malのあっちこっちブログ

山・旅・料理。。。

気ままに、気張らず、、出来ることを、、、

VIRONのランチ・・・

2012-03-13 21:18:41 | グルメ
渋谷の東急本店の前にその店はある。

1階はパンを売っていて、2階がレストラン。

10時からの開場を待ってフェルメールを観て、それからだから11時20分ごろだった。

すでに順番待ちで7番目。

あれぇ~どのくらい待つんだろうか・・・と思い悩んでいると、ほどなく2階から元気な

ギャルソンが足音も高く駆け降りてきて

「12時45分から予約が入っているため、1時間前後でもよろしいと言われるお客様は
これから順次ご案内いたします」

と、声高らかに宣言された。

幸いにも15分ほどで順番が回ってきて席に着くことができた。



早速、メニューを見る。

                 

                 一皿コース、二皿コースがあったが、お互いが目配せして一皿コースに・・・


アタシは

           
           ゆり豚のソテー

この豚、ほとんど塩味だけだったような気がするけど、旨かった。

なんか、好きだなぁ~こういうシンプルな味付け。

フレンチマスタードもたっぷり付いていたけど、そのままが美味しかった。




っで、相方は


子羊とほろほろ鳥のナントヤラ

下に敷いてあるのはクスクスなんだけど、苦手らしい。

アタシに分け与えようとするんだけど、アタシだってクスクスだけぢゃあいらないよ。


で、バケットがつく。

                

                1回に4切れ付いていたのだが、お替りして、バターも頼んだ。

すると

          

          ECHIREのバターがでてきた。当然、別料金。

          舐めるようにバターを食べるアタシは、残らず食べきった。。。


アタシは初めてこのお店に入ったんだけど、カジュアルなフレンチで、それなりに美味しい。

パンも、美味しい。

塩加減がいい。

ランチはバケットだけだけど、家用に二個買って帰った。

フェルメール展

2012-03-12 14:55:56 | 美術館
会期が迫っていたフェルメール展に行ってきた。

                            

                            今回のチケットは2枚ともインターネットで購入、締めて2120円。
                            Good Jobである。




場所は東急BUNNKAMURA

                      

                      場所はいいけど、その分会場は狭い。


今回の出品総数は40数点、フェルメールも含めて10号前後の小作品が多かったので展示できた感じがするけど、

もうすこし、ゆとりをもった空間があれば、もっとゆったり観賞できるのになぁ~

ちょっと残念。



さすがに東急本店のウィンド、展示方法もオシャレである。

  

額装の絵が展示物ではなくて、その右下に半ば隠れるように立てかけてある「手紙を書く女」と「手紙を読む青衣の女」が

展示品なのだ。。。

この辺の展示方法もナカナカ・・・・・



「・・・青衣の女」はアムステルダムの美術館で修復されて鮮やかなマリンブルーになっていた。

これが、ラピスラズリのブルーなのだが、、、

修復されたおかげで、壁面の下色にあるブルーがはっきり見えていた。

                                      

3か所の○印のところにハッキリとブルーが見えていた。



もっと驚いたのが、右側にある椅子。

背もたれや、座面の側面に打たれてある真鍮の釘の頭までがハッキリ見えていた。



会場はモチロンおばちゃんとおじちゃんの見本市状態だったが、静かに鑑賞されていたっけ。。。


会場出口付近の土産店では、フェルメール全37点のデジタル処理された複製品が売られていた。

5cm四方を1400万画素の写真で撮り、それをデジタル処理してほとんどの作品が原寸で複製されていた。

複製するに当たっては、デジタル原稿をすべての所蔵美術館に送って複製状態の確認を取ってからの作業だったらしい。

この処理方法ですると、色の退色がほとんどないそうだとか・・・

人気の「真珠の耳飾りの少女」などは60人くらいの人が購買申し込みをしていたっけ。。。

世界中の美術館が所蔵しているフェルメールを、すべてその場所で見ることはできないけど、

せめて見たい1点を、その所蔵先で見てみたいなぁ。。。。。

ヨハネス・フェルメール・・・

2012-03-09 15:26:16 | 美術館
今年は空前のフェルメールブームだ。

今は、渋谷BUNKAMURAで3/14まで開催されている。

展示されている作品は

                 

