【マリーゴールド・アフリカン。この蜜を求めて来たと思いきや。】
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ミツバチの大群が表の柿畑の一本の枝に密集しているのを
私の母親が発見した。密集しすぎて塊に見えたのだ。
今年、柿は霜と凍害で全滅。花を見ることは無かった。
だから、花を求めてやって来た訳ではない。
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【塊に見える。柿の木の株ではない。ミツバチの大群である。】
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これは多分、「分蜂」と呼ばれる現象だと思った。
「分蜂」は、新しい女王が誕生した巣で起きると言う。
新しい女王は、飛び立ってオスと交尾した後に
巣に戻って来る。すると、元々いた古い女王蜂は、
半分ほどの働き蜂とともにこの巣を去るのだ。
ミツバチは女王蜂だけで巣作りが出来ないので、
こうやって「分蜂」をするのだ。
現に自転車などにも「分蜂」しているのを見たことがある。
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人を刺すこともないと言う。
ほったらかしにしておけば、
またどこかにいってしまうそうだ。
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でも、何しろ道に面している。
近所の子ども達にもしも何かあったら大変だ。
役所に画像を送って相談したら
煙による炙り出しで退散する方法で解決してくれた。
対処の早い部署でびっくり。大感謝だ。
おまけにセイヨウミツバチなら貴重だからと
JAにも報告してくれた。
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でも結果は、ニホンミツバチ。
珍しくも貴重でもないということであった。
我が家の珍事。
ミツバチの大群の襲来の顛末である。
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【しかしながら、自然界はいつも摩訶不思議の連続なんだよね。】