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masaring

自己チューの進行形日記でshow。

三鈷(さんこ)の松。

2006年10月08日 | masaringの内緒話

051009b今日は日曜日。朝はプールに行った。
(脊柱管狭窄症と糖尿病のリハビリ)
自分に課したメニューは
一応こなした。

午後は、刀根早生柿も
終盤を迎えているので
柿畑に行った。

プールの帰り、何か頭をよぎるものがあり
午後の作業中にふと思い出した。
この前、高野山に行った時のこと。
財布の中身が裕福になる話だ。
みんな、内緒で聞いてネ。

  

Ky3821 高野山の大伽藍(だいがらん)の
御影堂(みえどう)の前には
「三鈷(さんこ)の松」と呼ばれる
松の木があって、
ここの松の葉は二本の松葉に混じって
三本に分かれたものがあり、
これには空海が高野山を開かれたことに
まつわる不思議なお話があるんです。
三本の松葉なんです。(普通、松葉って二本だよネ!)

  

今から千二百年以上も昔、
空海が唐から帰られる時、
1本のホウキを授けられたのですが
(何故ホウキなのかは不明)、
なんと、そのホウキの間から
金色に光る「三鈷の杵(しょ)」が
出てきたらしいのですよ。

Koya066 「これはありがたい、
この三鈷は日本での聖地を
きっと教えてくれるに違いない」
と、思った空海は、
その三鈷を日本に向かって投げたそうです。
その後日本に帰って来た空海が、
その三鈷杵を探し求めて各地を歩きまわり、
ついにその光り輝く
三鈷杵がかかっていた松の木を見つけられ、
その地に念願の真言密教の道場として
伽藍の建立をされました。

Sankonomatsu その光り輝く三鈷のかかっていた松が
御影堂の前にある「三鈷の松」
なのだそうです。
この言い伝えのせいか、
ここを訪れる人は「三本の松葉」を
探してお守りがわりに持って帰ります。
ちょっと、四つ葉のクローバーを探すのに
似ているかも知れないですね。

ちなみに、私も必死で探して、即、財布に入れました!!

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この「三本の松葉」を財布に入れておくと、
いつも財布の中は、お金でいっぱいに
なるらしいのです。

これは、高野山のボランティアガイドさんが
ツアーのお客さんに、説明していたお話、なんです。
ひとり旅の私は、なにくわぬ顔で
その団体に紛れ込んで
聴いていたのです。

でも、あれから10日以上も経ったけど
娘の授業料を送金したり
車の修理をしたり
色々、出費ばかりで
財布の中には、わずかの小銭と
「三本の松葉」しか入っていません。

  

Tone11 一年間、丹精込めて収穫した柿の
販売代金が振り込まれても
赤字かどうか心配するご時世。

こんな、おいしい話は無いですよネ。

コメント (7)
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