                 手紙を書く女と召し使い

                              

                              手紙を書く女

                                           

                                           手紙を読む青衣の女

誰が付けるのか?この人の作品には「○○○の女」と言う題が多い。

宗教画や教訓めいたものではなくて市民層を描いた風俗画が多いせいだろうか。。。




このBUNKAMURAの後も6/30~9/17まで東京都美術館で



真珠の耳飾りの女

               

               ディアナとニンフたち



同じ時期に国立西洋美術館で

                    

                    真珠の耳飾りの少女

と続く。

さらに東京都美術館展は9月に神戸市立博物館へ、国立西洋美術館展は10月に九州国立博物館へと旅立つ。



興味があったのでちょっと調べてみた。

最初に日本で開催されたのは1968年

                         

                         前述の「ディアナとニンフたち」1点だけだった。

続いて1974年

               

               「窓辺で手紙を読む女」この時も1点

次が1084年。10年間日本には来ていない。

                            

                            「真珠の首飾りの女」とまたもや「ディアナとニンフたち」

そして、1987年と1999年に

                

                「手紙を書く女」

この間12年。全く人気のない作者としか思えない。

ところがこの間、ワシントンとオランダのハーグで95~96年に全35点中20数点が集まった大回顧展が開催された。


で、2000年の日本展では

                    

                    現存するフェルメール最初期の作品「聖プラクセディス」



天秤を持つ女

             

             リュートを調弦する女

                              

                              真珠の耳飾りの女

                                             

                                             地理学者

そして、

          

          恋文

5点中4点が初公開だった。

その後も2004年からは毎年のように



「絵画芸術」や

              

              「牛乳を注ぐ女」という初公開作品や

「窓辺で手紙を読む女」や「恋文」などが公開されていたが、今年のような開催は2000年以来となる。




フェルメールの作品は何度も盗難にあったものや、その時代の解釈や作品に込めたメッセージなどのちの批評家が色んなことを述べているが、

アタシ達が知っている作品以外にも面白いものがあるので紹介する。






眠る女

          

          婦人と召使

                    

                    「天文学者」この作品は「地理学者」と並んで男性像の単体では2点しかない。

                           

                           中断された音楽の稽古

                                     

                                     赤い帽子の女

                                               

                                               水差しを持つ女



紳士とワインを持つ女

          

          信仰の寓意

                    

                    「少女」この作品は雑な仕上がりから真作かどうかの議論がある

                              

                              「取り持ち女」どんな女ぢゃ?

                                        

                                        士官と笑う女



合奏

          

          音楽の稽古

                    

                    ワイングラスを持つ娘

                           

                           レースを編む女

                                     

                                     「マリアとマルタの家のキリスト」最初期の作品




デルフトの眺望

          

          ギターを弾く女

                    

                    ヴァージナルの前に立つ女

                              

                              ヴァージナルの前に座る女

                                        

                                         「ヴァージナルの前に座る若い女」なんて言う3連作もある。


そして、1658年作の

                  

                  「小路」この作品も数少ない風景画として割と見かける。



フェルメールの「青」はラピスラズリの青として有名だけど、どうやら青そのものにではなくて隠し味として壁などの下色としても使われていたらしい。

以前のブログでも書いたがラピスラズリの青では、どうしても薬師寺の平山郁夫の玄奘三蔵伽藍が思い浮かぶ。

楼蘭や敦煌で仰ぎ見る星空はきっとあの青なんだろうなぁ・・・・・         

ももいちご・・・

2012-03-07 19:35:51 | グルメ
長い間、生きてきましたが、、初めて知った名前でした。



たて5cm、よこ4cmもある、、デッカイいちごなんです。





こんなイチゴは

              

              まず、ヘタを取る。

                             



そして、

          

          一回

                   

                   二回

                            

                            三回で食べきる。



これがどうやら正統派の食べ方のようです。




っで、今日の晩御飯は・・・・・

                 

                 ももいちごっす。。。

          

またまた苺ジャム・・・

2012-03-05 21:51:02 | 日々のこと
ネットサーフィンをしていて、

ネットオークションにつかまって、、

「あまおう」を2kgも買っちゃいました。。。

                            

                            生では食べきれるものではないし・・・



そうだ、ジャムにしよう!


