvfbj8l_sclzzzzzzz_ 1位 『それでもボクはやってない』
 2位 『天然コケッコー』
 3位 『しゃべれども しゃべれども』
 4位 『サッド ヴァケイション』
 5位 『河童のクゥと夏休み』
 6位 『サイドカーに犬』
 7位 『松か根乱射事件』
 8位 『魂萌え!』
 9位 『夕凪の街 桜の国』
 10位 『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』
 次点 『愛の予感』

ちょっと待ってよ。私の観た映画が入ってませんよ。

かろうじて、DVDで『しゃべれども しゃべれども』
見ましたけど、、、。

ちなみに、昨年度ベスト・テンに入った作品では、
「フラガール」・「武士の一分」・「博士の愛した数式」
「明日の記憶」・「かもめ食堂」の5作品見てるのに。

そうです。田舎で興行的に採算の取れないのは上映無しです。

20071117_001音楽なら何でも大好きだが、
映画は私的には好き嫌いがある。
元気を与えてくれる映画が
個人的嗜好にあってるみたいだ。

   
※参考だが、周防正行監督『それでもボクはやってない』
 日本映画ナンバーワンに輝いたほか、日本映画監督賞、
 脚本賞、主演男優賞にも選出されている。《五冠だ。》

※「ALWAYS続・三丁目の夕日」は影も形も無い。《残念》

☆★☆★☆★☆★☆★(豆知識、映画の日は12月1日ですよネ。)


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4 コメント

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奇麗にウメを撮られましたね。ウメがにこにこして... (kazuyoo60)
2008-02-13 09:50:28
映画やドラマはじっくりと見る時間があって、
心に余裕がないとダメでしょう。
映画館は苦手ですので、偶然テレビであるときに、
見たのもありますが。
返信する
まっちゃん、今日もこんちわ! (しゅう)
2008-02-13 12:41:09
親戚の兄ちゃんの影響で、中二の時
連れて行ってもらった、ジェームス・コバーンの
スパイ映画を観てから、病み付きになり
洋画ファンを何十年もやりました。

年間、200本位、観ていたこともあります。
最もその頃、2本立て。
クラウディア・カルディナーレ、
キャンディス・バーゲン、
フェイ・ダナウェーなんか.
好きな女優さんでしたね。

チャールトン・へストンの
『猿の惑星』、大好きな洋画です。
高校の頃、初めてのデートで観た
『小さな恋のメロディー』
忘れられない思い出があります。
トレシー・ハイド、かわいかったです。

齢とともに、黒沢映画や、寅さんも好きになり
日本映画も観るようになりました。

ホント、映画は大好きですね。


今日は、ほんま、この冬一番の寒さちゃうやろか。

                しゅうでした。
返信する
★ kazuyoo60様へ (kazuyoo60様へ)
2008-02-13 19:05:46
kazuyoo60様、本記事へもコメントいただき
ありがとうございます。

何故か私。こういうランキングが大好きです。
ランキングの内、幾つ知ってるかで
時代について行ってるな。と納得するんです。

最近は、ロードショーした映画でも
1年も待たずともレンタルされたり
テレビで放映されたりしますね。

でも、家だとやっぱりバタバタして
落ち着いて見ることは出来ません。
映画はやはり、映画館がよろしいですが、
何しろ田舎。
映画見るのに一日掛ける訳には行きません。

田舎はやはり、不便。でも自然があります。
作りものより、自然が勝ります。当然ですよね。

ご訪問ありがとうございました。
返信する
★しゅう様へ (しゅう様へ)
2008-02-13 19:34:04
しゅうちゃん、本日もお忙しいのにコメント
おおきにです。

まっちゃん、ランキング大好き人間ですねん。
そやさかい、ちょっとニュースソースとしては
古いけど記事にしました。

しゅうちゃんの洋画に詳しい訳は
そういう理由だったんですね。
だから、思春期?が人生を左右させるんですね。
年に200本の映画鑑賞!!
何ともすごい数ですね。
それがしゅうちゃんの打つキーボードの
言葉として自然に出てくるんだと思います。
恐れ入りました。

まっちゃんも映画好きですが、足元にも
及びません。
洋画も好きですが、コメントで分かるのは
ジェームス・コバーンの「荒野の七人。」
むしろこの人はタバコ。
ラークのCM?でお馴染みかな?

チャールトン・へストンさんは「大地震。」
フェイ・ダナウェイさんは、
「タワーリング・インフェルノ」位しか見てないです。

『小さな恋のメロディー』が初デート。
まっちゃん爺としては、羨ましい青春だったんですね。
まっちゃん。我が奥さんと初めて見た映画
「寅さん」ですもん。
やっぱり変なまっちゃんでしょ!!?。

                  ほんまに、寒い、さぶい
                  だからお酒を呑む。
                  こればっかりの、まっちゃん。

※コメントおおきに。勉強になりました。
返信する

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