ってことで、またまたジャム作りに励みました。。。って、大したことないぢゃん。



前回は甘すぎる、と不評だったので、、

今回は10%ほど砂糖を抑えて、なおかつ、仕上げのレモンも効かせて、、

チョッピリ大人の味に。。。



でも、煮ちゃうと悲しいんだよねぇ・・・

中の水分がどんどん出てきて、しぼんぢゃうのは、、マジ悲しい。。。


でもね、この水分って、、100%イチゴ水。

トーストにかけても、ヨーグルトにのっけても、、アイスクリームにかけても旨い!



深紅のストロベリージャムを、どうぞ召し上がれ!

肉まん、ならぬ味噌まん・・・

2012-03-04 20:08:40 | グルメ
どっかのテレビで旨そうだったんで、作ってみようということになった。

生地は相方にお願いして練ってもらう。

そして、アタシの膝の上でしばし抱いていると、発酵して膨らんできた。

それを四等分して

               

               それからもう一度半分にして八個分の生地にする。


タネは、深谷ネギと細かく刻んだ豚ばら肉と味噌

                             

                             そいつを包んで

                             

出来上がり

            
                            


それを蒸籠に入れて、もう一度寝かすこと20分(火は入れない)



ジッと我慢の20分




そして、今度は沸騰した蒸籠に入れて10数分

                            

                            ぷっくり膨らんだ味噌まんの出来上がり




5個も食べたら、マジで晩飯食いたくなくなった。。。。。





メゾンカイザーのランチ・・・

2012-03-03 21:32:11 | グルメ
美術館、博物館に行くと、、その帰りには決まってランチタイムとなる。

何故なら、混雑をできるだけ避けるために開館前から並んで、なおかつ、可能なら順路とは逆から見て回る。

コレ究極の混雑を避ける方法・・・なんちゃって。。。



まぁ要するに美術館や博物館は凡そ、9時から10時までの間に開館する。

よって、見終わる頃は12時から13時ころとなり、ランチタイムとなるって訳。。




そんな訳で、この日はメゾンカイザーと言うパン屋さんがやっている店でランチとなった。

パン屋さんなんだから、当然主食はパン。

                         

                         こんな籠盛りのパンを3回くらいお替りしちゃったっけ。。。





因みにアタシのメインは

                  

                  スープ、一応クリームスープ



相方のは

           

           サラダランチとか。。。


見方によっては



美味しそう・・・でしょ?



相方の食後の感想

「しばらくパンの顔は見たくない!」、、、だって



そんなに食べなきゃいいぢゃん!!!


古代オリエント博物館

2012-03-02 21:21:36 | 美術館
サンシャインシティ文化会館7階に行ってきた。

                              

エレベーターを降りると砂岩で作られた、それらしい導入部になる。

入り口には井上靖の書による館名がある。

                           


それらしい長い導入部を通って行くと

                        



チケット売り場とスーベニアショップがあり、そこの壁面にレプリカの



象形文字と

          

          フェニキア文字

                      

                      そして、楔形文字が掲示されている。

説明文には



んなことが書かれていた。



写真撮影ができるのはここまで。




入ると、いきなり正面にハンムラビ法典の書かれた実物大のレプリカがドドーンと建っていた。

聖書にある「目には目、歯には歯」の出自がハンムラビ法典にまで遡ることは良く知られたことだけど・・・

このことが「やられたら、やり返せ」と言っているのではない、と書かれています。

当時のバビロニアは、上層自由人と一般自由人、そして奴隷の三つの階層の別れていた。

そこで、この法典を作ったハンムラビは、法典の後書きで、

「強者が弱者を損なうことがないために、身寄りのない女児や寡婦に正義を回復するために、・・・、

虐げられた者に正義を回復するために、私は私の貴重な言葉を私の碑に書き記し・・・」と

明記されているそうです。

いつの世にも高い志を持った賢者はいるものですねぇ。。。



はるか悠久の彼方を思い描きながら、見て回っている傍を、、

ベチャクチャ言い合いながら見て回っているヲジサンとヲバサンの二人連れ二組。

あんた達うるさい!


すこしは周りに気を遣ったらどうなのよ!!!